晩年 (角川文庫)

著者 : 太宰治
  • 角川グループパブリッシング (2009年5月23日発売)
3.54
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  • 8レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099162

作品紹介

「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」。ヴェルレエヌの詩で始まる「葉」、名家の六男に生まれ、乳母の手で甘やかに育てられた幼少期、伸びやかな少年期を、子供特有の自意識や狡さを交え描いた自伝的作品「思い出」、自らだけ助かった心中事件に材を得、その後過ごした療養所を舞台に描いた「道化の華」など、24〜27歳にかけて発表した15篇を収録。遺著のつもりで『晩年』と名付けた、第一創作集。

晩年 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」。ヴェルレエヌの詩で始まる「葉」、名家の六男に生まれ、乳母の手で甘やかに育てられた幼少期、伸びやかな少年期を、子供特有の自意識や狡さを交え描いた自伝的作品「思い出」、自らだけ助かった心中事件に材を得、その後過ごした療養所を舞台に描いた「道化の華」など、24~27歳にかけて発表した15篇を収録。遺著のつもりで『晩年』と名付けた、第一創作集。

    【感想】



  • 新年一発目は太宰治。

    終始切なかった。
    面白い!という訳ではないのに
    不思議と惹きつけられた。
    現代まで引き継がれる理由は
    なんだろな〜。謎だ。

    この作品のメタファーが
    あるとすれば、未熟な私には
    よくわからなかったです。

  • 「ビブリア古書堂の事件手帖」三上延著の謎解きの古書 なので 兎に角 読了してみた。
    頭脳明晰 子供の頃の記憶が見事な 自己顕示欲の強い 感性豊かな男性の文章なので カマトトぶらなくも 分からないところが多々。
    語彙が素晴らしい。

  • 剥き出しの感受性も自我も

    あの頃読んだ時とは違う受け止め方




    おっさんに片足つっこんでいるからなんだろうか



    またしばらくして読んだらどんな感じを受けるのか楽しみ

  • 道化の華が人気あるんだろうなーとか思いつつ列車、玩具が好き。10年後また読み返したい。

  • 支離滅裂の美学

  • 「道化の華」が私は一番好きですかね。
    下手に何も言わない方が良さそう、
    誰でも一読はするべきなのではないでしょうかという印象の一冊。
    好きとか嫌いとかじゃなくって(私はこの一冊をそこまで好きと思わない)読まざるを得なくなってしまう感覚でしょうか。
    読者がそれぞれの物語の渦中に引き込まれてしまうような、そんなでした。

  • 今さら説明しなくても誰もが知っている太宰治の第一創作集。「葉」、「思い出」、「魚服記」、「列車」、「地球図」、「猿ヶ島」、「雀こ」、「道化の華」、「猿面冠者」、「逆行」、「彼は昔の彼ならず」、「ロマネスク」、「玩具」、「陰火」、「めくら草紙」の短編15編から成っており、大半は太宰が23〜24歳の頃に書かれた作品です。

    多彩な実験的手法のオンパレードで、デビュー作にして、その後の太宰作品のエッセンシャルがつまりまくっています。

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