- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041099643
作品紹介・あらすじ
小学6年生の優真は、親の海外転勤の影響で、叔父と暮らすことに。しかし、叔父に連れられて訪れた家は“神隠し”の伝承がある森に建っていた。その家で過ごす最初の夜から、不気味な出来事が立て続き――。
感想・レビュー・書評
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いつものホラーに比べると今ひとつかな
ミステリーとしてはよく練られていると思います
叔父さんが寝ているのに目だけが開いてジッと…は、ゾッとしました -
いつもの三津田先生のゾクゾクする怖さは控えめだった分、ミステリとしては満足できる内容。確かに最後の1行まで気は抜けない。
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三津田信三さんの作品は大好きなのだが、以前と比べて面白みに欠ける気がしてならない。
家シリーズの他の2作の絶望感や、人知を超えた恐さがたまらなかったのに、僕が飽きて来たのか?
事件の解決のために、有得ない事を使うのは、ちょっと強引だし最後の終わり方も、そっちかいと突っ込みたくなるような感じでも、インパクトは薄い。 -
著者が得意とする物件ホラーに今回も怖がらせてもらおやないけ。。と楽しみに読んだらこれ結局安っぽいスリラーじゃねえか。と毒づきたくなるのは著者の作品に対する期待値があまりにも高くなってしまっているため。以前感想を書いた「よもつひらさか」みたいなポンコツとは異なり普通に楽しめる作品で一気読み。
あるおもちゃの伏線がラストで生きるんだけどイマイチ弱いよね。主人公そんなサイコパスじゃないし。なんというか、唐突感が強く、どんでんがえしのためのどんでんがえしになってしまっており、必然性がなく読者に媚びているように見えてしまう。
過去作を読み返したくなった。