つくもがみ笑います (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 323
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099650

作品紹介・あらすじ

お江戸をひっくり返せ―! お八つにおしゃべりの平和な日々が一転、 小刀の阿真刀、茶碗の文字茶、木彫りの青馬ら、新たな仲間の出現で、 つくもがみたちが世直し一揆!?お江戸妖ファンタジー第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 視点は清次とお紅の息子である十夜。そして付喪神たちに移り賑やかに(^^)
    登場人物も増えた所で事件も倍増。
    時代は既に武士よりも町人たちへ。
    やはり安心して楽しく読ませて頂きました。

  • そこそこ大きな騒動が起こっているのにつくもがみがちょこちょこと動き回っているせいか妙に可愛い出来事に見えてしまう。悪役もほっこり悪役なので憎みきれずこんなつくもがみが近くにいたらほんとうらやましいと思ってしまう。

  • 20200917?位に読了。つくもがみシリーズ第三弾。つくもがみ達が大活躍。十夜達もそろそろお年頃なのねー

  • 古道具を貸し出す出雲屋には付喪神がいて、店から貸し出されることで働いている。
    しゃばけシリーズとは違い付喪神が小さくて偉そうなのが可愛らしかった。

  • つくもがみシリーズ第3弾

    お馴染み「出雲屋」の付喪神の面々
    前作より更にフレンドリーになって、ますます「しゃばけ化」してきた感(笑)

    かなりオオゴトな事件に巻き込まれながらも
    付喪神たちの可愛い活躍で
    なんとなく解決できちゃう安心感。

  • つくもがみたちが可愛かった!つくもがみシリーズ第3弾ですが、第1弾&第2弾を読んでいなくても充分に楽しめます。

  • しゃばけシリーズで人懐っこい付喪神や妖たちを見てきたので、1作目のよそよそしい付喪神たちに物足りなさを感じていたけど、ここにきて大人にも馴染み、我先に喋りたがる付喪神たちにほっこりしました。
    幼いうちから奉公に出て親元を離れるこの時代、拾い子でも負い目を感じることなく大切に育てられて、血縁関係なんて関係のない人情味溢れる人間関係に心温まります。

  • 新たな付喪神も登場して事件解決へ精を出す出雲屋の面々。

  • ほんわか付喪神シリーズ。基本隠れているとはいえ結構人に姿を見せてる。屏風が不機嫌になるのはごもっとも。百年君はスケールがでかすぎてよくわからなかった。

  • それぞれのお話が一つの物語になっていて、付喪神達がどうなってしまうのか。春夜って誰?等々読み進めつつ前のお話に少し戻って・・・(笑)をしながら読みました。いつの時代も不老不死って考えちゃうんですねぇ。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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