1日1個、川原にパンを拾いに行く。 つれづれノート 38 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2020年10月23日発売)
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本棚登録 : 180
感想 : 10
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  • 本 ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099728

作品紹介・あらすじ

今後の人生の孤独感を乗り越えるために、どうすればいいか。生きるうえでの仲間を作りたい。そのために長期計画でいろいろ模索している。もの作りの仲間を作りたい。私は結局、何かを作るのが好きだし、何かを作るのが好きな人が、好きなのだ。今、コロナで世の中は右往左往してるけど、少しずつ落ち着いていくだろう。思いがけないことを知るチャンスかもしれない。とにかく私は目の前のことを、変わらず今日もやっていこう。

感想・レビュー・書評

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  • 淡々としててその分安心して読める。
    コロナ禍が始まった頃の日記なので、当時の自分を重ねて振り返るような体験ができたのが良かった。

  • 銀色夏生さんの日々の日記。
    さくとカーカの動向がいつも興味深い。

  • ちょうど一年前2020年2〜7月の日記。

    読みながら、はじめての緊急事態宣言の頃をすごく昔のことのように思い出します。
    それでもいつものように自分らしく生活している銀色夏生さんに私もほっとします。
    息子のサクくんはうちの長男の一つ年上なので、いつも成長を重ね合わせて楽しみにしているのだけれど、サクくんが就活で内定をいただいた日は私も嬉しかったです。

  • つれづれ38 ここまで読み続けるといけるとこまでいきたい気持ち読書w
    2018/2月〜7月の日記
    ちょうどコロナ緊急事態宣言下であの頃の不穏で不安定でドキドキした気分を再確認
    積んでたらつれづれ40まで出ていた!

  • 日常がそのまま反映されていて、安定感があり好きです。

  • 旅行好きのイメージのある銀色さんがコロナ禍をどう過ごしているのか気になって久しぶりに手に取りました。
    淡々として、切り口や視点がやはり面白い。
    夏以降の過ごし方にも興味があるので、続きが出たらまた買うと思います。

  • 一時期離れていた時もあったけど、やっぱ読むと落ち着く。一緒の同士みたいな感覚。

  • 川原にある錆びた石っころがほんとにパンに見えるぅ。
    特にフランスパンの欠けたやつ。
    それらを日課おように拾いにいく銀色さん。
    コロナの影響もあまり受けず、(引きこもり生活のうえ、仕事もひとりでする仕事だしね)でも、毎日のように行ってたジムにはあまり行けなくなったみたい。
    サクも京都の会社の内定をもらったようだし、いよいよ宮崎に拠点を移す日が近づいたか。
    セッセはひとりで家を立てなおすらしいけど、いくらケチだからって素人がそんなこと出来るのかな。
    そして庭造りに精を出す銀色さん。いろんな苗を買って草むしりや剪定やらまぁ、プロの人に頼んだりもしてるようだけど、マメじゃないとできないわ。
    今回はあまりカンちゃんは登場せず。
    性転換アプリのかんちゃんには笑った。

  • 2月から7月…
    コロナ禍の東京都内と宮崎。

    うん?
    ご本人も書いてるけど
    生活自体は意外と…。
    もちろんジムに行けなかったり
    お買い物などのお出かけに
    困ったりしている部分もあるものの。

    庭いじり、半月に一回だからか
    まだ飽きてないみたいですね(^_^)

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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