みんなが、ひとりでいても寂しそうに見えなければいいのに つれづれノート39 (角川文庫)
- KADOKAWA (2021年4月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041099735
作品紹介・あらすじ
私は人生のピークを最晩年に設定している。年をとってから一番楽しさのピークを迎える、という人生でありたい。そのために、今、日々を淡々と過ごしているのだ。銀色さんの壮大なる記録、第39弾。
感想・レビュー・書評
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39にして初めて読んだ。
いろんな人がいて、いろんな考えがあって、いろんな生き方がある。他者の考えも否定する事もなく、合わせる事もなく、自分は自分らしく好きに生きていい。
そんなふうに感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1990年代のヒット曲みたいな
サブタイトルになってるわ(^o^)
どの人の意見にも、
その中のひとカケラ分ぐらい
好きなところがある。
(186P)
まさに!そういう気分で
私はこのシリーズを読んでいるのです。
やっぱり緊急事態宣言下でも
あんまり生活のリズム変わってないみたい。
でも、精神的にはそのほうが
ストレスたまらなくていいのかもなぁ。 -
日記エッセイの第39巻目。
そうとは知らずに読んだので、ある意味新鮮な気持ち。
誰もが一人ひとりの毎日を生きていて、
その何気ない日常の愛しさを感じる。
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つれづれ39 2020/8月〜2021/1月
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銀色さん。よく読んでいたのは、中学生のころかな?自由に変わりながらも、スタンスが変わらず、これからもずっとその考えや言葉を教えていってほしいな。
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このシリーズに対して、感想というものは個人的にないです。
人の日常を見るのが好きな人には、オススメです。
銀色さんは作家さんで一般人よりお金があるので、私にはできないような日常を送っていて羨ましく楽しんで読んでいます。 -
これしか読んでないけどかなりシリーズあるんですね。1人の日記を追えるのすごい
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日記エッセイであり、正直にご自身の気持ちを綴られているとの印象。日記として記することはできても、出版となると勇気が要ると思います。
私が惹かれたところは「人生のピークを最晩年に設定している。少しずつ山を登り歳をとってから楽しさのピークを迎える、という人生でありたいと思っている」との文章。 -
つれづれノート39
銀色さんの心の声が題名に現れている一冊。
数冊前のやたらスピリチュアルに傾倒していた頃は思わず読み続けるのをやめようかと思ったけれど、今回は元来の銀色さんらしさが戻っていて読んでいて嬉しかったです。
いよいよ子育てを卒業し、何ものにも縛られない暮らしを手に入れようとしているワクワクした様子が伝わってきました。
それと同時に一人で暮らしていく、孤独への向き合い方など「ええかっこ」しない自然体の心持ちがみえて、そうそう、こういうつれづれが読みたかったのよね、と思えました。
これからの本も楽しみにしています。