みんなが、ひとりでいても寂しそうに見えなければいいのに つれづれノート39 (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.55
  • (2)
  • (14)
  • (12)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 208
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099735

作品紹介・あらすじ

私は人生のピークを最晩年に設定している。年をとってから一番楽しさのピークを迎える、という人生でありたい。そのために、今、日々を淡々と過ごしているのだ。銀色さんの壮大なる記録、第39弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 39にして初めて読んだ。
    いろんな人がいて、いろんな考えがあって、いろんな生き方がある。他者の考えも否定する事もなく、合わせる事もなく、自分は自分らしく好きに生きていい。
    そんなふうに感じた。

  • 1990年代のヒット曲みたいな
    サブタイトルになってるわ(^o^)

     どの人の意見にも、
     その中のひとカケラ分ぐらい
     好きなところがある。
     (186P)

    まさに!そういう気分で
    私はこのシリーズを読んでいるのです。

    やっぱり緊急事態宣言下でも
    あんまり生活のリズム変わってないみたい。
    でも、精神的にはそのほうが
    ストレスたまらなくていいのかもなぁ。

  • 日記エッセイの第39巻目。
    そうとは知らずに読んだので、ある意味新鮮な気持ち。
    誰もが一人ひとりの毎日を生きていて、
    その何気ない日常の愛しさを感じる。

  • つれづれ39 2020/8月〜2021/1月

  • 銀色さん。よく読んでいたのは、中学生のころかな?自由に変わりながらも、スタンスが変わらず、これからもずっとその考えや言葉を教えていってほしいな。

  • このシリーズに対して、感想というものは個人的にないです。
    人の日常を見るのが好きな人には、オススメです。
    銀色さんは作家さんで一般人よりお金があるので、私にはできないような日常を送っていて羨ましく楽しんで読んでいます。

  • これしか読んでないけどかなりシリーズあるんですね。1人の日記を追えるのすごい

  • 日記エッセイであり、正直にご自身の気持ちを綴られているとの印象。日記として記することはできても、出版となると勇気が要ると思います。
    私が惹かれたところは「人生のピークを最晩年に設定している。少しずつ山を登り歳をとってから楽しさのピークを迎える、という人生でありたいと思っている」との文章。

  • つれづれノート39

    銀色さんの心の声が題名に現れている一冊。

    数冊前のやたらスピリチュアルに傾倒していた頃は思わず読み続けるのをやめようかと思ったけれど、今回は元来の銀色さんらしさが戻っていて読んでいて嬉しかったです。

    いよいよ子育てを卒業し、何ものにも縛られない暮らしを手に入れようとしているワクワクした様子が伝わってきました。
    それと同時に一人で暮らしていく、孤独への向き合い方など「ええかっこ」しない自然体の心持ちがみえて、そうそう、こういうつれづれが読みたかったのよね、と思えました。

    これからの本も楽しみにしています。

  • かーかとの関係が良好の様子。
    カーカのフィルターを通すと自分の感情を整理整頓できる。
    いいじゃない。なんでもはっきり言うタイプっぽいもんね。You Tube聞いて思った。
    朝からピーマンの肉詰め作ったり、(コウケンテツのYou Tubeよくみてるみたい)トマトすき焼きやカツレツとか美味しそう。
    プールで猫泳ぎしたり、メルカリで失敗したり、何気ない日常が面白い。
    意外だったのはトランプのことそんな嫌いじゃないみたいで少し驚く。政治に興味を持てたし良かった的な感じで。

    次回のつれづれからはサクも自立していよいよ銀色さんも宮崎に居を移し、人生3幕だとすると3幕目に入ったと書いてある。
    いろいろやりたいこともいっぱいあるみたいだし、まだまだ楽しみだわ〜

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×