誘拐リフレイン 舞田ひとみの推理ノート (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 267
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099773

作品紹介・あらすじ

JK探偵がすべてをひっくり返す!さらわれた幼児の命を救えるか?

歌野マジック全開のミステリシリーズ、角川文庫で始動!

引きこもりの少年、馬場由宇は、近所に住む大久保家の幼児虐待を疑っていた。
ある日、件の幼児、真珠を炎天下の車内から助け出し、弾みで自宅に連れ帰ることに。
だが、目を離した隙に、何者かが真珠を連れ去ってしまった! 
困り果てた由宇は、いくつもの難事件の解決に関わった友人、舞田ひとみに助けを求める。
しかし、ひとみの推理で一度解決したかに見えた事件は思わぬ形に変貌していき……。
謎が謎を呼ぶ誘拐ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 臆病な性格の主人公馬場由宇と元同級生の舞田ひとみが連鎖的に発生する誘拐事件を解決する物語。

    いい意味で言うと読みやすいさらっとした内容だった。読者の想像を裏切他ない結末と多少強引さもあるようなトリック、表面しか追わない登場人物たちの心情、どれをとってももう少し物足りないという印象が残った。
    家族の愛情をテーマにしているということは伝わったが、そこまで胸に響く読後感はなかったように感じて少し残念だった。結局物語の中で活躍するのは強い意志をもったひとみだけで、周りはただぼんやりと時を進められているような印象があって感情移入がしにくいせいもあるのかもしれない。

  • かなり厚い本でしたが一気読みでした。
    こんなに都合よくと思うところもありましたが、タイトルどおり相次ぐ誘拐にドキドキしました。
    気軽に物語に身を委ねて読むには最適でした。

  • 大久保夫妻がクズすぎるし、
    あの人達では、こんな計画考えられないと思う。

    まあ、面白いけど長いなぁ。

  • 行き当たりばったりであんなに作戦立てられるかしらと思うけど、誘拐事件は最後までどんな構造なのかわからずハラハラ。違和感あったところが伏線だったなあー。絡み合った家族のあれこれはなかなかほどくの難しいよね。ぱっとみ怖くて付き合いたくないような人も元はそうしたくなくてもそうとしか生きられない人たちなのかもしれない。どうかみんな健やかであってほしいなと祈ったり。


  • 二重三重に入り組んだ誘拐もの。真相は胸糞ではあったが思いもよらぬものですっかり騙された。

    由宇のキャラには若干イライラするが、家庭環境と彼の置かれた状況を考えると仕方ない部分はある。それ以上にひとみの親はどうかしていると思ったが、弟の世話はビジネスでやっているということなのでまだ救われる。あんな家は飛び出して父親のことは全部後妻に押し付ければいいと思ってしまった。

  • シリーズの最初は小学生だった、舞田ひとみも高校生。元々個性的な性格だったが、そのまま成長しているよう。推理力は、ますます磨きがかかって、誘拐事件を解き明かす。
    このシリーズは好きなのだが、次回ひとみは大学生だろうか?

  • 序盤のテンポは素晴らしかったが…中盤にかけて失速感が…終盤の展開に関しては、ちょっと蛇足。
    全体的な構図としては面白かった。

  • オチは想像通り。
    ちょっとツライ展開。

  • 主人公は引きこもりの少年。ある時、自室の窓から見える隣のアパートのベランダに小さな子がいる事に気付く。それから何度もベランダでその子を見かけるうちに、虐待を疑うようになる。
    4つの誘拐が絡み合うミステリです。読みながら期待していたラストでなかったのは少し残念でしたが、面白かったです。しかしながら、探偵役の舞田ひとみは危なっかしいですね。本人には自信や勝算があるのかもしれませんが、読んでいる方はハラハラしてしまいます。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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