名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 152
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099780

作品紹介・あらすじ

金貸しの女の刺殺体となって自宅の焼け跡から発見された。捜査が難航する中、所轄の刑事、舞田歳三は、11歳の姪、ひとみの何気ない一言から事件の真相に気づく。さらに歳三の周囲で次々に起こる難事件。その思いがけない真実が、ひとみとの日常の一コマをきっかけに明らかになっていく。そして、ひとみにまつわる家族の秘密も......?歌野マジックが炸裂する、伏線だらけの本格ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 刑事の舞田歳三と、11歳の姪 舞田ひとみが解決するミステリー小説です。
    事件を解決するきっかけは、「会話」にある。今回の小説を見て感じました。
    大人が知る世界「舞田歳三の意見」
    子供が知る世界「舞田ひとみの意見」
    2人の意見が組みあわせることによる新たな意見ができる。中には、大人だけが知るべきで、子供には教えるべきではない事など、一人の大人として悩みが出てくる場面がありますが、この2人ならどんな事件だって解決できる、乗り越えられる。そんな明るい家族愛にあふれる小説となってます。

  • 安楽椅子探偵のひとみとおじさんの歳三のコンビで事件を解決する短編集と思っていたが、ひとみは全然推理しないことに驚いた。このシリーズを初めて読んだので続編は違うのかもしれないけど。
    それぞれの話の結末はそこまで面白いというわけではないが、前の話と関連性のある事件や、最後に明かされる母親の話とか、連作短編らしいところはとてもよかった。

  • 叔父さん、姪ともに
    ちょっと苦手。

  • 会話シーンが読みづらい。
    誰が話してるのかわからなくなる。
    登場キャラ達の性格が最後までよくわからなかった。

  • 短編のそれぞれの意外な真相に驚かされる。

    そのうえで、
    ときどき登場する野々島愛って誰だろう?馴れ馴れしいけれど、歳三の彼女ではなさそう。本筋には関係ないが気になって読み進めていると、最後に衝撃の真相。
    この後が気になる。

  • 未読と思って読み始めたが、
    以前に読んだ本を加筆・改題したものだった(^ ^;

    でもだいぶ手を加えられたのか、
    私の記憶力が怪しくなったのか(^ ^;
    途中まで既読であることに全く気づかず(^ ^;
    三作目の結末まで読んで、ようやく思い出した(^ ^;

    確か以前に読んだときは、
    「舞田ひとみ11歳、ダンス ときどき探偵」
    みたいなタイトルだったような。
    で、確か「タイトルになってる割には
    舞田ひとみが探偵として活躍しない」
    という印象を抱いたような(^ ^;

    今作では、タイトルから舞田ひとみが抜けた分、
    若い刑事の活躍譚として読めるような。
    その謎解きのきっかけとして、ひとみが役立っている。

    時に何の説明もなく出てくる近しい(らしい)
    登場人物がいるが...最後の最後に関係性が分かる。
    分かると、あ、この「続編」にあたるあれに出てきた
    あの人か、とつながってスッキリする(^ ^

    ...もしや普通の記憶力を持っている人ならば(^ ^;
    もっと早くに気づくのだろうか(^ ^;
    でも「続編」を読んでない人には、
    やはり誰だかわからないように書いてるよなぁ...(^ ^;

    とにかく既読だろうがお初だろうが、
    楽しく読めることは間違いない(^ ^
    やや牽強付会の感は無きにしも非ずだが、
    毎度の「どんでん返し」は快感である(^ ^

  • 「誘拐リフレイン」で見事な観察力・洞察力・推理力・行動力を見せてくれた舞田ひとみ。彼女が小学生の頃に起きた事件のお話です。
    今回の彼女は探偵役ではなく、事件の謎を解くきっかけを提供する役回りです。ちょっと残念でしたが、叔父の歳三との会話が微笑ましく、楽しく読ませていただきました。この後(きっとありますよね)の、中学生編にも期待しています。

  • 星3.5
    歳三がこんなに出来る子だったとは。

  • 歌野晶午のミステリ連作短編集
    殺人事件を捜査する独身捜査官が、姪(小学生!)との会話にヒントを得て、事件の謎を解いていく連作短編ミステリです。伏線と謎解きの絶妙さが「いかにも歌野ミステリ」なのですが・・・
    サブタイトルの「舞田ひとみの推理ノート」に偽りアリ!
    ネタバレになるのでこれ以上は言えませんが・・(^_^;)

  • 以前読んだ「誘拐リフレイン」で高校生だったひとみが小学五年生になってて、前作の過去話なのかと思ったのですが、本作の方が先に出ていたんですね。「誘拐リフレイン」と同じノリで、ひとみがいろんなことに頭を突っ込んでいくような話を想定していたら、ほとんど歳三の活躍を描いた内容だったので、ちょっと期待と違った感があります。

    前作の印象から「舞田ひとみシリーズ」は、ひとみの無茶な(けれど事件の核心に繋がる)行動が特徴のシリーズだと思っていました。なのでそれがない本作には、最後の最後で何か驚きの仕掛けがあるのかも、という期待をどうしても抱いてしまいます(「葉桜の季節に~」の印象も未だ残ってるので……)。その結果、ここでも肩透かしを喰らった気分に。

    「誘拐リフレイン」よりこちらの方が先に出ていたら、そのような印象を抱かなかったのでは?と思うので、何で本作を後から出したのか、その意図の方が気になってしまった読後でした。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」共に第1位、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞。10年には『密室殺人ゲーム2.0』で史上初、2度目となる第10回本格ミステリ大賞を受賞。その他の著書に、『世界の終わり、あるいは始まり』『家守』『ずっとあなたが好きでした』等がある。

「2021年 『名探偵は反抗期 舞田ひとみの推理ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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