- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041099803
作品紹介・あらすじ
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。
会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。
初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げる日和。
函館、房総、大阪、島根、姫路と、パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、満喫していく。
プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくる。
さらに、旅の先輩の麗佳や、蓮斗との関係にも変化が起こり……。
グルメ×旅×おひとりさま女子に贈る、人生満喫本。
感想・レビュー・書評
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シリーズ第二弾。
すっかりひとり旅に嵌っている様子の日和。
この巻では「函館」(第一話)「房総」(第二話)「大阪」(第三話)「出雲」(第四話)「姫路」(第五話)を訪れております~。
旅の目的は人それぞれかと思いますが、日和の場合、基本的にご当地グルメとパワースポット巡りに重きを置いているようですね。
そんな日和が今回は図らずも各地の城ーー「五稜郭(一応城郭なので)」「久留里城」「大阪城」「松江城」「姫路城」ーーと、何気に"城多め"に訪れているのですけど、なんせ日和自身は城自体に興味がないので、城に来ておいて天守閣に行かなかったり(汗)という"チラ訪"で終わらせている為、城好きの私としては"オイオイ!"という感じでして・・(苦笑)。
例えば第三話「大阪」で、日和が「天満橋」で降りて大阪城に行く場面があるのですが、私的には"谷町線使うなら、もう一駅先の「谷町四丁目(谷四)」からの方がお薦めなんだけどなぁ・・(※個人の意見どす)"とウズウズしながら読んでおりました。
ま、城に興味ない日和(大阪城もホンマに"チラ見"やったし・・)からすれば余計なお世話なんですけどね(;´∀`)
そして、第四話「出雲」ではペーパードライバーだった日和が、カーナビに毒づきながらも"初レンタカー旅"を経験できたということで、今後は"ドライブ旅"という選択肢も加わるので、旅の幅が広がっていきそうです。
下戸で無免許の私からすれば、ご当地のお酒を楽しんだり、レンタカーの機動力を活かした旅ができる日和が羨ましい限り・・本書を読んで私も"疑似体験"させていただくことにしませう。
それから、日和が気になっている蓮斗との"ご縁"もいい感じにあったようで、今後の二人の仲が進展していくのか見守っていきたいですね~。
(それにしても蓮斗ってホント好青年ですよね・・うん、頑張れ日和!)
と、いうことで、今回は私の住んでいる地域も登場したしたということもあって、ちょっとテンション上がっちゃいました。
次の巻での日和の旅先がどこなのか・・読むのが楽しみです~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル通り、縁結び関連の話題。
ひとり旅する日和さんの2作目。
片思い中の蓮斗との距離を縮めつつ、旅は続く。
今回は函館、房総(久留里城)、大阪、出雲、姫路への旅。
ペーパードライバーだったけど、講習を受けて出雲大社へレンタカーで行けるようになった。ひとり旅も順調。
行く気になれば日帰りでも何でも行けちゃうんだなとうらやましくなった。 -
人見知りで取り立てて趣味もなくて自分に自信が持てなかった日和さんが、一人旅を重ねることで、だんだんと自信を付けていくシリーズ第二弾!
秋川さんの本はいつでも安心感があって読める。悪く言えばご都合主義なんだけれど、楽しい気分が約束されているのも悪くない。それにプラスして、おいしいご飯においしいお酒がついてくるのだから、文句を言ったらバチが当たるかも?
今回のサブタイトルは"縁結び"だったけど、意中の彼との間はいまいち進展はしない。むしろ前作の方がたくさん出てきたのでは。これは第三弾あるなw
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タイトルに縁結び!とあったけど…
新幹線、高速バス、飛行機そしてついに車ですね。
ひとり旅はどこまで行くのかな。
続きは海外、二人はどうなるのか。
次が楽しみですね。 -
今回も面白かった。
少しづつ殻を破って自信をもっていく日和。
今回のお話はなんとなくどれもご縁、を感じるもので「縁結び!」というサブタイトルが相応しいなと感じた。
次のも楽しみ。 -
日和がどんどん前向きに成長していくところに惹かれる。
秋川滝美さんが描く旅行先は、私も行ったことのあるところが多く、そうそう!という面と、へえ!また行ってみたい!という面と、両方楽しめる。
だからこそ、このシリーズを読み耽ってしまう。
次も楽しみだな! -
ひとり旅をする日和の話。シリーズ2作目から読んでしまったけど全然大丈夫!最近ひとり旅に目覚めたので日和の旅がめちゃくちゃ参考になる。行きたい所に行ける身軽さとひとりやからこそ無理しない所、それこそひとり旅の良さよなぁ〜。日和が出会う人達が温かく、ひとり旅やからこそ人の優しさが思い出に残る、と頷きながら読んだ。
ひとり旅前夜に相応しい本でした。 -
人見知りのOLが、旅先で縁があった男性の動向をちょっと意識しながら一人旅をするという話。
この著者の本は何冊か読んで、たぶん人気もあるんだと思うけど、やはりちょっと好きになれなかったです。途中離脱。何が合わないんだろ。理由が言語化できないのでモヤモヤする...
旅とグルメ、ジャンルは大好物なんだけどなぁ。主人公が会社で業務に奮闘する日常パートがつまらなくて飛ばし読みしたし、主人公の自虐的なところも共感できなかったな。
表紙の雰囲気はすきです。