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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784041099834
作品紹介・あらすじ
作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。
意識不明の時に三人の女が“お迎え”に来たというもので、一人目と二人目は亡くなった親族、三人目は誰だか分からないという。
その後、「とんでもない正体が分かった」「三人目の女が、先生のところに現れませんように」という言葉を残して連絡は途切れ……。
三人目の女とは誰なのか? 連続する不審死は、その女が関わっているのか?
とてつもない絶望と衝撃に襲われるラストまでページを捲る手が止まらない、精緻にして大胆な長編ミステリ!
感想・レビュー・書評
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真梨幸子「フシギ」。縁あって私もつい先程、いや、正に今現在、フシギな体験をしている。結果からお伝えするとその予期せぬ縁は、決して私をポジティブな気持ちにしてくれてはいない。
何があったかと文章に起こすと大したことでは無いのだが、事前情報無しで手に取った本書、著者真梨幸子の絶対的なイヤミス女王の肩書きに全体重を預け何も疑わず読み進めていたこの作品は
......ホラーだったのだ。
昨日読んだ芦沢央「火のないところに煙は」にて全身全霊でオカルトを体験した私は、しっかり楽しみながらも後遺症(主に水回り付近に近寄れない等の弊害)に悩まされていた。とりあえずほどほどに記憶を薄める為の努力を試みたその第一歩が、まさかの「オカルト被り」だった。フシギだなぁ。 最早好きなのではないだろうか 笑
そう言えば本書とは関係ないのだが、フシギな事にこの二作の前、令和発行の作品を三作連続で読んだ所、全てが大きな括りでネットを題材 主軸とするミステリーだった。フシギだなぁ、面白いなぁ。と、余裕かましてるのは連続でホラーを体験して見事成長した私をお披露目したいからではなく、ただ単にこのフシギ体験にお化けが登場しないからなだけだ。現金な奴なのだ。
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作家の「わたし」が語る一つのフシギ体験から様々なフシギが次々と重なるミルフィーユの様な構築。しかしあまり印象には残っていない。紛れもなくリレーを確実に繋げ、最後をアンカーに託す綺麗な構築にはなっているのだが、置いてけぼりにされている者が余りにも多過ぎる気がする。今回ばかりは著者の「登場人物の多さ」が仇となったのではないだろうか。
着地はミステリーらしく「真相」が待ち受けているものの見せ場では無いように感じる。その事実は驚愕はしても新たなる物語の繋がりは産み出さないだろう。とは言え、落ち着いて物語を整理すると全て「理論的」ではある。だが有耶無耶の多さは、築き上げたホラー要素を投げ捨てたくないからなのだろうか、、個人的には勿体なく感じてしまった。
置いてけぼりというより、説明不足というのが正しいのやもしれない。仕掛けと伏線が複雑過ぎて、正しい解釈を遠ざけている気がする。私の前置きのせいで更に分かりずらくなってしまったが、この作品は「オカルト」では無い。
不明瞭なオチはホラーの醍醐味だとは思うのだが、どうも恐怖心よりも釈然としない感情の方が強く表れた。例えるなら、しっかりミステリーとして読み込み、しっかりトリックに不服申立てている感じ。
新しいジャンルに踏み込んだ発展途上、通過点の作品なのだろうと信じたい。ホラーを追うのは本意ではないが、著者がこのジャンルで進化を遂げようとしているのなら、ファンとしてしっかり追うつもりだし、全力で葛藤した(※アピールポイント※)結果、腹は括っている。結果、ホラーでありオカルトでは無い事も背中を押してくれた。
た、楽しみだなぁ!震声詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目がテンになった一冊。
うわ…終盤、一瞬、時が止まった。目がテンになった。まんまと術中にはまっていたとは。こういう、してやられた感、好き。
随所での、ぽぽぽぽ〜ん!にひぃっ!と一緒に怯え、生き霊、犬神信仰、蠱毒だの、〇〇効果だの…数々のフシギ蘊蓄も興味深く、時々笑いもあって何も考えずぐいぐい読まされてしまうほど。
だからこそ味わえたんだろうな、目がテンになるこの瞬間を。
真梨作品にしては読みやすいのも良かった。それにしてもたしかに抜けた髪の毛、水回りの髪の毛ほど気持ち悪いものはない。
ジンモウ、無理。 -
次々とつながっていく縁の種類はいろいろあるんだなと思いました。自分好みのストーリーで楽しかったです。
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作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者からメールが届いた…
不思議というより怖かった!でも一番怖くておぞましかったのはある調味料の話とある物を食べる話。思わずスマホ検索したら事実だった…信じられない…しばらくショックが続きそう…ウェーン -
ホラーとオカルトがうまく融合していて面白く読めました。
作家の元になくなった編集者からメールが届く。。。
それだけでホラーです!
いくらサーバーの不具合と言われても怖いものは怖い。
世間は狭いと言えど、こんなにコンパクトな空間でみっしり関係者が集まることは実際にはないだろう。 -
図書館借り出し。
初めての真梨幸子。
西村賢太賢太が珍しく面白い、面白いと日記に書いてたのでいつか読みたいと思ってた作家。
すごい文才!!めちゃくちゃ面白かった!ぜーんぶ繋がっていくんだもん。 -
事故物件?の話から始まる、身の回りに起こるフシギな話。真梨幸子さんの小説は人間関係が結構複雑なので、この話は誰の話なのかを理解するのがすごく難しかったかなー。でも最後のドンデン返しには、確かに頭の中で思い浮かべていたイメージが覆された…。
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もっと、いやーな感じの話かと思っていたら、
さほど怖くはなかったー。
さくっと読めちゃいましたー。
書店編集者の女性がマンションから転落し死亡。
のはずなのに、何故か主人公の所に彼女から
メールが送られてくる。
主人公は作家であり、担当編集者が何人か登場し、
それぞれのフシギを話していく。
「三人目の女が、先生のところに現れませんように。」
もっとオドロオドロしくなるのかと思ったら、
意外に結末はあっさりしてると感じてしまいました。 -
この前読んだ本の男性???
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作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。意識不明の時に3人の女が“お迎え”に来たというもの。
連作短編的なホラーミステリー。
普通に面白かった。
(図書館) -
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久々のホラーでさくさく読めたが、大どんでん返しとまではいかなかった。
序盤から主人公の性別を決める決定的なワードがなかった為男性女性どちらな...久々のホラーでさくさく読めたが、大どんでん返しとまではいかなかった。
序盤から主人公の性別を決める決定的なワードがなかった為男性女性どちらなんだろうと考えていたからだと思う。
「私」や「太ったでしょう?」等の描写から女性を想像してしまう固定概念を利用した作品。
男性とわかると、尾上さんに会った時も女性特有の他者の観察ではなく男性目線の性的観察だと後からわかり納得する。
帯の文章と小説にはあまりない不気味な表紙が話題を呼んだ為有名になったが、逆にそれがハードルを上げてしまったという印象。2021/10/25
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死者から送られてくるメール…
それだけでもゾワゾワするのにそれは全ての始まりだった。
嫌な予感と気になる事柄を確かめるように、
一気に読めました。
時間が経ったらまた読みかえしてみたいです。 -
読みやすかったし、途中までは怖〜って興味深々に読んでたんだけどラストはイマイチだった感あり。
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安定の真梨幸子女史の作品だった。今作は昨今流行った事故物件を扱った連作短編集的な長編ミステリー。
作家の私が主人公。死んだはずの担当編集者からメールが届く。連続する不審死、壊れていく日常、狗神の祟り、生霊、禁足地、等々読み進んでいくと不穏な影を落とすことばかり。でもちょっとコミカルスパイスもあったり。この装丁のピンボケ写真は霊の…例の尾上まひる?
いつもながら面白怖い展開でサクサク読めた。世の中自分が知らない不思議なことは多々あるんだろう。事実は小説より奇なり、ってこの本以上に奇妙なことがあったら小説のネタになるだろう。
『カリギュラ効果』
禁止されればされるほどそれをしたくなる心理。
『ウェルテル効果』
自殺報道に影響されて自殺する人が続出すること。 -
勝手に主人公の私、をどうしても真梨幸子さんかなと思っちゃうのもあって、混乱したりしながらも楽しく読ませていただきました。イヤミスというよりもちょうどいいミステリーで読後も、読中も気持ちがいい。家決めるとき怖くなっちゃった笑
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作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。
意識不明の時に三人の女が“お迎え”に来たというもので、一人目と二人目は亡くなった親族、三人目は誰だか分からないという。
その後、「とんでもない正体が分かった」「三人目の女が、先生のところに現れませんように」という言葉を残して連絡は途切れ……。
三人目の女とは誰なのか? 連続する不審死は、その女が関わっているのか?
とてつもない絶望と衝撃に襲われるラストまでページを捲る手が止まらない、精緻にして大胆な長編ミステリ!
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タイトル通り不思議な物語である。時間も空間も何重にも入れ子になっていて、いまここに立っていたと思ったら、いつの間にかまったく別の人物になって、まったく別の時空にいることに気づくような、狐に化かされたような心地に何度もさせられる。不思議極まりない出来事が、この入れ子構造に閉じ込められることによって、さらに不思議さが倍加され、眩暈がしてきそうになる。怖さと不思議さに惑わされながら一気に読み終えた一冊である。 -
大好きな作家さんだけど
あまりはまらなかったなぁ
一応、着地はしたけど
なんかフラフラしたままな感じ
他作で面白かったものが多かっただけに
ちょっとハードル上げすぎました
著者プロフィール
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