あやかしの家の仮主さま 衣がさね 狐と狸と焔の娘 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099926

作品紹介・あらすじ

「おまえは、一人だ」
母に捨てられたとき、妖しく美しい男にそう言われた。
以来心に蓋をして生きてきた佐名は、嫁が次々死ぬ曰く付きの男へ嫁ぐことに。
結婚式でその原因――『異形の者』に襲われ逃げ出すが、昔と変わらぬ美貌の男・忽那青紀に捕らわれ不思議な屋敷へ。
ここはあやかしの憩う家。
強大な力を持つ彼から「主としてここに住め」と脅されて!? 
心を癒すのは、優しい衣とおもてなし。あやかし大正ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず不安に揺れ動きながらちゃんと芯があって真っ直ぐに立っている女の子が素晴らしい、最高です……。料理帖もそうだったけれど、日常的な何かの行為を儀式に見立てるやつが大好きなのでめちゃくちゃ楽しかった。それまではほわほわした柔らかさのある地の文だったのが、その儀式になると途端にピンと張り詰めたように鋭くなるのがすきでねえ。女主が営む個人経営の湯屋油屋って感じでよかった、すき。あと!!!靴をですね!!!どこまでも歩けるモチーフとして使うのがね!!!!!!だいすきでね!!!!!!!!!!!!!!! その一点が完全に特効入ってクリティカルだった。自分の一番好きな装いで一番好きな靴を履いて自分のためだけの人生を歩く女ァ!お前がすきだよ!!!!!

  • シュガーアップルフェアリーテイルが面白かった思い出があるので購入。
    狐と狸がかわいいかった!
    茶釜と青紀のやりとりがおもしろい。かわいい。
    探偵さんにはまた出て欲しい。
    強い女の子の主人公がまよいがの主になろうとする話。続きが読みたい。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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