生きる力 引き算の縁と足し算の縁

  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099995

作品紹介・あらすじ

(章立て)
はじめに
第1章 発覚--このタイミングでなぜ!?
第2章 入院--それでも前を向く
第3章 秘訣--「辛い!」を乗り越えるためのヒント
第4章 起動--コロナと私と#STAY HOME
第5章 寛解--どん底が教えてくれた「生きる力」
おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 著者の経歴は、
    1963年、東京生まれ。
    87年、フジテレビにアナウンサーとして入社。
    2019年9月、フジテレビを退社し、フリーアナウンサーに。
    2019年12月、悪性リンパ腫にり患していることを発表し、入院。
    2020年4月末に退院、7月に復帰。

    著者は、東日本大震災の被災者と接する時、次のような変化を感じたという。

    当初、被災者の多くは、あの人が亡くなったと失われた縁を語っていた。が、その後、避難所であの人に会えたと足し算の縁を語る人が増えていった。

    それが、著者の闘病の支えになったそうだ。

    つまり、次のように考えたそうだ。

    「苦境に立たされた時に『引き算の縁』から『足し算の縁』へのスイッチの切り替えをうまくできる人は困難を乗り越えることができる」


    ●2024年3月8日、追記。

    入院時の費用について、笠井さんが語っていたが、一番高いのは、個室料金だとのこと。

    ---引用開始

    「保険証きかないんですよね個室は…」とし「都内の大きな病院ですと、一般個室で2万5000円以上するところがほとんどです ちょっとした高級ホテル がん治療のできる地方の病院ですと一般的な個室は1万円から1万5000円位ではないでしょうか?私の一般個室は、1日3万円ほどでした 1ヵ月で90万円 4ヶ月で360万円 さらに、2週間と消費税でざっと400万円ほど個室料金だけでかかったのです」と高額の個室料金を明かした。

    ---引用終了

  • 神様は私たち人間を救うために
    そのひとり子イエスキリストをお与えになりました。
    (=クリスマス)

    そして神様は、私たちに「生きる力」を伝えるために
    笠井さんに重い病気をお与えになったのかなと
    この本を読んで思いました。

    私は、介護されなければ暮らせないようなお婆さんとして
    長生きするより、がんで死んだ方がマシじゃないかと
    しばしば思っていました。

    でもこの本を読んで、がんの具体的な辛さがわかったし
    治るものなんだと思いました。

    完全寛解おめでとうございます。
    お仕事いままでどおり復帰される日を楽しみにしています。

  • 足し算の縁という考え方がとても素敵だと思いました。闘病生活をどう乗り切ったかをSNSや写真などを織り交ぜて語られていました。長期入院の心得など笠井さんらしい前向きな考え方は、参考になる部分が多かったです。特にご家族の支え、温かさなどはぐっとくるものがありました。2人に1人ががんになる時代です。色んな方の参考になると思います。

  • <閲覧スタッフより>
    いつもテレビで見ていた朝の顔のアナウンサー笠井アナがフジテレビを退社して間もなく悪性リンパ腫になった。しかし退社2か月前頃から、体調が思わしくなかったそう・・・何度も検査をうけるが結果は前立せん肥大。悪性リンパ腫とわかってからも仕事の都合ですぐには入院できず。闘病記であるが業界人としての視点でも描かれている笠井アナならでは1冊です。


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    所在記号:916||カサ
    資料番号:35005858
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  • 笠井信輔さんの闘癌日記。
    悪性リンパ腫になってしまった彼の闘癌日記から寛解するまでの日記形式の書籍。
    妻の友達でもある笠井さんの闘癌日記は僕も色々参考になり、またとっても勇気付けられた。
    記憶に残る大切な一冊になっている。
    僕自身の肺がん闘病にシンクロして何度も読み返した。
    僕のがん治療とがんと闘うためのバイブルだ。

  • とくダネの前からずっと観ていた笠井さん

    いつも全力で、少し格好悪くて悪気がなくて小倉さんとのやりとりも面白く東日本の震災の時も辛い取材に出かけていました

    みんなこんなに話のわかるお医者さんだといいのだけれど

    一番見せたくないところを全部見せるなんて、イライラもするだろうしキツかっただろう

  • 笠井さんって、本当にエネルギッシュな方ですね。もし自分なら考えが後ろ向きにしか行かないと思いますが。その辺をそうでない私のような人にも語ってくれる部分があればよかったです。それにしても、読んでる最中に何度も目頭が熱くなりました。お医者さん、看護師さん、SNSの仲間優しいですね。SNSの負の面も触れてあり納得しました。そして何といっても持つべきは、賢い妻と家族ですね。それから「生命保険」、自分のも確認せねば。。。

  • いつ誰がどうなるかわからない

  • 人生何が起こるかわからない。自分が、大切な人が病気になったならばどうするだろうか。
    この本は(著者)笠井さんにどんな出来事が起こって、どう乗り越えたのか、率直な気持ちで書かれています。今病気と闘っている人も、そうでない人も勇気をもらえる1冊です。
    [NDC]916
    [情報入手先]Web
    [テーマ]令和2年度第4回美作地区司書部会/フリーテーマ

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著者プロフィール

1963年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。87年、フジテレビにアナウンサーとして入社。「ナイスデイ」や「情報プレゼンターとくダネ!」など、おもに情報バラエティ番組を中心に活躍。2019年9月、フジテレビを退社し、フリーアナウンサーに。同年12月、悪性リンパ腫にり患していることを発表。12月末から入院し、2020年4月末に退院、7月に復帰を果たした。著書に『増補版 僕はしゃべるためにここ(被災地)に来た』(新潮社文庫)。フォロワーはブログ約17万人、インスタグラム約29万人。

「2020年 『生きる力 引き算の縁と足し算の縁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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