白痴・二流の人 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 366
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100011

感想・レビュー・書評

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  • 独特のリズムで書かれていて、好き嫌いが分かれそう。

    読みやすいものもあれば、わかりづらいものもあり、、という印象です。

  • モリミーかと思った。先生の話と妾の話が面白かった。

  • 『奇才坂口安吾は中二病だったのか』

    坂口安吾の作品について僕ごときが語るのは烏滸がましいが、坂口安吾の描く女子が大変好みである。強く、弱く、慎ましく、我が儘で、なによりとても賢い。自我の探求に厳しく、他人の干渉を嫌い、世間と言うものを知らず恐れず、こんな女子が現実にいたら、背筋の凍るような美女であろうと思う。

    何度読み返しても、坂口安吾の作品に飲まれてしまう。色の違う八編だが坂口安吾を始めるには一番読みやすいのではないか。

    4/172

  • 二流の人とは、戦国時代の奇才軍師・黒田如水のことです。彼ほどの才能をもった人物がなぜ二流なのか、二流だったのか。それを無頼派の坂口安吾が解き明かします。

  • 独特のゆるゆるとした雰囲気。最近の本ばかり読んでると、一昔前の文章がすごく難しく感じる・・・。

  • 2008/12/15購入

  • 『二流の人』は黒田如水の話。秀次や行長のエピソードもあります。徳川家康の話も収録されていたと思います。

  • 敗戦間近の耐乏生活下、独身の映画監督と白痴女の奇妙な交際を描き反響をよんだ【白痴】。【二流の人】は秀れた知略を備えながら二流の武将に甘んじた黒田如水の悲劇を描く。(奥野健男/三枝康高)

  • 二流の人
    各事象に対しての評価めいた記述が散見するにもかかわらず現象を記したような印象をうける。

  • 終戦間近、仕立て屋に間借りしている独身映画演出家は、隣人の白痴女が突然転がり込んできたのをきっかけに、その女と関係を持ち、女を匿いながら戦火をくぐって逃げ延びる(「白痴」)。 ずば抜けた知略を持つがゆえに秀吉に怖れられ二流(というか、超一流だけどナンバー2)の武将に甘んじた黒田如水(「二流の人」)。 憎むべき仇敵・蛸博士の禿頭を暴こうとして敗北した偉大なる風博士は、結婚式当日に、遺書を残して突然風になる(「風博士」)―など、8つの作品を収録。 分かるような分からないような、可笑しいような苦しいような、坂口安吾ワールドへどうぞ。 (詳しい感想は→http://blog.livedoor.jp/chako67k/archives/50878916.html

著者プロフィール

1906年、新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

「2019年 『復員殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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