堕落論 (角川文庫 緑 100-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100035

感想・レビュー・書評

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  • 論調にパワーがある。

    整然とした論文が好きな人には納得できないだろうが、感情で生きてる人には響くだろうなぁと。

  • 安吾さんのグッとくる一行って忘れられないものがある。「堕落論」と「不良少年とキリスト」が特に好き。

  • これ読むと攻撃的思考になります。

  • 真っ直ぐに薀蓄。
    「生きることだけが、だいじである、ということ。たったこれだけのことが、分かっていない」

  • 表題作よりも日本文化私観に感銘を受けました。<br>
    ここに我々の生活がある限り、それが美しくなくて何であろうか。<br>
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  • 「続・堕落論」は嘘をつけ!の連発にちょっと笑った

  • 若者は読んでください

  • 【日本は負け、そして武士道は亡びたが、堕落という真実の母胎によって始めて人間が誕生したのだ】
    安吾先生の書く文章はすっと胸の中に入ってくる。堕落論とは堕落せよといわけではなくて、立ち上がれという意味だ。

  • 青春の書。

  • 高校の時にむさぼるよーに読んでました。

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著者プロフィール

(さかぐち・あんご)1906~1955
新潟県生まれ。東洋大学印度倫理学科卒。1931年、同人誌「言葉」に発表した「風博士」が牧野信一に絶賛され注目を集める。太平洋戦争中は執筆量が減るが、1946年に戦後の世相をシニカルに分析した評論「堕落論」と創作「白痴」を発表、“無頼派作家”として一躍時代の寵児となる。純文学だけでなく『不連続殺人事件』や『明治開化安吾捕物帖』などのミステリーも執筆。信長を近代合理主義者とする嚆矢となった『信長』、伝奇小説としても秀逸な「桜の森の満開の下」、「夜長姫と耳男」など時代・歴史小説の名作も少なくない。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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