不連続殺人事件 (角川文庫クラシックス さ 2-3)

著者 :
  • KADOKAWA
3.29
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本棚登録 : 217
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100134

感想・レビュー・書評

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  • 不朽の名作との呼び声が高い本作。期待して読み始めました。

    終戦間もない山奥の豪邸に招かれたさまざまな男女。そして殺人事件。
    とにかく登場人物が多くて、序盤はなかなか把握しきれません。
    中盤以降も、「雰囲気はあるけど、なんだか普通の推理小説だなぁ」なんて思いながら、頑張ってコツコツ読み進める感じでした。
    しかし終盤、探偵役が犯人の企みを明かすあたりからグッと面白くなり、犯人の仕込みに唸り、探偵の洞察に納得しました。
    「まあまあ楽しめたな」
    そう思っていたら、巻末の高木彬光の解説が良く、僕の本編の読解はすこし浅かったのかもしれないと反省しました。

    読了後に知ったことですが、雑誌連載時に毎回書かれていた「読者への挑戦」がカットされているそうです(東京創元社版にはあるらしい)。これがあるとないとでは面白さが断然違うという意見もあり、ちょっともったいないことをした気がします。

    長々と書きましたが、ラストが素晴らしく、胸に迫るものがあります。推理小説として★3つをつけてしまいましたが、殺人事件にまつわる、ひと夏の群像劇として読めば、また違った味わいがあります。再読したいです。

  • 2017/01/23-02/03

  • おもしろかったよ。
    解説までよかったね!

    でも、期待のしすぎはよくないね〜。

  • Kindle Paperwhiteで小説を読んでみたくて、でも中々読みたい本がKindle化されていなくて、一度読もうと思いながら読めていなかった古典が、格安で発表された当時のスタイルでKindle化されていたので、買ってみました。
    小説そのものは古典だし、いまさら言うまでもないでしょう。
    坂口安吾氏がミステリー好きが興じて読者への挑戦付きの懸賞推理小説として発表したものです。時代の古さは否めませんが、作品自体は面白かったです。
    推理小説には現場の屋敷の見取り図とか、時刻表などの図表がつくものが多く、この作品も見取り図や簡単な地図が数点ついています。
    それ自体はちゃんと見ることができたのですが、最近のスマホやタブレットを使用している見としては、2本指のピンチアウト操作で拡大表示される事を期待したのですが、それは駄目でした。ソフトウェアでどうとでもできることだと思うので、ソフトのバージョンアップで図表の拡大表示に対応してほしいですね。
    あと、これは日本作品だから付いていないかもしれませんが、海外作品なら登場人物の一覧が巻頭に付いているのもよくある話。小説を読みながら、時々巻頭の登場人物一覧を見返して、「ああ、こいつはヒロインの元恋人の奴か」とか思い出す事が多々あります。そういう、ページの移動がどこまでスムースに出来るかを、次は海外作品をKindleで読んで試してみたい。
    ほとんど本の感想ではなく、Kindleの感想になってしまった。

  • 非常に複雑な小説でした。
    登場人物が多い事、多い事。
    読んでいても、絡み合いすぎてて何が何だか分かりません。
    ついつい読みながら人間関係を何度も確認してしまいます。
    その上、さらに次々と人が殺されていくので最後には誰が残っているんだかと混乱気味です。
    でも、名作なんですよね。

  • 古臭くて非常に読みにくい。心理トリックはなかなかだけど。それにしても人が死に過ぎ。探偵、防げよ。

  • 推理小説、というだけではここまで残らない、名作といわれるだけのものがあると思います。好きです。

  • ミステリーは向いていない俺。
    でも、なかなか良い。

  • 「桜の森の満開の下」等で有名な日本文学を書いている坂口安吾のミステリ。
    文学の人もミステリ好きが多くて、かなりの頻度で一冊だけミステリを書いていたりします。
    かなり古いので、ちょっとあれですが、おすすめ。

  • 大学の先輩なので敬意を示しつつ・・でも「アタピン」と名付けるセンスはちょっと・・。(2004.1.14)

著者プロフィール

新潟市生まれ。1919(大正8)年県立新潟中学校に入学。1922年、東京の私立豊山中学校に編入。1926年東洋大学大学部印度哲学倫理学科に入学。アテネ・フランセに通い、ヴォルテールなどを愛読。1930(昭和5)年同校卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。歴史小説や推理小説も執筆し、文芸や時代風俗から古代歴史まで広範に材を採る随筆など、多彩な活動をした。

「2018年 『狂人遺書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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