肝臓先生 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 408
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100189

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 魔の退屈
    堕落論につながる思索的随筆。

    私は海をだきしめていたい
    珠玉。
    しかし本書の中では浮いている。
    やはり理想的な並びというもよがあるのた。

    ジロリの女
    ジロリタイプの女にマゴコロで尽くしものにしたいという男の小説。
    ラストで俄かに罪と罰式の展開になるが、
    もとは自意識過剰に悩まされた男の話と見るべきだろう。

    行雲流水
    女のお尻が行雲流水する。
    憎んだ女の頭を坊主にする怨念。
    これはコント。しょーもなー。

    肝臓先生
    モデルがいたのね。

  • 流行性肝臓炎との闘いは、ある意味戦争との闘い。それでも患者と向き合い、そして戦争の犠牲となってこの世を去る。短編の中に偉大な人物像が凝縮されている。

  • 短編集。出始めは読み方が良く分からなく、読みのペースがつかめなかった。無頼派とのことだが、何が無頼なのか小説からは、分からないが、思い出せない漢字はひらがなのままでいいという、この当時の小説家ではあまり言いそうもないことが無頼派か。もっとも無頼派とは私生活のことであろう。表題は、ずいぶん前に映画で見たが、小説の方も正体不明の迫力が映画同様であり、読み返してしまった。

  • 肝臓先生
    まさかの実話ベース。C型肝炎などを見抜いた先駆者。

  • 配架場所 : 文庫
    請求記号 : BUN@913@S111@3
    Book ID : 80600050360

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002409369&CON_LNG=JPN&

  • 5編収録の短編集。これといって特に共通するテーマもなく、これといって特にオチもなく、全編主人公の男がうだうだ語るという体なんだけど、冒頭から読者を引き込む語り口の妙味が素晴らしい。ただし、表題作の「肝臓先生」だけは例外で、これはストーリィ、展開、オチ、キャラクタ全てが優れている。今でいう舞城王太郎を豊富とさせる突っ走り文体で語れる肝臓先生の虚実入り混じった(虚はないのか?)逸話は感涙むせび泣くこと必至というのはもちろん言い過ぎだ。伊東市に行ったら、肝臓石を探してみようと思う。それと「行雲流水」もアホらしくて好きだ。

  • 『だれかが迷ってくれて、足で歩いて道を作ってくれたから、僕ら迷わず歩いて行けるよ』

    安吾、凄まじい。
    よかった。
    僕が迷うて苦悶してなにかを見つけらたり、なにも見つけられない道だと証明して、後の誰かの道になれば良いと思った。

    大先輩に敬愛を捧ぐ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「後の誰かの道になれば良いと思った。」
      こっそり心の中で拍手。。。
      「後の誰かの道になれば良いと思った。」
      こっそり心の中で拍手。。。
      2014/06/12
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著者プロフィール

1906年、新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

「2019年 『復員殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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