“You can’t catch me”ドキュメント2011.3.5‐6.15 坂本真綾1st&Last写真集

羽田誠 羽田誠

• 角川書店 (2011年10月17日発売)

作品紹介・あらすじ

豊富な撮り下ろし写真、全10公演におよぶライブツアーへの密着、ロングインタビュー……。バックステージや終演後の様子なども収録。いまの坂本真綾をうつす、最初で最後のドキュメンタリ写真集。

感想・レビュー・書評

[beiowolfryoさんの感想 · 2011年10月22日]

ドキュメント2011.3.5～6.15。読んでいくうちに…その時私自身が何を感じたかといういろいろな感情が湧き上がってきて涙が止まらなかった。
3.5/3.30/6.4とライブには3回参加しました。そこで流れていた音楽、MC、空気などを本人の言葉で呼び起された感じです。こういう形で記録に残してくださったことに感謝。ありがとうございます。

[咲子さんの感想 · 2011年10月17日]

彼女と私たちの苦難を乗り越える過程の一部。

映像化の予定がなかった2011年のツアー。
図らずも鮮烈な追憶を残した10公演を、
彼女の意地と誇りと優しさをのせた言葉達で
綴られるエッセイであり、かの震災の記録でもある写真集。

私個人的にも、初めてライブに参加できる！と
受け取った追加公演のチケットが、
紙くずに消える可能性を、一度は地震で、二度目は延期で
経験し、急転直下で迎えた国際フォーラム。

思い出深すぎて、写真の上にぼたぼた垂れる雫の跡を
必死にティッシュでぬぐうのが大変だった。

この先何度も、地震を受け東京が真っ暗だったことも
彼女がライブをすると決意したメッセージを読んだときのことも
ライブでびーびー泣いたことも、何度も思い返して、
この本に色々を貯めて行くのだなと思う。

[ひとむさんの感想 · 2014年3月27日]

写真がすごく大きいですし、ライブの舞台の裏側も分かって、真綾さんかっこいいなあと改めて思いました！

[咲原かなみさんの感想 · 2013年6月6日]

大阪ライブ、行きました。その記念としてというより、東日本大震災を忘れたくないひとりとして、買いました。

[ゆさはなえさんの感想 · 2012年10月8日]

厚木のライブの完成度に、充実した気持ちになり、
その後、経験したいろんなことを経ての、国際フォーラムで涙し。
あの時期は、彼女のアルバムとライブに、かなり救われた。
いいことも悪いことも、色とりどりの気持ちを思い起こさせてくれた写真集。

真綾さんの美しさや、充実した文章はもちろんのこと、
わたしが日本一好きなギタリスト、ノーナ奥田さんのハイジャンプの写真が、
実は一番のお気に入り。あの素晴らしい音が聞こえるようで！

[モチツキさんの感想 · 2011年10月19日]

最初で最後の写真集ということで気になって購入。

写真集といいつつも、きちんとしたドキュメンタリーとなっており、

読み応えがありました。