ラスト・メメント 遺品蒐集家・高坂和泉の日常

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 90
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100301

作品紹介・あらすじ

遺品蒐集を趣味とする高坂和泉は、コレクションに囲まれて満ち足りた日常を送っていた。だが、死を描いた一連の絵画"死者の行進"を追う内に好奇心旺盛でお節介な駆け出しカメラマンの彩乃に出遭い、遺品をめぐる厄介な事件に関わることに…。遺児の元に現れるお化けの正体、老実業家の奇妙な遺言ゲーム、亡き恋人からの最後のプレゼントの行方…和泉の"鑑賞眼"によって暴き出される真実とは!?生と死をつなぐミステリ・エンタテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • (収録作品)幼児と死/元老院議員と死/貴婦人と死

  • 遺品蒐集家であり、美術品など物に宿った人の想いが読み取れる第六感的能力?がある主人公。遺品収集に伴ってその周りのゴタゴタに巻き込まれーという話。
    んー・・キャラに魅力がない。装丁から中二的だけどかっこいい感じかと思ったけど精神年齢低いだけのような。ヒロインも自分の価値観押しつけ型で鬱陶しかった。

  • 遺品を集める高坂和泉。

    人付き合いが苦手だが、死者の遺した想いだけは感じ取れる・・・
    そんな設定がおもしろかったです。
    ヒロインがいらっとするけども。

  • ニートで遺品集めをしている、人づきあいが駄目駄目男が主人公の
    連続短編集?

    遺品から人の想いをくみ出せる能力を持っている、というのが出るまで
    普通の話かと思ってましたら、ファンタジー?
    いや超能力がありますよ、みたいな?
    見せられるというわけではないので、生活する点において
    大丈夫な能力です。
    そして人づきあいが駄目人間には、強引な人が相棒(?)につくもの。
    で、出会ってみたり再会してみたり呼び出されてみたり。

    連続短編なので話はその都度終わるわけですが
    何となく妙な気分にさせてくれます。
    後味が悪い、というのではなく…いや、それに近い?

    最後の話になると、強引相棒は善意押しつけ型、かな? とか
    思ってしまいました。
    呼びだした挙句、友人からお金を取るなんて、みたいな状態は
    どうなのかな? と。
    無償でやってもらえると思っている方が
    鼻で笑ってしまいますが。
    少々で済むならいいでしょうが、確実に時間かかるというのに。
    そこもですが、初登場した男の人。
    あの人が一番妙な感じにさせてくれました。

  • 相変わらずダヴィンチさんで気になってた本。
    思ったよりも、蒐集家な面が出てこなかった気がする…。
    少年と様々な死。という感じでしょうか。
    なるほどねーと思ってなんとなく読んでしまいました。

  • まあまあかな。単行本で買うには高いけど。

    死者に思いを馳せ、物の声に耳を澄ます。その姿勢には賛同できる。
    主人公がヒーローらしくない、ヘタレなところは、意外性があってよいのかも。

  • 表紙に惹かれて手に取ってみました。遺品から『死を覗く』というか、遺品を鑑賞する事で故人の想いを読み取る、という主人公の特殊能力も、まあ、嫌いではない。
    ただ…主人公のキャラが弱いというか、25才という設定にしてはお子ちゃまだし(敢えてそうしてあるのかもだけど)、寡黙なら寡黙を貫けばいいものを、すぐムキになったり流されたり…『死を鑑賞する・出来る以外は普通の(ややダメ)人間』というのをアピールしたかったのかな? それにしても存在感薄いなぁと。彼が人を呼ぶ時、相手を「あんた」と呼ぶのもなんとなく違和感。
    そして何より、助手役の女が『自称サバサバ系の姉御肌』で、何かにつけてイラッとさせられるという…。シリーズ続編の構想に、彼女によって主人公に変化が現れる、的な展開を描いてあるのかな。
    今後シリーズで続きそうな気はするけど、私は読まないと思います。

  • 題材は面白い。題材は。しかしこのタイプの話に出てくるヒロイン(もしくは助手役)が好きになれない。煩くて苛々する。もう少し話の生かし方があるだろうと思うので低評価。

  • 表紙から勝手にイメージしていたキャラと違っていた。
    続きがあるのでしょうな。何だか煮え切らん。

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著者プロフィール

1985年静岡県生まれ。2007年にwebサイト上で創作小説を書き始める。08年。「蛟堂報復録」で第1回アルファポリスミステリー小説大賞を受賞しデビュー。同書は以下7巻まで続く人気シリーズに。他の著書に『六道の使者』『ラスト・メメント』がある。

「2018年 『真夜中のオカルト公務員』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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