RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日 (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年10月29日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100394
作品紹介・あらすじ
いよいよ始まった"戦国学園祭"。泉水子たち執行部は黒子の衣装で裏方に回る。一番の見せ場である八王子城攻めに見立てた合戦ゲーム中、高柳たちが仕掛けた罠に自分がはまってしまったことに気づいた泉水子は、怒りが抑えられなくなる。それは、もう誰にも止めることは出来ない事態となって…。ついに動き出した泉水子の運命、それは人類のどんな未来へ繋がっているのか。
感想・レビュー・書評
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「おれが必要だって、言えよ」
うん♪ もちろん言うよ! 即座に言うよ!
と、心の中で叫んだのは、言うまでもありません♪
でも、泉水子にはなれない私が、年甲斐もないソプラノヴォイスで
どんなに一生懸命言ってみたところで、どうしようもないのだけれど。
ついにやってきた、戦国学園祭の日。
陰陽師やら忍者やら山伏やらが入り乱れて張りまくった結界で
大混乱を極める学園から、別次元へと飛び去ってしまった泉水子。
彼女を取り戻すため、黒子姿で亡霊軍団の中を走りぬける深雪の凛々しいこと。
絵に描いたようなツンデレの「デレ」の比率を、4巻まで使って
もどかしいほどじりじりと上げてきた深雪が、
泉水子を失うかもしれない!という予感を得たとたん、
あんなにあっさりとツンの仮面をかなぐり捨てるとは。。。可愛すぎます♪
いつもの三つ編みお下げをお団子にして、カラーゴムで留めた
上海雑伎団のような泉水子とか
天草四朗に扮した高柳一条とか、「ここ掘れわんわん」しそうな白い犬とか
張りつめた空気の中、のどかに響く『となりのトトロ』の着メロとか
アニメ化のあかつきには、あまりにも楽しそうな要素満載の第5巻。
それにしても、この巻を読んで以来、ソフトバンクのCMでお父さん犬を見ても
ご近所の、真っ白な飼い犬、ルルがお散歩しているのを見ても
どうしてもぷぷっ♪ と噴き出してしまいます。 -
おぉ~!!なんか一気に話が加速して面白かった!
何よりも深行!!もう・・こんなおばさんまでドキドキさせるなんて(#^.^#)
「俺が必要だって、言えよ」
だなんて・・言いますよ。ぜひ言わせてください。
和泉子に携帯をわたして、「俺とだけつながればいいんだから・・」なんて、
今までの深雪からは想像もできないようなセリフや、態度が山盛りでした♫
いい感じで和泉子との距離が近くなり、第6巻が楽しみです♫
犬の高柳・・読みながら皆さんのレビューにもあるように、ソフトバンクのCMのお父さんばかり想像してしまいました。 -
遂に来た、5巻。
学園祭の時に、お化け屋敷に泉水子が入ると、本物の亡霊が見えた。
そこから、物語は始まっていく…。
そして、巧妙な心理描写が凄い。引き込まれる…。
主人公の心の中での葛藤、それを取り巻く周りの人々。
深行の態度も少しずつ変わり、「下僕」にはならなくても、助けにはなるといったところは、思わずニヤけてしまいました(*^_^*)
真澄が「浮気しちゃった。」と言ったのも、大きく頷く!
大きく成長した、泉水子。
これで、終わり・・・ではないだろう!
rdg6巻が11月29日に発売だそうです(●^o^●)
遂に、最終巻!泉水子と深行はどのような道を選ぶのか…。
余談だが、角川文庫のRDGの広告の動画凄いかっこいい(笑)-
おお、ついに5巻まで!
真澄の「浮気しちゃった」って、なんだろう?
気になって眠れません(笑)
最終巻の6巻、あと半月くらいで発売なんです...おお、ついに5巻まで!
真澄の「浮気しちゃった」って、なんだろう?
気になって眠れません(笑)
最終巻の6巻、あと半月くらいで発売なんですね。知らなかった。。。
しかも広告の動画があるだなんて!
さすが紫苑さん♪いろいろ耳寄りな情報をありがとうございます!
2012/11/18 -
この5巻を全力で読み、次の日の学校は二日酔いの用にきつかったのは余談ですが…。
おおお!
私も、気になって眠れない派です(笑)
途中で、区...この5巻を全力で読み、次の日の学校は二日酔いの用にきつかったのは余談ですが…。
おおお!
私も、気になって眠れない派です(笑)
途中で、区切ると話が分からなくなりますもんね(゜o゜)
最終巻の6巻も気になって仕方がないんです(笑)
動画、凄いいいですよ♪
まだ、3巻・4巻の広告でしたが。
アニメ化もされますよね~♪
まろんさんのおかげで、流行の最先端に乗れた感じで嬉しい限りです(●^o^●)2012/11/18
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1巻から丁寧に丁寧に積み重ねてきたことがここにきて発露した感じ。特に泉水子の心境。ずいぶんじれったい子だなあと思ってきたけど、それまで殻をどうにかするためにはそれだけの積み重ねが必要だったんだ。簡単お手軽な児童文学でも、予定調和のファンタジーにもならない気がする。けど、泉水子、深行、宗田きょうだいのそれぞれが悩み考え成長する、そのステップを踏み出す過程やそれを見守る(というとちょっと…違う気もする…)大人たちの描かれ方は紛れもなく児童文学だし、随所随所にちりばめられた様々な要素は和風ファンタジーの粋が抽出されている。
要約すると 続刊 早く ということです。
でも、あまり早く終わっても切ない…… -
学園祭と体育祭が
混ざったような話だったので
学生時代が懐かしく思える
物語でした。
終わりかけの大量に砂糖を入れた
コーヒーを飲んでいるかのような
甘々の展開
大人には
ぐはぁってなりそうでした。
今後の未来がどうなっていくか
最終巻が気になる終わり方でした。 -
読む前にアニメのOPだけ観て曲終わりの演出に動揺してしまいました。5巻ではそんな事(笑)にもならず、安心したような残念なような...。
高柳が白犬だったのは白袴の印象が強かったから?
しかし泉水子にちょっかい出すとしたら真夏だと思っていたので真澄の行動にはびっくり。この話乙女ゲーにしたらいいんじゃ...とか考えてしまいました。
著者プロフィール
荻原規子の作品






いろんな意味でにやにやが止まりません。
アニメ化も楽しみです。
いろんな意味でにやにやが止まりません。
アニメ化も楽しみです。
ツンが剥がれ落ちた深雪くん、可愛すぎてきゅんきゅんしますね♪
この巻では、今まで嫌いにしかなれなかった高柳一条まで
あん...
ツンが剥がれ落ちた深雪くん、可愛すぎてきゅんきゅんしますね♪
この巻では、今まで嫌いにしかなれなかった高柳一条まで
あんな姿(!)になりながら、桃太郎についていったのは犬・猿・キジだから
カラスじゃだめなんだーなんて拘ったりしてるのが
変に可愛らしく見えてしまったりして。
アニメ化までになんとか6巻を読みたいのですが、
イナカの図書館にはなぜか置いてくれないので
また県庁所在地の図書館から取り寄せてもらわなくちゃいけないのが
ちょっぴり悲しい今日このごろです。