楽園の蓮 はじまりを歌う少女 (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年10月29日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100400
作品紹介・あらすじ
信じていた親友に裏切られて、ショックで教室を飛び出した天野蓮、14歳。瀕死の小鳥を助けたことをきっかけに、運命が大きく変わる。愛犬ハチローに異世界の神パンの魂が乗り移ったり、無理やり中華風な異世界に連れて行かれたり!!しかも、悪い神様を倒さないと、元の世界に帰れないなんて!?少女小説界珠玉の作家、喜多みどりが贈る、昨日まで普通だった女子中学生、ある日!突然!の異世界トリップ物語。
感想・レビュー・書評
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「はじまりを歌う少女」っていうサブタイトルに惹かれたんだけど歌要素はあんまり…ごにょごにょ…
ハチローかわいかった。
蓮と愛理もよかった。やっぱり友情って良いものだなー!「一緒に帰りたいの!!」が好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
王道異世界ファンタジー。
あっさり進むけど、わりとシビアなのでそこそこ面白い。
ていうか表紙高尾滋か!わあ! -
終始ふしぎ遊戯がチラついた。
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ちょっとお話に深みがなくて残念でした。
登場人物もありきたりなような…個性がないような…。
ファンタジーにしては世界観も薄っぺらくて、最後に親友と対峙するところでもこれファンタジーじゃなくてもよくない?って思ってしまいました。
完全に子ども向けな感じです。絵本にした方が面白そう。 -
友人の裏切りにあい、感情のままに教室を飛び出した少女。
傷ついた鳥を拾い、助けてみたら、違う世界へ連れて行かれた。
衣食住が揃っていなければ、人間心に余裕がないですから。
そう考えれば、この世界がこうなったのも
当然の様な気がします。
誰しも、自分が生きて行くのが精いっぱい。
と思うと、どうしてこうなったのか、について
あがきたい気持ちはすごく分かります。
なぜ自分が、と思います。
己の信念を曲げない事。
とはいえ、突如世界を救え、と言われても困ったものです。 -
蓮の真っ直ぐなひたむきさが周りの人々に弱さと向き合う希望を与え、共に試練に立ち向かっていく。喜多みどりさんの小説のヒロインはやはり魅力的でした…。蓮の勇気ある行動は人がもっている優しさだとか憐みだとか強さだとかそういうものじわりと伝えてくれた。ラストのあのほんのり甘くて苦いシーンはさすがです!さらりとした文章だけどやっぱり甘い。ハチローの語りにすごく癒やされた…。
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おまえの身内はうつろ、からっぽなのです。って萌える。
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おもしろかったです。表紙も雰囲気があってステキ。
でも、ビーンズ文庫じゃだめだったんですか?
学校図書館にとっては、ハードカバーの方が入れやすいかもしれませんが…う〜ん…悩ましいですね。
著者プロフィール
喜多みどりの作品





