- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100509
作品紹介・あらすじ
誰も疑問に思わない学校というシステムにふと違和感を覚えたその日から、思いもよらない陰謀に巻き込まれ、壮絶な逃走劇を繰り広げる、暴力と愛、性と孤独、死と希望に満ちた、平山瑞穂ダークサイドの到達点。
感想・レビュー・書評
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現時点で、すべての小説の中で一番好きな作品。好きな部分を電子書籍で繰り返し、もう何度読んだことやら。今回は絶版になった紙の本が手に入ったので頭から通しで読んでみた。紙の本独特の紙面のあたたかい感じと重み、装丁と各章の名前が全てのページに印刷されていることで、こんなに印象が違ってくるのか。主人公の境遇は、結局どんなものだったのだろう。実はすでに亡くなっており、未練に縛られて魂がどこへも行けなくなっていたのだろうか。そして、二人のヒロインと、担任や一部の先生たちは真実を知っていたのではないか。興味は尽きない。
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なんか、無理。
しんどくなりそうだったので中断 -
読みにくい。この読みにくさを作者は狙ったのかもしれないが、日本語が汚く、読んでいて苦痛。掃き捨てるほどの悪夢の中にいるようだ。
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難解
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913.6 ヒ 登録番号9225
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何だか読んだあとくらい気分になりました。
自分には合わなかったのかも。 -
■うーん。難しい。
■ひとつひとつのシーンはとても面白く読めるんだけど、舞台設定とか細かなディテールが気になりだすとちょっと辛い。こういう作品もあるんだなぁ。 -
僕らはいつからここにいるんだろう?一体いつになったら卒業できるのだろう?
孫ぐらいに歳が離れた人々がクラスに同居する異形の学園。進級した記憶もなければ、卒業生を見た者も一人もいない。学校というシステム縛られた者たちがこの輪廻からの解脱を夢見て卒業を目指す!
大人になっても初恋を忘れられない主人公が業を卒えて現実世界へと戻っていく話。
短くまとめるとこんな感じですけど、すごく面白かったですw
ところどころ『ラス・マンチャス通信』と似た雰囲気を感じたけど、最後はもっとすっきりしてますね。
業を卒える(おえる)から卒業。卒業とは、未練を断ち切り過去から解放されることなのだ。 -
秩序がない。意味不明。
著者プロフィール
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