- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100585
作品紹介・あらすじ
光の君の妻である葵の上に、妖しいものが取り憑く。どうやら六条御息所の生霊らしいが、普通の陰陽師では歯がたたない。最後に光の君が訪れたのは、妖しい外法の陰陽師・蘆屋道満のところだった──!
感想・レビュー・書評
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聖徳太子はキリストを容認していたとか、秘義などは昔、隠しておきたいものなどを秘密にしていたのが時代を経て奥義となる。
内容はあまり面白いとはならなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一時の伝奇ブームから陰陽師シリーズで生き残った夢枕だが、それほどのオリジナリティはない。意外性で引き付けたいのだろうが、いささかしつこくて白けるし、謎解きのラストはむしろ虚脱感。今までの流れは何だったんだみたいな・・あとがきで作者は傑作と自画自賛してるが、陰陽師シリーズの延長なんだろうなぁ~
まぁ、時間潰しレベルかな?平安物は基本的に好きだから。 -
源氏物語の極々一部だけを取り出したストーリー。
芦屋道満が出てきたりで陰陽師のノリも伺えるが源氏物語としてはあまり好きではないかな。
コミックの大和和紀氏の「あさきゆめみし」が一番好き。
小説なら橋本治氏の光源氏の視点で書かれた「窯変源氏物語」が好き。 -
光源氏がリフティングする話
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ペンネーム:久遠蓮さんのからのおすすめコメント
「地の底の迷宮の奥にある暗闇で、獣の首をした王が、黄金の盃で黄金の酒を飲みながら哭いている。」ーーーこれ、なーんだ?
光源氏の正妻、葵上にとり憑いた怪しいものが、謎々を出す。六条御息所の生霊ではない。では何者がー?かつてない源氏物語が、今ここに。
『陰陽師』シリーズの夢枕獏がおくる、平安怪奇物語。
OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000923072 -
うーん。
いまいち。 -
内容はとにかく源氏物語を夢枕獏さんが書くとこうなります!という感じ。
芦屋道満が主役級に登場するのでこれは陰陽師の世界そのまんまですね。
にやにやしながら読みました。
光源氏が安倍晴明であり源博雅でもありました。 -
異色の『源氏物語』解釈。
夕顔や葵の上にとりつく物の怪を、道満とともに極めていくというもの。
『宿神』とも重なる内容だった。 -
面白かった。
著者が傑作と書いているくらいなので。
光源氏は、安倍晴明みたいだった、道満が意外にいい人、岡野玲子版陰陽師ティストだった。
著者プロフィール
夢枕獏の作品





