秘帖・源氏物語 翁‐OKINA

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.09
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本棚登録 : 112
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100585

作品紹介・あらすじ

当代一の貴公子・光の君の妻である葵の上に、妖しいものが取り憑く。六条御息所の生霊らしいが、どうやらそれだけではないらしい。普通の陰陽師ではまったく歯がたたず、光の君はついに、妖しい外法の陰陽師・蘆屋道満に調伏を依頼するが-。『陰陽師』の夢枕獏がえがくいまだかつてない源氏物語。美貌の貴公子・光源氏と、稀代の陰陽師・蘆屋道満が、謎に挑む。単行本・文庫・電子書籍同時発売。

感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語の極々一部だけを取り出したストーリー。
    芦屋道満が出てきたりで陰陽師のノリも伺えるが源氏物語としてはあまり好きではないかな。
    コミックの大和和紀氏の「あさきゆめみし」が一番好き。
    小説なら橋本治氏の光源氏の視点で書かれた「窯変源氏物語」が好き。

  • 光源氏がリフティングする話

  • ペンネーム:久遠蓮さんのからのおすすめコメント

    「地の底の迷宮の奥にある暗闇で、獣の首をした王が、黄金の盃で黄金の酒を飲みながら哭いている。」ーーーこれ、なーんだ?

    光源氏の正妻、葵上にとり憑いた怪しいものが、謎々を出す。六条御息所の生霊ではない。では何者がー?かつてない源氏物語が、今ここに。
    『陰陽師』シリーズの夢枕獏がおくる、平安怪奇物語。

    OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000923072

  • うーん。
    いまいち。

  • 内容はとにかく源氏物語を夢枕獏さんが書くとこうなります!という感じ。
    芦屋道満が主役級に登場するのでこれは陰陽師の世界そのまんまですね。
    にやにやしながら読みました。
    光源氏が安倍晴明であり源博雅でもありました。

  • 異色の『源氏物語』解釈。
    夕顔や葵の上にとりつく物の怪を、道満とともに極めていくというもの。
    『宿神』とも重なる内容だった。

  • 面白かった。
    著者が傑作と書いているくらいなので。
    光源氏は、安倍晴明みたいだった、道満が意外にいい人、岡野玲子版陰陽師ティストだった。

  • 結局、陰陽師。

  • 源氏物語に、陰陽道を絡めて云々って展開は、
    ときどき見られるパターンだけど、
    そこは、元祖?陰陽師の夢枕獏さんなだけに、
    独特の文調も含めて、よかったと思います…。

    でも…、源氏物語をちゃんと読んだこと、
    読みきったことがない(多いと思ぅ?)のと、
    ギリシア神話も、そんなに詳しくはないので、
    作品のスケール感が、伝わらなかったかな~。

    でも…、W主人公の光源氏が、
    ただの女たらしキャラじゃなかったところは
    よかったかな…。あんまり、好きじゃなぃ…。
    それでも、十分にプレイボーイだったけど…(笑)

  • 発売された時「表紙が素敵!!」って思っていたら
    軍配師シリーズの表紙の方と同じだったのですね。
    「ジョーカーゲーム」とかもかっこよいし。好みなんだな。。

    内容は凄いですよ。盛りだくさん。。
    源氏物語ってことでひかるさんが出てきます。そして蘆屋道満まで出てきます。

    で、源氏物語で呪われると言えばひかるさんの正室である葵さん。
    そして生霊は六条御息所と、これはもう一般常識としてよろしいでしょう!

    これを退治するだけならばよくある話?ですが
    「陰陽師」書いている夢枕獏さんですからね
    なんかももうそれどころじゃない。夢枕節炸裂って感じです。

    なので夢枕獏ファンで源氏物語を知らない人でも楽しめると思う。
    陰陽道や奉る神・祓う神とかそっち方面でもいける。

    逆に源氏物語ファンで夢枕獏を知らない人にとってはどうか?


    どちらかと言えば私はこちら側の人間だ
    私の感想から言えば・・・うん、読みやすく面白かった。

    特に私は葵さんと頭の中条兄弟が好きなので満足。

    ただ源氏物語好きのおば様層が読んだらどうかな~とは思う。
    あと源氏物語の内容を全部把握していて自分なりの解釈が出来上がっている人。

    そういう人だと多分この展開はちょっと違うかな~と思うのではないかな。


    基本源氏物語好きの人は趣を大事にしているから
    今後の展開を考えると・・・全く別の話ですよね。

    それと個人的にあの「あとがき」はいらないな。
    その気持ちは分からなくはないけれど、そこはぐっと我慢して
    余韻を残す感じで本を閉じたかったな。

    単行本と文庫が同時発売だったようなので「あとがき」が入っていたのかもしれないけれどやっぱり単行本の方にはいらないような気がする。

    一気に本編の内容がぶっ飛んでしまったので(笑)

    まぁ、これが夢枕節なんだろうなと思う。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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