日本の課題40 図解 先送りできない日本

  • 角川書店 (2011年12月15日発売)
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本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041100776

作品紹介・あらすじ

ベストセラーとなった「先送りできない日本」をベースに、いまの日本が猶予なしで解決を迫られている政治や経済などにおける40の課題を厳選し、直観的に理解できる豊富な図解入りでわかりやすく解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年に読んだ本を久しぶりに読み返した。こうした本はその当時の予測がどのくらい現在と合っているかという視点では、時が経ち読み返すのは面白いジャンルだ。

    その通りと思ったのは中国、インドの躍進だ。実際には当時の予測を上回る勢いで成長を続けている。

    逆に予測できていないと感じたのはTPP。現在は米国が白紙状態になったが、米国抜きでTPPを締結という形になっている。これはほとんど予想できてない内容だった。
    というよりもこの当時池上彰はTPPで日本が大変なことになると言っておきながら結論めいたもの、自分の意見、立場は明確に述べておらず結局どちらに転んでもよさそうな内容にしていたのだな、と年月が経ち思った。

  • 難しい言葉が多くて、1回じゃ理解不足

  • 朱と黒の2色刷りで、学校の教材みたい。実際、現代社会の授業で使えばいいのに、と思う。東日本震災、野田首相の頃の時事ではあるが、今の日本を理解するうえでのざっくりとした復習として読むといいと思う。

  • 学べるニュースの方が分かりやすかった。
    そっちと内容重複してるところも多くて。

    ▼グローバル社会
    30年もすればG7はBRICsに抜かれる
    ▼TPPと日本の農業
    日本の農業の高齢化問題
    りんごなどは輸出好調
    ▼日本の変化
    いろいろ民営化
    製造業の六重苦(高い法人税率、高い人件費、関税、厳しい環境制約、円高、電力不足)
    ▼巨龍
    レアアースは中国独占
    中国、インド、ASEANは世界の工場から世界の市場へ
    ▼ものづくり日本
    起業リスク高くて起業割合低い
    GNTでがんばってる

  • 2015/7/14読了。

    なんか、いつもの池上さんの本に比べたら読みにくかったような気もする。

  • 池上さんの本はいつもシンプルにわかりやすく説明されていますので、現在の日本の問題を理解するには、初心者にも理解しやすく良い1冊だと思います。

  • 政権交代前に書かれた本なので一部古くなってしまった情報もありますが、まだまだこれからの課題として日本人全員が考えていかねばならない情報もたくさん載っています。たとえば、海外へ進出する日本の製造業企業について、その背景にある六つの理由(最近は四つでしょうか)をご存知ですか。民営化の意義とそのメリット・デメリットは何でしょうか。この本では、そういった事柄が豊富に図を用いてわかりやすく説明されています。
    (創造エネルギー専攻 M1)

  • アメリカはブッシュの自d債にトウモロコシをい食べ物としてではなくバイオエタノールとして使い政策を推進したから、世界中で穀物が不足した。
    日本の野菜、果物は台湾、香港で人気がある。
    グローバルニッチトップ企業には日本企業が多い。

  • 似たような著作を以前読んだので、それの詳細版かと思ったのですが、
    それとほぼ似たような内容でした。

    もう少し突っ込んだ内容を期待してましたが、それは難しいようで。
    各論に当たるしかないのかなと。

  • 内容が薄すぎる

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京科学大学特命教授を務め、現在5つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)、『お金で世界が見えてくる』、『日本の大課題 子どもの貧困』編者、『世界を動かした名演説』パトリック・ハーラン氏との共著(以上ちくま新書)、『なぜ僕らは働くのか――君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(監修、学研プラス)、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(ダイヤモンド社)、『20歳の自分に教えたい経済のきほん』(共著、SB新書)ほか、多数。

「2025年 『池上彰の経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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