図解 先送りできない日本 日本の課題40

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 134
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100776

作品紹介・あらすじ

TPP、原発、ものづくり、財政問題…解決を先送りにしてきた山積みの日本の課題たち。わたしたちの問題を総解説。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年に読んだ本を久しぶりに読み返した。こうした本はその当時の予測がどのくらい現在と合っているかという視点では、時が経ち読み返すのは面白いジャンルだ。

    その通りと思ったのは中国、インドの躍進だ。実際には当時の予測を上回る勢いで成長を続けている。

    逆に予測できていないと感じたのはTPP。現在は米国が白紙状態になったが、米国抜きでTPPを締結という形になっている。これはほとんど予想できてない内容だった。
    というよりもこの当時池上彰はTPPで日本が大変なことになると言っておきながら結論めいたもの、自分の意見、立場は明確に述べておらず結局どちらに転んでもよさそうな内容にしていたのだな、と年月が経ち思った。

  • 難しい言葉が多くて、1回じゃ理解不足

  • 朱と黒の2色刷りで、学校の教材みたい。実際、現代社会の授業で使えばいいのに、と思う。東日本震災、野田首相の頃の時事ではあるが、今の日本を理解するうえでのざっくりとした復習として読むといいと思う。

  • 学べるニュースの方が分かりやすかった。
    そっちと内容重複してるところも多くて。

    ▼グローバル社会
    30年もすればG7はBRICsに抜かれる
    ▼TPPと日本の農業
    日本の農業の高齢化問題
    りんごなどは輸出好調
    ▼日本の変化
    いろいろ民営化
    製造業の六重苦(高い法人税率、高い人件費、関税、厳しい環境制約、円高、電力不足)
    ▼巨龍
    レアアースは中国独占
    中国、インド、ASEANは世界の工場から世界の市場へ
    ▼ものづくり日本
    起業リスク高くて起業割合低い
    GNTでがんばってる

  • 2015/7/14読了。

    なんか、いつもの池上さんの本に比べたら読みにくかったような気もする。

  • 池上さんの本はいつもシンプルにわかりやすく説明されていますので、現在の日本の問題を理解するには、初心者にも理解しやすく良い1冊だと思います。

  • 政権交代前に書かれた本なので一部古くなってしまった情報もありますが、まだまだこれからの課題として日本人全員が考えていかねばならない情報もたくさん載っています。たとえば、海外へ進出する日本の製造業企業について、その背景にある六つの理由(最近は四つでしょうか)をご存知ですか。民営化の意義とそのメリット・デメリットは何でしょうか。この本では、そういった事柄が豊富に図を用いてわかりやすく説明されています。
    (創造エネルギー専攻 M1)

  • アメリカはブッシュの自d債にトウモロコシをい食べ物としてではなくバイオエタノールとして使い政策を推進したから、世界中で穀物が不足した。
    日本の野菜、果物は台湾、香港で人気がある。
    グローバルニッチトップ企業には日本企業が多い。

  • 似たような著作を以前読んだので、それの詳細版かと思ったのですが、
    それとほぼ似たような内容でした。

    もう少し突っ込んだ内容を期待してましたが、それは難しいようで。
    各論に当たるしかないのかなと。

  • 内容が薄すぎる

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著者プロフィール

ジャーナリスト。東京工業大学リベラルアーツ教育研究院特命教授。
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題を担当する。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーになり、書籍やテレビ、選挙報道等でニュースをわかりやすく解説し幅広い人気を得ている。著書に『池上彰のやさしい経済学』『池上彰の教養のススメ』など多数。

「2023年 『池上彰のやさしい経済学[令和新版] 1 しくみがわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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