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- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100875
作品紹介・あらすじ
焼け跡に安否を尋ねる「お年玉はがき」の誕生から、戦後の干支廃止論争、郵政労使闘争、そして平成の「プリントゴッコ」ブームへ。われわれ日本人は年賀状に何を託してきたのか?気鋭の郵便学者が描き出す戦後の姿。
感想・レビュー・書評
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久々に図書館で借りた一冊。
お正月特集のコーナーにあり、図書館職員からの推薦図書っぽかったので、借りてみました。
正直、内容は私には難しく、読むのにだいぶ時間がかかってしまいました(なんとか読み切ったという感じです)。
年賀切手に書かれている絵のモデル(主として干支にちなんだ郷土玩具)についての説明部分は、好奇心を掻き立てるものが多く、大変勉強になりました。
また、時代背景と年賀状の変遷が、事細かに書かれており、現代史の観点からも学びのある一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テーマ史
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年賀状とともに戦後を振り返ってみませんか。新年の挨拶状を出す習慣は戦前からありましたが、くじ付のハガキの発売は日本の年賀ハガキが世界初です。くじの賞品である末等の「お年玉切手」と政治家が関係していた、など政治と私たちの生活の結びつきがよくわかります。
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著者プロフィール
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