安彦良和アニメーション原画集「機動戦士ガンダム」
- 角川グループホールディングス (2013年5月28日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041100899
作品紹介・あらすじ
2013年5月28日に発売され、幾度と増刷を重ねたものの近年は品切れ状態が続いていた
安彦良和アニメーション原画集「機動戦士ガンダム」。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』の大ヒットを受け、
今あらためて『機動戦士ガンダム』(いわゆるファーストガンダム)への熱が高まっている中、
この貴重な資料である本書が緊急重版出来となった。
奇しくも、本書は『ジークアクス』にも参加する庵野秀明が“責任編集”を行ったもの。
TVシリーズだけでなく、劇場版3部作における安彦良和自身のアニメーション原画が厳選して収録されている。
細く、ときに太く、力強く、荒々しくも繊細に線が奔る安彦の原画の持つ力を存分に堪能できる1冊だ。
※2025年4月の重版に合わせ、値段改訂いたしました。収録内容に変更はございません。
感想・レビュー・書評
-
確かにアニメは随分と昔のもので、動画を見るとアニメーションは古いものかもしれない。ただその原画は全く古臭い感じはない。物語の設定だけではなくて、原画も緻密なものだったことがわかるし、アニメの制作過程を少し垣間見た気がする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原画はあくまでアニメ製作の工程であって、それ自体作品ではない。けれどもこれは芸術作品と呼び得るに足る。作業は相当なスピードだったかと思われるが、さっとラフに描いた風でも、線一本一本が活きていて、構図は大胆ながら表情は繊細、キャラクターの動きや心理描写に加え、その場面の状況までもがちゃんと伝わってくる。正直なところ着色されたセル画の方が色褪せて見えるほどで、頁をめくる度に驚きと感銘の連続だった。自分はアニメを全部見てはいないが、そんな人でも十二分に堪能出来るクオリティと言え、ましてやガンダム(あるいはアニメ)ファンなら、一家に一冊レベルの画集。同レベルで編集された続編を是非とも期待したい。
-
「機動戦士ガンダム」のTVシリーズおよび劇場版三部作、いわゆるファーストガンダムの安彦良和原画集。キャラクターの繊細な表情とダイナミックな動きが柔らかく自由自在なタッチで描かれており、まさに安彦良和WORLDを満喫できるファン垂涎の一冊。編集スタッフのこだわりのためか何度か発売延期になったが、首を長くして待った甲斐があった。責任編集の庵野さん、Good Job!
-
安彦良和のアニメーション原画を庵野秀明が監修してまとめたもの。天才(庵野)が天才(安彦)の仕事の「どこに注目しているか」がわかる1冊。
それにしても、円熟期の安彦さんの絵の上手さよ! -
「三十年以上前のエンピツ画がこんなにも輝いて見えるというのは“仕事のレベルが高い”からだ」……発刊によせた富野由悠季監督のメッセージはこんな言葉ではじまる。
著者プロフィール
安彦良和の作品





