ピンクとグレー

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.67
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本棚登録 : 2034
レビュー : 332
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101087

感想・レビュー・書評

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  • 本当に透明感が素晴らしい。
    読み終わって全てがすーっと
    自分の中に入っていった

  • だめだ、読めない(笑)
    後半は面白いという評判みたいだけど。
    後半を盛り上げるために前半は淡々と、という作戦なのか?
    何だろう、作者の使う言葉にいちいちイライラする。
    ちょっと叱っただけなのに「叱咤」とか。
    肩に力が入り過ぎてるんだろうなぁ、まぁデビュー作だし。
    ちょっと読んだだけで図書館に返却。

  • NEWSの方が書かれているということで、装丁がきれいだなぁと思いながら敬遠していた本書。
    読んでみたところ、前半は時系列が行ったり来たりしたり、表現に少し違和感があったり読み進めづらい印象。
    後半になると時系列もすっきりして死したのちになってやっと二人のすれ違いがなくなって理解していく様子が描かれていて、よかった。
    やはり二人の子供に自殺されてしまうお母さんの心情は悲しすぎるなぁ。

  • 20150815読了。

    ドラマチック。でも正直、ただそれだけだった印象。
    ラストにかけての伏線回収祭りでは怒涛過ぎてその展開についていけなくて混乱したのもあって、なかなか入り込めなかった。
    作者が云々とか、そういうのじゃない。(何ならあのグループは結構好きだったりするし。)本や文章を語るほど多く読んでいる訳ではないけれど、自分が感じるに素人っぽかった訳ではないし、きちんとしているとは思った。ただ時々ある気取った表現(突然の横文字表現等々)はとても残念。
    主人公二人の関係性が特異な部分をもっともっと表現されていたら良かったかも。

    今作が処女作だったので、以後もっと良くなっていくといいなと期待を込めて。

  • 吉田拓郎のあの曲のワンフレーズが、ふたりの関係を象徴するすべてだったんだろうな。作中にはいろんな引用が登場するけど、楽曲のタイトルも含めて一番胸に突き刺さっているのがそれ。

  • 当たり前だけど、わたしの部屋の本棚には好きな作品だけが置いてある。わたし以外の人にただの本以上の価値なんてない。
    部屋にはもう、本や画材や服、そしてたくさんのCDとDVDであふれていて、毎月刊行されるファッション雑誌一冊さえ加えるのをためらうような狭さだから、読み続けている漫画や小説の新刊さえ買い渋っている。しいて貴重性を挙げるならその程度の、これ以上物を増やせないギリギリの部屋にある本棚にこの作品を置きたいと思った。

    金八先生をあるシリーズから欠かさず観ていたから、著者の加藤シゲアキさんのことは小説を読む前から知っているし、なんなら所属するグループの中で一番真っ先に目がいって応援してしまうのはグループデビュー当時から彼だった(もちろん増田さんも気になるけれど、ドラマ内で自転車にハマりツールドフランスを目指すと言っていた端の列に座る彼の役と、座席はクラスのハンサムポジションで、不安を抱える主要生徒を支えた優等生を演じた彼とは注目度が違っていた)。

    それでも、同じ事務所の中でわたしが一番好きでファンクラブにも加入するグループは嵐で、NEWSは関心度から言えばその次の次の、そのまた次。つまり他のグループと同じくらい。嵐が出演する歌番組に出ていれば観るけれど録画を編集する時にはばっさり切るし出演番組を欠かさず観るほどではない。
    好きな歌もあるけれどわたしのiPodやMacには一曲も入っていなければ咄嗟に口ずさめるものもなかった。
    ドラマでは主要な役であったけれどグループの中では後列のポジションに立つ彼に驚いたし、歌やダンスが注目される人物ではないんだということにも気づいた。

    でも、そんなことは関係無いな、と思った。
    アイドルであるということが彼の作品に関係しているとしても、アイドルである彼をどれほど知っていて好きかということはこの作品を読む側にはまったく関係がない。
    それほど、作品は勢いがあって魅力的だった。

    本当の想いや実際起こったことはなんなのか知りたくなるけど教えてくれない、スパッと終わってしまうラストにはじめは物足りなさを感じた。

    ずっとりばちゃんの目線であったのに、p.225の途中からごっちの中からの描写になった。このページでは撮影とあるからりばちゃんが演じる中で分かったごっちの想いなのかもしれない。ずっとりばちゃん主観だったのだから、これも彼の中のことだって言える。

    でもりばちゃんが作り上げたごっちは、やっぱり彼が見ていたごっちに他の人の情報を足していった考え方にすぎなくて、実際のごっちの想いなのかはわからない。
    二人のあいだの揺らいでも決して壊れない関係から、あれはまさしく白木蓮吾の考えだとも取れるし、りばちゃんなりのごっちが死んでしまった事実を受け止めるための謝罪や感謝の想いが含まれた妄想なのかもしれない。
    そういう描き方がとても面白くて何度も読み返してしまった。

    白木蓮吾になりきった河鳥大が、最後はどうなってしまったのか。
    もし役者を続けていたのなら、憑依型の人になるのかも。
    わたしの良くない癖なんだけど、登場人物のその先を知りたくなってしまう。与えられたもので我慢しなくっちゃ。

    本編とは関係ないけれど、彼の書く文章の句読点の位置はわたしにとても読みやすく馴染むものだった。それがするすると読み進められた理由のひとつであることは間違いない。
    位置やその数は案外読むリズムを狂わせる。相手のリズムが自分のそれとぴったり合った文章を読むのって、初対面で意気投合してしまえるくらい嬉しい。現実も文章でもそんなことは滅多にないから。

    最後に、アイドルなんて関係ないって書いたけど、なんだかんだテレビの前にいる時に番組がやっていたら時間が許す限りは観ていたし、著者のどちらかというと三枚目なキャラクターにも好感と関心を持ち続けていた自分を褒めておく!
    本当に無関心であれば読もうと思わなかったから。危うく、素敵な世界を魅せてくれる作家を逃してしまうところだったもの。

    実写ではどんな風に描かれるのか、どういう終わり方をするのか。キャストも発表されていて、そわそわドキドキ、いまさらながらとても楽しみにしてる。

  • 過剰な自意識が感じられて、ついつい意地悪な読み方をしてしまう。
    記号化された小道具に頼りすぎるし、影響された作品が見え見えすぎる。
    二人の名前からしてネタバレなのはちょっとなぁ。読者をバカにしすぎなんじゃないかと。

  • 後半グイグイ引き込まれた。好きなストーリー。映像で見てみたいって思ってたら映画化するのね。楽しみです。

  • newsの加藤シゲアキが書かれた本。アイドルが書いた本、とうことだったので興味本位に読みました。
    内容としては、友情、自殺、昇華というざくっとした内容。文面はとても軽く、すらすら読める。
    ただ若干軽い感じもするので、次作以降は要判断。

  • >彼の涙が不足しないように、僕は自分の分も彼の涙に混ぜた。

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著者プロフィール

加藤シゲアキ(かとう しげあき)
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。2012年1月、『ピンクとグレー』で作家デビュー。同作は16年に映画化され、大ヒットした。以降『閃光スクランブル』『Burn.-バーン-』(以上、渋谷サーガ3部作)と年1作のペースで執筆を続ける。最新刊は『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』。NEWSのメンバーとして芸能界でも活躍の場を広げ、近年はドラマやバラエティ、情報番組などに出演し、アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。

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