観察眼 (角川oneテーマ21 A 149)

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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101100

作品紹介・あらすじ

今野が言う遠藤の「メッセージ付きのパス」とは?「流れを読む感覚」をいかに身につけるか。ミスプレーの一つ前のシーンを考える。遠藤がダッシュなしに最長距離を走れている理由。バックパスの有効性をもっと理解してほしい。「あの試合」で二人がそれぞれ考えていたこと。

感想・レビュー・書評

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  • 今野泰幸さんの観察眼、遠藤保仁さんの観察眼、今野さんと遠藤さんの対談、という三部構成。

    神経質な今野さんと楽天的な遠藤さんの考えの違いが面白かった。でもどっちにしてもサッカーってこんなことを考えながらプレイしているんだ!という驚きがありました。

    サッカーというスポーツの特殊性(ほとんど点が入らないなど)、その中での勝敗の分かれ目など、サッカーがどういうスポーツなのかということが素人にも伝わってきます。一見地味な感じもするサッカーの試合も、こんなことを考えながらプレイしているのかと知って少し興味がわきました。



    ●こういう風にすればチャンスをつかめるという、流れを読む嗅覚。周りの選手が何を考えているのかも意識しながらプレイする。

    ●パスを出す側、受ける側では感覚が違う事がある。受ける側はここにパスを出してほしいと思っていても出す側と合わずボールをとられてしまったりする。

    ●サッカーは最初に1点を取ると気持ち的にも優位になる。逆に先制されてしまったら、前のめりになってカウンターをくらわないように注意しつつ、少しリスクをとったプレイをしないと取り返すのが難しい。

  • 今野(今ちゃん)の遠藤(ヤットさん
    )への心酔ぶりがスゴい。(ガンバ移籍はだからかと思うほど!)
    逆にいうと、今野のサッカー偏差値の低さが露呈されており、ファンとしては失望とまではいかないが、正直ショック…

  • 観察についてわかったことはなんもなかったw
    今野がこれだけ考えないであれだけ代表に選ばれ続けるのは逆にすごい。
    ヤットさんは頭がいいって、本。

  • 新書

  • 今ちゃんは咬ませ犬?

  • ○サッカー(元)日本代表の遠藤氏と今野氏の作品。
    ○各々のサッカー人生を振り返りつつ、サッカーの見方やプレーの仕方などについて、考えを語ったもの。

  • 遠藤選手と今野選手、現日本代表の2人の考え方やその人となりが感じられる。遠藤選手については、今まで著書や雑誌の記事を読んで知っていたこともあったが、本当にいろいろ細かいところまで考えてサッカーをしているからこそ、ここまでの選手になれたのだと納得できる。また、今野選手については初めて知ったことも多く、プロになってから、ここまで来るまでの背景を知ることができて面白かった。

  • 現役の代表選手がふたり、同じ試合にどのように考え感じていたかを比較できるのが面白い。精神的に強い遠藤と、そんなに強くない今野の比較が特に。

  • 遠藤選手については、様々な本で読んでいたので、ある程度の事は知っていましたが、今野選手については、初めて知ることばかりだったので、面白かった。
    大きな大会にいくたびに、体調を崩しちゃうってことも、ちょっと納得かな。でも、もっと応援したくなりました。

  • 二人がチームメイトになる前の対談を含むけど、企画ありきであまり面白くありませんでした。

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著者プロフィール

1980年1月28日、鹿児島県生まれ。1998年、鹿児島実業高等学校卒業後、横浜フリューゲルスに入団。京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)を経て、2001年、ガンバ大阪に加入。2020年10月にジュビロ磐田に期限付き移籍。「日本代表国際Aマッチ出場数最多記録保持者」「東アジア最多出場記録」「2009年アジア年間最優秀選手」「2014年JリーグMVP」など、多くの記録を持つ。2019年には公式戦1000試合出場、2020年にはJ1リーグ史上最多の出場回数、史上初の21年連続開幕戦先発を達成。

「2021年 『GIANT KILLING 名シーンで振り返る 戦い抜くメンタル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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