エンプティスター

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.07
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本棚登録 : 174
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101148

感想・レビュー・書評

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  • たまたま手にしたのがパイロットフィッシュの続編だということでちょっと嬉かった。というか、アジアンタムブルーも繋がってたんだと軽く驚き。
    七海ちゃんと別れてたのがショック。
    そしてレビューにもある通り人が死にすぎ。
    良いとこなしだけど、最後の由希子さんとの会話で少し希望が持てたかな。

  • 何度でも言うけれど「恋愛小説」という分類に疑問があるのよ私は。

    示唆に富んだ文章で、それが自分にとっても救いになりうる。

    星は空っぽ?
    助けて、という願いは叶ったのか?
    再読しようと思います。

  • 大崎さんらしい静謐な文章。『傘の自由化』がここでも描き出されていたね。
    「しかし二人の関係においては、変わろうとしなかったことが正しくない選択だったのだ」21頁
    「忘れないのなら別れじゃない」351頁

  • 「パイロットフィッシュ」「アジアンタムブルー」に
    続く3部作の完結編。

    やっと全てが納得いく形で
    繋がったという感じ。

    でも 可奈ちゃんの最後が
    あっけなく寂しい……

  • 三部作の最終章との事ですが、まだ続く感が・・・

  • 大崎さんの小説はなんか優しい。特にこの三部作の主人公は優しい。人はみな生きていく上で色々悩み、迷いながらも必死になって生きて、それに耐えられない人は自ら死を選んで。結末はなんともやりきれない思いもしましたが、最後の最後で一筋の光も見える気がします。

  • 大崎善生さんの本は好きでよく読むけど、読み終わった後の喪失感が大きい。今作は特に…

    3部作の完結版って銘打っとうけど、パイロットフィッシュの影響が強いかなと思う。

    文章が綺麗ですっと入り込んでいく。心地良い。

著者プロフィール

1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年、『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

「2019年 『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大崎善生の作品

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