気分上々

著者 : 森絵都
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月1日発売)
3.54
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  • 本棚登録 :963
  • レビュー :205
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101186

作品紹介・あらすじ

「自分革命」を起こすべく親友との縁を切った女子高生、家系に伝わる理不尽な"掟"に苦悩する有名女優、無銭飲食の罪を着せられた中二男子…、人生、単純じゃない。だからこんなに面白い。独特のユーモアと、心にしみる切なさ。森絵都の魅力をすべて凝縮した、多彩な9つの物語。

気分上々の感想・レビュー・書評

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  • 『17レボリューション』
    『本物の恋』
    『東の果つるところ』
    『ブレノワール』

    …が印象に残りました。
    私が『リズム』で彼女の作品に出会ったのは小学生の頃だったかなー。そこから久々に読んだこの作品で、彼女の文体や作品のイメージをいい意味で裏切られ、新鮮な感覚を味わうことができました。これからもっともっといろんな絵都さんの作品に出会いたいな。
    夢中になって読めたし、読了感とてもいいです。

    たくさんの方に読んでもらいたいな。

  • 「彼女の彼の特別な日 彼の彼女の特別な日」
    「本物の恋」
    「ブレノワール」
    がお気に入りです。

    「東の果つるところ」と「ブレノワール」は主人公が家族や慣習、因習に囚われているところがどことなく似ているなと思いました。読後の余韻は全然違いましたが、2つとも母親の愛情が感じられて、よかったです。「ブレノワール」・・・最後の黒麦畑の場面、気付いたら涙が流れていました。

    「ヨハネスブルグのマフィア」は大人の恋だ・・・って感じでした。彼の不思議な魅力は何なんでしょう。エキゾチックで危険な香りのするつかみどころのない彼・・・。最後かっこよかったです。

    中学生、高校生が主人公のお話を読むと森さんって児童文学作家さんやったなぁと思い出します。

    「人生、短い中でもいろいろ起こり得る」
    森さん、短編も良いなぁ・・・。

  • 森絵都さんは長編はもちろん、短編がとても面白い。私のお気に入りはブレノワールです。

  • *「自分革命」を起こすべく親友との縁を切った女子高生、家系に伝わる理不尽な“掟”に苦悩する有名女優、無銭飲食の罪を着せられた中二男子…、人生、単純じゃない。だからこんなに面白い。独特のユーモアと、心にしみる切なさ。森絵都の魅力をすべて凝縮した、多彩な9つの物語*
    素晴らしい、の一言。どのお話しもハズレなし、どころか文句なしの秀作揃い。あちこちで書かれていた短編を一冊にまとめたとのことで、お話しの長さやテイストがまちまちなところが却って良かった。それにやっぱり・・・恋っていいな。辛くても、哀しくても。そんな風に誰もが思えるような、優しくて切なくてチャーミングな魅力にあふれた一冊。

  • 短編集だけど、どれも後味のいい話でした。
    人の心って適当そうでいろいろ複雑だなぁと改めて感じました。

  • プレノワール読んでたら涙溢れてきました。

  • 資料ID:98121149
    請求記号:913.6||M
    配置場所:普通図書

    【情報科学部 院生】
     実写映画、アニメ映画にもなった「カラフル」の森絵都さんの短編集です。これまでの児童文学とは毛色が異なり、大人でも少し考えさせられるような作品も。「お題」ありきの短編なので、オチのある作品というようりも、お題について投げかけるような形式です。
     平易な文章に加え、中高生が主人公のものもあり、また主人公の視点で物語が展開するので、読書が苦手な方でもするりと読める作品集です。是非一度、読んでみて下さい。

  • ここのつの短編集。装丁やタイトルのロゴなどから受ける印象と作品の内容に少しズレがあるような・・・。でも、気分上々というか、気分の上方修正はできそうです(笑) 「「ブレノワール」「ヨハネスブルグのマフィア」「気分上々」がお気に入り。「ヨハネ〜」は 最後きゅん♪ときた〜(笑)

  • 森絵都はやはり短編がいい。

    それも、十代を主人公にした作品が何よりもいい。

  • 題名通り「気分上々」になりたい時再読したい本。
    特に再読「プレノワール」の主人公が、地縁との呪縛が自分のアイデンティティである事実を認めた時、母の深い想い、愛に気付く素敵な最後のオチに再度感銘。

    「17レボリューション」のイヅモという冷静な分析力を持つ女子高生とは思えぬ親友と主人公との掛け合いが秀逸。
    「東の果つるところ」は「プレノワール」に通じる地縁の呪縛がテーマ。やはり呪縛から逃れられずしを迎える主人公が出した答えは、呪縛を乗り越えることではなく、他者との「人間の背後には過去があり、過去の中心には家族がいる。…人はむしろ他人を大切に生きるべきではないのか、と。家族は選べない。けれど他人は選ぶことができる。家族の数は限られているけれど他人は無限に開けている。p155…何者へも縛られることはありません。p156」

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