隣之怪 息子の証明 (第三夜)

  • 角川書店 (2012年2月29日発売)
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101247

作品紹介・あらすじ

私の息子は長い闘病の末、17歳と半年で旅立っていきました。ある朝、仏壇の位牌が動いていることに気づきました。もしかして、息子が戻ってきたのでしょうか? 感涙必至の表題作ほか怪談17話を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 裝画/斉藤高志
    装丁/高柳雅人

  • 短めの怪談集。恐怖というよりは不思議な話が多い

  • 表題の話が、思っていた感じと違ったのが印象的だった。

  • 肌に合わず、途中で止めてしまった。

  • 一気読み。
    彼女に連れて行かれそうな話が
    いろんな意味で怖かった。
    あと表紙が怖い。

  • 前作に続いて、
    ちょっとホラーな不思議な話★
    個人的にゎ…
    私のできること。絆の糸。が好き(^_^)

    怖い話が苦手な人でも読める、優しい一冊♬

  • このシリーズは読み物寄りなんだっけか。
    話の数は少なくなるけど、読み易い。
    怖さが若干薄れるのはしゃあないかな?
    サブタイトルの「息子の証明」はグッとくる。

  • 最後のお話は感動物でした。他の巻に比べて余り怖くなかったのですが赤いドレスの女の話は怖かったです…

  • 実話怪談の真骨頂である私の大好きな木原浩勝氏のインタビュー型書き下ろし怪談集
    全17話を収録し、そのうち9話が個人的に要チェック

    帯紹介文より

    長い闘病の末に旅立った息子が私のもとに戻ってきたのでしょうか?
    感涙必至! もはや怪談を超えた怪談集、2年半ぶりの最新刊!

    とのことで、実に2年半温めていただけのことはあって興味深い内容でした。最終話の「息子の証明」は、この作品でなければ実現できなかったのではないかと感じざるを得ません。
    「ホンマ、怪談っちゅ~もんは怖いもんやわ~」という既成概念からのギャップを一話読み終わった後の余韻として17通りも醸し出している、ひとつひとつの話を愉しめる作品です。

    怪談で笑ったこと、ありますか?
    怪談で誰かの怨みを強く感じたこと、ありますか?
    怪談で感動したこと、ありますか?
    怪談で元気が出たこと、ありますか?
    怪談で何かを学んだこと、ありますか?
    怪談で助けられたこと、ありますか?

    どれか一つでもなければ、大いに推奨します。

    と、なんかクサい感じにしてみましたがこの作品は実話怪談に挑戦してみよう的書籍としては最ッ高です。
    なんといっても、この作品にはおそらく今までで最もキレのあるタヌキさんが出てきますからね。読んでバカされて下さい。

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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