物語のように読む朝鮮王朝五百年

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101254

作品紹介・あらすじ

五百年の長きにわたり、王朝は何を見つめ、日々を重ねてきたのか-。歴代27人の王が目ざした繁栄と、彼らをとりまく女たちの愛と夢。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり朝鮮王朝は面白いわー
    日本とも色々関係はあるけれども、それはここでは問わずに。

    歴代王の名前はさすがに順番どおりには覚えられないけれど、それぞれの王様に色んなエピソードがあって、
    しかも王を取り巻く人たちも個性がありすぎ。

    今回、学んだことをメモ。
    종묘に高麗王朝末期の王(コンシンワン)と皇后のお墓がある。イ・ソンゲの心理の表れではないか。忠誠を誓っていた高麗を裏切って自分が王となったと考えていたのではないか。

    チャン・ヨンシルは中国のお膳立てのために失脚したのではないかとの推測あり。失脚後にハングルの創作に打ち込んだらしい。

  • とても読みやすいです。韓流時代劇から李氏朝鮮の歴史が気になり始めたのでそれに則して読み進めることが出来るのでお勧めです。

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著者プロフィール

作家。1956年生まれ。東京大学文学部国文学科卒。1980年、NHK入局。ディレクター、プロデューサーとして多くの番組を手がける。2002年に独立し、文筆の道に入る。著書『スコットランドの漱石』(文春新書)、『わたしの歌を、あなたに~柳兼子・絶唱の朝鮮~』(河出書房新社)、『長澤鼎 ブドウ王になったラスト・サムライ』『漱石とホームズのロンドン』『生命の谺 川端康成と「特攻」』(以上、現代書館)など。

「2022年 『猫を描く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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