ナミヤ雑貨店の奇蹟

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 1464
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101360

感想・レビュー・書評

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  • こんな小説読んだことない。短編集でありながら、それぞれが結びついていて、それぞれが想像を超える結末。素晴らしい作品でした。

  • 映画を観ての再読。
    細かい所は忘れていましたが、ほぼ原作通りの映画だったのですね。
    こんな風に自分の人生を振り返って、答えをもらってから逝けたらどんなにいいか…
    私ではいい答えが返って来る事はなさそうですが…

  • 物語一話一話を、登場人物一人一人を、上手に絡めていくところは流石。
    時代が入れ替わるので整理しないと混乱するが、ごく最近?の過去という点が郷愁を誘う。

  • ★2017年9月9日読了『ナミヤ雑貨店の奇蹟 』東野圭吾著 評価B+ 
    おそらくベストセラー作家の東野氏の作品を読むのは初めて。読まず嫌いではないが、既にベストセラー作家になっている方の作品は、何となく後出しじゃんけんのような、ずるい気がして読めない場合が多い。読んでいるうちに、売れっ子作家になっていってくれると、なんか嬉しいというちょっとひねくれた読者であることは否めない。
    経歴を見ていて思い出した。彼のエッセーは読んだことがあった。何と大阪府立大学のアーチェリー部の主将だったとかで、へー?!と思ったことがあった。

    今回、なぜこの本を読むことにしたかというと、たまたまFBで今月公開される映画の音楽が、山下達郎のREBORNと聞いて、その曲を聴き、その原作をよんでみようと思い立った次第。

    評価としては、さすが、売れっ子だけあって、安定した筋書きと内容、おもしろさで、納得。

    関東近辺の田舎町にある寂れた雑貨やの老主人がふとしたことから始めたよろず相談が、子供から次第に大人に広がり、その真摯な回答で人生の指針を得た若者たちのその後も上手に物語られる。郵便受けを通しての過去と現在の手紙のやりとりは、韓国映画のイルマーレ(今は米国版の方が有名だけど)からヒントを得たのではないかしら。

  • 読めばとても面白いのだけれども読後に微妙な気持ちになってしまうので苦手だった東野圭吾さん。読書傾向が似ている妹が「これは大丈夫で面白かったよ」と薦めてくれて久しぶりに読んでみました。面白かったです。読後のモタレル感じも無し。映画化向き!っと思いながら読んでいたら今月公開らしく、主演が西田さんという情報が入ったらもう西田さんのイメージでそのまま読了。王道中の王道。最初の導入部分も読み手を変に構えさせずサラッとこの物語に入れるし、途中もまったく飽きたりせず適度に予想を裏切りつついい具合に展開し、ラストはキレイにシッカリと伏線を拾ってキレイに輪が閉じ、そうだったのか~、と納得して満足して読了しました。あまりに見事すぎてもう少し人間くさいドラマがあっても良かったかもと、ひねくれた感想を持ってみたり、最後輪が閉じた後にもうちょっと息抜きエピソードがあればもっと良かったのにと贅沢を言いたくなったり、あと一点だけ、雑貨店店主が息子に頼みごとをする根拠が、ちょっと弱いというかもう少し読みたかったという感じが残りつつも、大変面白かったです。

  • ナミヤ雑貨店が時空を超えて、悩んでる人の相談窓口になるというファンタジー要素あり、感動秘話ありの素晴らしい物語でした。

    いくつかのエピソードが繋がりを持っていたりするのですが、過去と未来とが若干わかりずらい点もあったけど、ググッと引き込まれてしまう構成はさすがです。

    2度読みしたらより理解できるかな。
    ものすごく素敵な物語で感動しました。映画化されるので、また話題になると思いますが、映像化がどう実現されているかも興味あります。

  • 面白かった。
    時代が行ったり来たりするので、多少混乱する事もあったけど。
    長編小説だと思ったので読み始めて「あぁ、短編なのか…」と思ったけど、話が繋がっていた。
    上手く絡んでいて飽きずに読めた。

    “人と人との繋がりが切れるのは、何か具体的な理由があるからじゃない。いや、見かけ上はあるとしても、それはすでに心が切れてしまったから生じたことで、後からこじつけた言い訳みたいなものではないのか。なぜなら心が離れていなければ、繋がりが切れそうな事態が起きた時、誰かが修復しようとするはずだから。それをしないのは、すでに繋がりが切れているからなのだ。”

  • 連作短編で、時代が交錯する話なのだけど、最後につながっていく・・・いい話だった。

    ナミヤ雑貨店というのをもじって子供が「ナヤミ雑貨店」とはやしたのがきっかけで店主が悩み相談をはじめる。
    最初は子ども相手の遊びだったのが、ある時真剣な悩みが寄せられて・・・。

    というお話です。
    ここに、何やら犯罪を犯したらしい3人組がからみ・・・面白い交錯が生まれていきます。

    ある養護施設と店主の縁もわかり・・・。

    読後感があたたかでした。

  • 面白かった。短編集をうまく関連付けながら、全体として一つの大きなストーリーに仕立てている。短編ごとの関連がやや強引で必然性もあまり感じられないが、各短編がそれなりに面白いので退屈はしない。

  • 少し前に
    読み終えた本です。

    あまり期待をしないで
    手に取ってみたら
    ハマってしまい、
    一気に読んでしまいました。

    登場人物が、生き生きと
    描かれていて
    面白く読めました。

    3人組の若者が、
    だんだんと成長していく姿に感動しました。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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