ナミヤ雑貨店の奇蹟

著者 : 東野圭吾

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月28日発売)

感想・レビュー・書評

[やるせな医さんの感想 · 2021年2月9日]

映画のCMが面白そうだったのできたいしたけど途中で断念

[Tomさんの感想 · 2020年10月4日]

こそどろを働いた３人が逃げ込んだ空き家は、ナミヤ雑貨屋という古いお店。そこは、昔、悩み相談をおこなったいた。もう空き家になってかなり経つはずなのに、シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が舞い込む。３人は驚き、戸惑いながら返事を書くと、またその続きの手紙が来て。。

浪矢さん曰く、「読んでみると、わしの回答が役に立った理由はほかでもない、本人の心がけがよかったからだ。本人に、まじめに生きよう、懸命に生きようという気持ちがなければ、たぶんどんな回答を貰ってもだめなんだと思う。」

どのストーリーも涙腺を刺激する、ちょっといい話。それが幾つも幾つも積み重なる奇跡。その奇跡を支える、時空を超える雑貨店、というファンタジー。言い換えると、絶妙な設定。ちょっとご都合主義が過ぎるので、感動するか、冷めてしまうか、どちらかかもしれない。

[まるさんの感想 · 2020年6月24日]

東野圭吾さんの本は大好きです。
この方の伏線をラストに一気に回収する作風が大好きなのですが、私は個人的にタイムトラベルものが苦手なのでこの評価になりました。

たくさんの伏線にワクワクしていたのに、ラストにタイムトラベルだった、となると少し不完全燃焼な気持ちになります。

また、家族で夜逃げした男の話は、感動的な話なのに、男の心理描写が淡々としていて、あまり感動できませんでした。もっと家族に対しての愛情などをヒシヒシと感じたかったです....これは完全に私の好みなのですが...

[Yukiさんの感想 · 2018年12月15日]

ファンタジーチックで東野圭吾っぽくない作品。

複雑な人間関係が絡み合い、
すんなり理解できなかった

[Chanmei52さんの感想 · 2016年6月4日]

なんか退屈な内容でした。東野さんに求めるものと違うものだった。

[管理人さんの感想 · 2016年3月9日]

めずらしく東野圭吾を、ブクログ高評価でチョイス。タイトルからしてビブリアの２匹目どじょうかと思いきや、過去（昭和）と未来（平成）間の悩み相談手紙のやりとりによる人情ものファンタジー。音楽スターやオリンピック代表の夢を追い、無理心中や夜逃げに巻き込まれる昭和人の悩みを、現実主義の平成人がケチョンケチョンにするという趣向はスッキリ感あるものの、全体的に熱いガンバリズム讃歌なのは否めない。児童養護施設つながりっていうのも、感動押し売りくさいし、なんか入り込めず。

[natsu828amoreさんの感想 · 2014年11月25日]

2014.11

[あの屋さんの感想 · 2014年8月31日]

ブーム去って…頂き物だったので、結局読み終わるまで、2年間かかりました。
結局何がそんなに良いのかわからないまま…もう一回ちゃんと読んだ方が良いのか、な？
2014/8/10読了

[balisachikoさんの感想 · 2014年1月29日]

内容（「BOOK」データベースより）
夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。

[christyさんの感想 · 2014年1月25日]

★★1/2かなあ。。。
こういうファンタジー系は好きなんだけど
東野圭吾にはもっとレベルの高い物を
求めてしまう。。。

[mitasayuさんの感想 · 2013年9月9日]

2013/09 やっぱり東野圭吾は不得手。文章力はすごいのにどうしてかな。

[かつおぶしさんの感想 · 2013年8月26日]

最後、それまでの話が綺麗につながるように、美しく物語を紡いでいく。
その手法はやはり素晴らしいけれど、スムーズに流れすぎたからか、あまり印象に残らなかった、というのが本音。

[いるかさんの感想 · 2013年6月30日]

13/06/30
自分の悩みを一緒に懸命に考えてくれる誰かがいることってこんなにも心強くて励みになるんです。
けどそんなに<面白くて感動！>てほど私の感覚にはないです。

[ゆうさんの感想 · 2013年5月16日]

2012年6月

[愛さんの感想 · 2012年12月1日]

面白いのだけど、東野さん！て期待して読んでしまうので、どうしても評価が超辛口に(苦笑)
暖かいお話ではあったけど、物足りなさも残ります…
もっとどっしり、深い作品が読みたい。

[12310314stmさんの感想 · 2012年11月24日]

2012.06

[choco-rinさんの感想 · 2012年11月18日]

私が苦手な、ちょっとファンタジー系。
でもその設定のおかげで、人にはいろんな事情や考え方があるんだな、と考えさせられるんだけど。

ナミヤ雑貨店では店主が本業の他に悩み相談を受け付けていました。
店主が亡くなってから数十年後の現在、ひょんなことからお店に入り込んだ三人の若者が、過去の人々から悩み相談を受けることに。
ここがファンタジー。
一話一話は個別だけど、最後に若者達自身にも繋がる連作系。
若者達、将来は幸せであってほしいな。

[yuusou21さんの感想 · 2012年10月2日]

一章読んで、短編だったので、とりあえずそこまでに。
あまりにも出来過ぎた展開だし、男子三人の会話が苦手だった。

「容疑者Xの献身」と「手紙」以外はどうも…
残念

[あきちゃんさんの感想 · 2012年9月22日]

いつもの著者らしい伏線張りまくりでサクサク読み進められるが、涙するほどの話でもなく、逆に無理やり話を結びつけ過ぎて最後には却って鬱陶しい印象。3人組が「ら抜き」ではない丁寧な言葉遣いで返事を書いているとか、江戸川区から歩いて東京駅丸の内側に到着するなど、細部の矛盾も気になる。

[koko1112さんの感想 · 2012年8月31日]

東野圭吾も落ちたな。こじつけ、ページ数稼ぎ、無理やり善人作り、現実的でない。

[minmin18さんの感想 · 2012年8月24日]

私に夢見る力がないからか、あまり共感、感動はできなかった。
一気読みするほど先が気になる感じでもなし。

でも、シビックで朝までからの3作はよかった、、かな。
ナミヤのおじいさんはすてき！！
他人であってもこんなに親身に人のことを思ってくれる人に出会えたなら、人生に嫌気がさしても、立ち直るきっかけを見つけられるのでしょう。

[siomizuさんの感想 · 2012年7月18日]

連作になっていて、最後の章で今までの伏線や人間関係が一つに繋がると言う形式は好きです。
「あー！こういう事だったんだ！」という所が随所にあり、東野ミステリーな感じ。

ただ、ちょっと内容がチート過ぎ&薄っぺら過ぎ＆ご都合主義な気がして、途中ちょっと「うへぇ」と思ってしまった。
何となく、映画化を狙って書いたんじゃないかと邪推を・・・。

[703ooさんの感想 · 2012年5月30日]

なんかさみしくなる話ばっかりだった気がするのはあたしだけなのかしら？

[あしあとさんの感想 · 2012年5月30日]

東野圭吾の小説は好きだが、これは保留。
マスカレード・ホテルの様なノンストップ・サスペンスなら許せるが、やはりミステリーが読みたい！！一寸これは、失礼ながら、息抜きな小説の様な気がしました。時間軸の使い方にミステリの使い方をしているが、あくまでファンタジー。もっとすごい小説を書ける人だと思うので、又じっくり時間がかかってもいいから本格的なミステリーを書いてほしいです。

[nicoさんの感想 · 2012年5月25日]

イルマーレのような、生協の白石さんのような、題名を忘れてしまったけど、アンティークの机の引き出しを使って文通するSFの短編の様な、連作短編集。

[keixinhuさんの感想 · 2012年5月13日]

過去と現在が交差する中で、悩み相談を受け解決していく。
ミステリーというよりファンタジー。短編連作で最後にまとめあげる所は非常に上手い。ただ全ては感傷的なオチで予想通り。好みでは無い。

[きょさんの感想 · 2012年5月4日]

今までになかった作風で正直もやもやしています。
モスクワオリンピックのボイコット、ビートルズの解散、、、
“その時代”を知っていたら懐かしさと感動があったかもしれないけれど
それをあまり感じられず残念でした。

短編に張られた伏線が一本の線に繋がるパターンは伊坂幸太郎みたい。
でも登場人物たちに感情移入できなくて、繋がったときの感激はちょっと薄かったです。
東野さんのファンタジーは苦手なのかも…

それぞれのストーリーはおもしろくて、ナミヤ雑貨店の出す回答が
相談者と同じように毎回楽しみでした。
こんな風に悩みを聞いてくれるお店があったらすてきだなぁ。

[ちびまさんの感想 · 2012年5月2日]

短編集かなと思って読み始めました。でも、実はみんなつながった話。
過去と未来、どこがどうつながっているかがわかってくるのが面白い。
ナミヤ雑貨店と丸光園のつながりが解明されていくのは、途中から想像できた。
ただ、そこに登場する人物にはあまり魅力を感じなかった。

[ごろごろ黒猫さんの感想 · 2012年4月25日]

ご都合主義。ファンタジー要素満載のストーリーは、大好きなタイプの作品のはずなのですが、これはあいませんでした。

[みちこさんの感想 · 2012年4月18日]

古びた雑貨店の牛乳箱に悩みを書いた手紙を投函すると　翌日に返事がくる。
時空を超えた手紙交換の話。
東野さんらしい　優しい物語でした。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。