ナミヤ雑貨店の奇蹟

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 1469
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101360

感想・レビュー・書評

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  • お店が閉まった後シャッターのポストに相談事を書いた手紙を入れると、翌朝店の裏の牛乳箱に返事の手紙が入っている。
    ナミヤ雑貨店の店主(ナミヤさん)が一所懸命考えて回答を書いてくれるのだ。

    1人では決意出来ないこと。
    とにかく誰かに聞いてほしいこと。
    自分の考えが間違っていないと確かめたいこと。

    身近な人には話せないことが、通りすがりの人には話せたりするけど、近所の雑貨店の人という距離も同じだろうと思う。
    しかも匿名で手紙を書いて、その手紙に真剣に答えてくれる人なんて滅多にいない。
    うらやましいなと思った。
    変なことを言ってはいけないとプレッシャーを感じながら出してくれた回答を受け取れること。
    そしてその後どうしただろう?と心配しつづけてもらっていること。
    そのどちらもとてもうらやましい。

    この物語の中にはナミヤさん以外にも回答者が登場していて、彼らの回答はナミヤさんとはかなり趣が違う。
    彼ら自身も自分の未来が見えない場所にいるから、相談者の境遇が恵まれた者の甘えに見えたりもする。
    苛立ちを表現してしまう場面もある。
    でも、ナミヤさんの回答の方が相談者にとって有益で、彼らの回答は役に立たないということではない。
    むしろ聞くのは誰でもいいんじゃないかとも思う。
    もちろん騙してやろうとか利用してやろうとか、悪意を持っている人に相談したらダメだけど。

    自分が悩んでいることを話して、人に意見も求める過程で自分がどこに引っかかっているかが見えてくる。
    もちろん相手にもそれは伝わる。
    それを踏まえて語られる相手の意見をはその引っかかりの結び目を別の視点で見せてくれる。
    きっとその視点が自分の凝り固まった視点とかけ離れていればいるだけよく見える。
    最初は反発してもいつか気付ける。
    自分が選んだ道も選ばなかった道もどちらも同じ道だったということに。

    物語の中では相談者が選んだ道が正解だったかのような書かれ方をされている箇所もあって、その道を選べたのはナミヤ雑貨店の回答のおかげと相談者は信じている。
    でも本当はナミヤさんが語っている通りで、大事なのは回答ではなくて本人の心がけなんだと思う。
    誰かの意見を聞いてその通りにしたとしても、それを行うのは自分。その道をどんなペースで歩くか、誰と歩くかを決めるのは自分なのだから。

    後悔しないために必要なことは、この道しか選べなかったと思うことなんじゃないかと思う。
    他の道もあったかもしれない、いや実際にあった。だから悩んだ。
    だけど私は徹底的に向き合って、結果としてこの道を選んだ。
    だからやっぱり私にはこの道しかなかったのだと。

    人が人に相談するのは正解が知りたいからじゃない。
    自分の気持ちが知りたいからなんだ。
    誰かにNOと言われても曲げられない気持ちを知りたいからなんだ。
    そう思った。

  • また東野さんのマジックにやられてしまった。
    いやいや、これは浪矢さんと皆月さんのマジックだったんだ。

    人は人生の選択をどう選べばいいのか悩む生き物だと思う。
    どっちが正解だなんて誰もわからないのに、誰かに聞いてみたくなる。

    浪矢さんの返事もありがたいけど、ここにあるほぼほぼは悪者になりきれない若者達が書いてるんだよね。
    それこそ奇蹟だわ。

  • なんとも不思議な設定の物語。
    様々な時間が交差する中で、沢山の人達の思いを読みながら感じることができる作品。
    ページ数が多いにもかからわず、あっという間に読み終わってしまいました。
    とにかく、誰かが顔もわからない誰かのために必死になって問題を解決していく姿はとても美しく見えました。
    日々の生活に疲れている人、悩みがある人、読んでみてください。
    人と人との繋がりを感じられるとても温かい作品になっています。
    読み終えた後は心がふわっと温かく包まれるような感覚になると思います。☺️

  • 著者が帯に「一か八かの大勝負でした」と書いていますが、確かに(少なくとも、僕が読んだ東野作品の中では)挑戦的で新鮮な作品でした。色々なコトが色々な場面でつながっていくので、“一気読み”したい。最後はほっこりした気持ちになります。

  • 東野さんってほんまに幅の広い作家さんやなあとしみじみ。

    ミステリ作品でもそうだけどこの人の作品はとにかく読みやすい。軽く読める。そのくせ、別段薄っぺらいわけでもない。

    東野さんでパラレルワールドといえば
    「時生」はかなり好きだったな~と。

    まあ、なんにせよ面白かったです。

  • 東野圭吾氏のこの小説も大変面白かったです。図書館で半年以上待った甲斐がありました。

    私は、この本の主人公の一人である晴美女史とほぼ同じ年齢なので、時代背景も手に取るようにわかり、懐かしい思いと共に、イメージすることができました。

    大阪万博、モスクワオリンピックのボイコット、バブル前後の日本の様子、その後に急速に発達したインターネットの世界。。。

    個人的に共感を持てたのは、晴美女史が勉強をして、起業をする過程において、私も取得した「中小企業診断士」という資格を取ったという点です。診断士というのは、取得しただけでは「お金にならない」とよく言われますが、それを活かすも殺すも「その人次第」というのも、事実だと思います。

    この本の登場人物を対象に含めていいのかわかりませんが、診断士という資格を上手に活用している人が、私が愛読している一人である「三橋氏」につづいて二人目だったので、この本は印象に残るものになると思います。

    この本は昨日(2013.4.25)から読み始めて、あっという間に読み終わりました。2013年度のGWの始まりにふさわしい、「私へのご褒美」を与えてくださった東野氏に感謝します。

  •  東野圭吾はわりと好きな作家なので、できるだけ古い作品から年代順に追っかけて読んでいるのだけれど、何しろ数が多い。頑張って読んでいるつもりでももちろん他の本だって読むからなかなかはかどらず、その間にどんどん新刊が発売される。まさか読むよりも書く方が速いなんてことはないよな、と以前冗談に書いたことが冗談ではなくなっている。とにかくこういう分の悪いいたちごっこを続けているといつまでたっても話題の新刊を読めないので、ちょっとズルをして間を飛ばして読んだのが今回のこれ。読んでみればズルするほどのものでもなかったかなと思うけど。バチが当たったか(笑)。 
     東野圭吾っぽくない、と大して読んでいないぼくがいうのも何だけど、こういうのは宮部みゆきじゃないかなあやっぱり。ストーリーはよくできているし、3人組の泥棒が偶然廃屋に入り込んで超常現象に出くわすところから始まる初編から、一見独立した5つの物語がお互いに連関している構成もなかなかうまいと思う。キャッチコピーにある「心ふるわす物語」ほどのものかどうかはともかく及第点といっていいだろう。ただ、宮部みゆきならもっとうまく書くだろう、彼女に書いてほしかった、という感がぬぐえない。何が違うのか。一言でいうと文章力だ。宮部の文章のうまさはこのブログになる前のWebmaster日記時代から何度も何度も書いている。本当に感心するくらいうまい。それに比べられては東野圭吾といってもかすんでしまうのは仕方ないところだが、前にも書いたように彼の文章は時折練れていないというか書きっぱなしの雑なところがある。読んでいてほんの少しなんだけどざらつく感じが引っかかる。この人推敲が足りないんじゃないだろうか。売れっ子の多作家だから仕方ないのか。そんなことないよな。文章は作家の命だろうに。惜しいと思うな。

  • (No.12-61) ミステリなのかな?

    時にがっかりすることもある東野作品ですが、出たらやっぱり読んでしまう。それは私にとってのヒット率が高いからです。100パーセントではなくても、かなりの高率で面白く読めるから。

    この作品は、時を跨ぐ不思議な出来事がおき、ちょっとずつ登場人物が絡み合いながら最後に全部がきれいに繋がる構成でした。こういうのは大好き。いくつもの出来事が、それぞれ感動的でした。

    なさけない男を書くのが大変上手い東野さん。主役の3人、翔太、敦也、幸平は、考えも浅く衝動的で、犯罪に手を染めてしまっても、まともにやることも出来ないというなさけない若者。その3人が一生懸命ない知恵を絞って人のために考える、という意外性がすごく良かったです。彼らの思いつく解決策が、普通の悩み相談の回答者などとはかなり違うのですが、真実を点いています。まあ時を跨いでいるので、かなりずるいところもありますが。
    そして一生懸命考えた経験は、最後には自分たちを救うことになったと思います。

    気持ちの良い読書が出来ました。読んで良かったです。

  • これは、新しい東野圭吾かもしれない。

    沢山では無いですが、東野さんの著書を好んでいます。しかし、今まで「ナミヤ雑貨店の奇跡」に似たものは無かったと記憶しています。あれば是非、教えて頂きたいです。

     少し驚いています。ミステリーじゃ無いし、SFでも無い。どちらかと言うとファンタジーかな?

     私の感想としては「こんな面白いの、文庫化されるまで待てないよ!」です。

    色々と書きたいのですが、あえて書かないレビューは以上!

    • ohsuiさん
      気になってきました、、!
      気になってきました、、!
      2012/05/22
  • 東野さんの新刊です。つくづくファンなんだなと思います。今回は今までにはないほど、ファンタジーなミステリーで、過去の科学的なミステリーとは一線を引く作品でした。著者も「一か八かの」と語っているように今までの作品にはないストーリーで、読者としても新鮮な世界観を楽しめました。

    作品のキーワードの1つを「手紙」だととらえれば、この本も1つの手紙です。そこからこの本も今の自分、新入社員である私に対するメッセージを捉えました。「今のあなたは白紙の状態です。何も恐れることはなく先に進むのみですよ」と。白紙の地図、まだ何も書かれていない、何も知らない状態が今の私だということです。

    イギリスの哲学者、アメリカの独立にも影響を及ぼしたジョン・ロックは「タブラ・ラサ(白紙)」という思想を展開しました。これは経験主義の見地から、生まれたての子供は何もかかれていないキャンバスを埋めるように知識を身に付け成長していくということですが、今の私は社会的に白紙の状態で、これに共通していると考えました。恐れることはないと、ただ先をみて進むのみ。

    本編のネタバレはしたくないいのでこのくらいしか書けないですが、今のタイミング、会社の新人研修が終わった日に読み終えたことは恵まれていたと思います。

  • 初めて東野圭吾さんの本を読んだ。

    自分なりに、この本が多くの人に読まれている理由を考えてみた。
    まず1つは、圧倒的な読みやすさ。難しい漢字や単語というのはほとんど出てこない。わかりやすい表現が多く、読みやすい。
    2つ目は、本書に登場する人物たちの悩み(夢を追うことの難しさなど)が、多くの人が直面したことがあるであろう悩みであり、共感を得やすい内容となっていること。

    涙あり笑いあり、心あたたまる内容でした。

  • 良い人ばかりが出てくる、心温まるお話。

  • 基本ハートウォーミングな話。時空間的に入り混じるので、最初は読みづらいが、最後にすべて繋がってくる。さすがの転換。

  • 一人一人の人生のストーリーの中でつながっていく社会。彼らの人生一つ一つが読者に教えてくれる人生の教訓の書のようだった。
    人生巡り巡って、自分に返ってくるとはこのこと。
    少年3人に、体を縛って晴美から現金を盗んだ彼女が児童施設を本気で立て直そうと躍起に働いていた迷える小羊と知ったこと、ナミヤ爺さんが最後にくれた人生の教訓が彼らにとってこれからの人生を意味あるものにしてくれることだっただろう。

  • 映画を観ての再読。
    細かい所は忘れていましたが、ほぼ原作通りの映画だったのですね。
    こんな風に自分の人生を振り返って、答えをもらってから逝けたらどんなにいいか…
    私ではいい答えが返って来る事はなさそうですが…

  • ★2017年9月9日読了『ナミヤ雑貨店の奇蹟 』東野圭吾著 評価B+ 
    おそらくベストセラー作家の東野氏の作品を読むのは初めて。読まず嫌いではないが、既にベストセラー作家になっている方の作品は、何となく後出しじゃんけんのような、ずるい気がして読めない場合が多い。読んでいるうちに、売れっ子作家になっていってくれると、なんか嬉しいというちょっとひねくれた読者であることは否めない。
    経歴を見ていて思い出した。彼のエッセーは読んだことがあった。何と大阪府立大学のアーチェリー部の主将だったとかで、へー?!と思ったことがあった。

    今回、なぜこの本を読むことにしたかというと、たまたまFBで今月公開される映画の音楽が、山下達郎のREBORNと聞いて、その曲を聴き、その原作をよんでみようと思い立った次第。

    評価としては、さすが、売れっ子だけあって、安定した筋書きと内容、おもしろさで、納得。

    関東近辺の田舎町にある寂れた雑貨やの老主人がふとしたことから始めたよろず相談が、子供から次第に大人に広がり、その真摯な回答で人生の指針を得た若者たちのその後も上手に物語られる。郵便受けを通しての過去と現在の手紙のやりとりは、韓国映画のイルマーレ(今は米国版の方が有名だけど)からヒントを得たのではないかしら。

  • 読めばとても面白いのだけれども読後に微妙な気持ちになってしまうので苦手だった東野圭吾さん。読書傾向が似ている妹が「これは大丈夫で面白かったよ」と薦めてくれて久しぶりに読んでみました。面白かったです。読後のモタレル感じも無し。映画化向き!っと思いながら読んでいたら今月公開らしく、主演が西田さんという情報が入ったらもう西田さんのイメージでそのまま読了。王道中の王道。最初の導入部分も読み手を変に構えさせずサラッとこの物語に入れるし、途中もまったく飽きたりせず適度に予想を裏切りつついい具合に展開し、ラストはキレイにシッカリと伏線を拾ってキレイに輪が閉じ、そうだったのか~、と納得して満足して読了しました。あまりに見事すぎてもう少し人間くさいドラマがあっても良かったかもと、ひねくれた感想を持ってみたり、最後輪が閉じた後にもうちょっと息抜きエピソードがあればもっと良かったのにと贅沢を言いたくなったり、あと一点だけ、雑貨店店主が息子に頼みごとをする根拠が、ちょっと弱いというかもう少し読みたかったという感じが残りつつも、大変面白かったです。

  • ナミヤ雑貨店が時空を超えて、悩んでる人の相談窓口になるというファンタジー要素あり、感動秘話ありの素晴らしい物語でした。

    いくつかのエピソードが繋がりを持っていたりするのですが、過去と未来とが若干わかりずらい点もあったけど、ググッと引き込まれてしまう構成はさすがです。

    2度読みしたらより理解できるかな。
    ものすごく素敵な物語で感動しました。映画化されるので、また話題になると思いますが、映像化がどう実現されているかも興味あります。

  • 面白かった。
    時代が行ったり来たりするので、多少混乱する事もあったけど。
    長編小説だと思ったので読み始めて「あぁ、短編なのか…」と思ったけど、話が繋がっていた。
    上手く絡んでいて飽きずに読めた。

    “人と人との繋がりが切れるのは、何か具体的な理由があるからじゃない。いや、見かけ上はあるとしても、それはすでに心が切れてしまったから生じたことで、後からこじつけた言い訳みたいなものではないのか。なぜなら心が離れていなければ、繋がりが切れそうな事態が起きた時、誰かが修復しようとするはずだから。それをしないのは、すでに繋がりが切れているからなのだ。”

  • 連作短編で、時代が交錯する話なのだけど、最後につながっていく・・・いい話だった。

    ナミヤ雑貨店というのをもじって子供が「ナヤミ雑貨店」とはやしたのがきっかけで店主が悩み相談をはじめる。
    最初は子ども相手の遊びだったのが、ある時真剣な悩みが寄せられて・・・。

    というお話です。
    ここに、何やら犯罪を犯したらしい3人組がからみ・・・面白い交錯が生まれていきます。

    ある養護施設と店主の縁もわかり・・・。

    読後感があたたかでした。

  • 面白かった。短編集をうまく関連付けながら、全体として一つの大きなストーリーに仕立てている。短編ごとの関連がやや強引で必然性もあまり感じられないが、各短編がそれなりに面白いので退屈はしない。

  • 少し前に
    読み終えた本です。

    あまり期待をしないで
    手に取ってみたら
    ハマってしまい、
    一気に読んでしまいました。

    登場人物が、生き生きと
    描かれていて
    面白く読めました。

    3人組の若者が、
    だんだんと成長していく姿に感動しました。

  • 泥棒が一時潜伏先に選んだ雑貨屋が過去とつながってて悩み相談を受ける話。

  • (2014.11.01読了)
    店主の浪矢(ナミヤ)という苗字から地元小学生たちが遊び半分で店に悩み(ナヤミ)相談をするようになって…そのうち大人の真剣な悩みまで…(;´Д`)
    面白かったです!
    心温まるファンタジー⁈です(^_^)☆

  • 2016.1.16 5
    夢中で読んだ。
    すごい因縁、絡み合う。
    白紙の手紙の返事に涙した。
    人の悩みを真摯に受け止め、無い知恵を振り絞って回答する…
    丁寧に相手の立場を思い描き謙虚な回答。
    素敵な話だった。

  • 今までの東野圭吾さんの作品とは全く違う感じの物語でした。ファンタジーというか童話というか。現在,過去,未来を行ったり来たりする話で、ストーリー的には今までにドラマや本で見たことあるような感じの内容でしたが文章や構成が素晴らしく引き込まれていきました。

  • 普通に良い話だった
    東野さんっぽくはないかなぁ?
    派手さがなくて地味でちょっといい話し
    昔の東野さんみたいな感じかな

    浪家さんが本当にいたら僕も相談したかったな

  • 従来の東野圭吾作品とは全く異なる作品で面白かった。いい意味で期待を大きく裏切られた作品。
    東野圭吾といえば本格派ミステリーだが、本作はファンタジー要素が大きい。しかし、単なるファンタジーではなく、それぞれの点と点が繋がるように構成がしっかりなされている。
    今までに読んだことのないような東野圭吾作品だったので、正直、こんな作品も執筆できる作家さんだったのかと驚いた。
    従来の本格ミステリーを期待して、本書手に取った人にとっては期待外れだっただろう。しかし、この手のテイストも好きな私にとっては、東野圭吾の意外な一面も知ることが出来たのは素晴らしい出会いだった。
    読了後にはなんだかほっこりするような気持ちになった。

  • ファンタジーでは有るが色々話がつながつて面白かった。生協の白石さんを思い出した。 2014.12.12

  • ミステリー小説かと思いきや、そうではなくファンタジーなお話。冒頭からぐいぐい引き込まれました。
    時空を超えて繰り広げられる雑貨店の悩み相談。短編かなと思ったら、最後にはすべてがつながる面白さ。やっぱ東野さんはすごい。

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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