- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041101469
作品紹介・あらすじ
いろはカルタ、辞書、クロスワード。言葉の上達のコツは、空想と遊びにあり。多彩で、むずかしくて、すばらしい。日本語と上手〜くつきあう法、小説家の阿刀田先生が教えます。愉快に読み解くとっておきエッセイ。
感想・レビュー・書評
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日本語に関する短編集。
かるた、童謡、和歌をはじめ色々な単語や接続詞までを取り上げて、日本語の面白さや奥深さを物語で味あわせてくれる本。
恐らく著者が日頃考えているであろう言葉遊びやらが具現化した物だと思われる。その為なのか列挙する事が多くて読むのに時間がかかる。
日本語を味わいたい人にオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
H30/2/4
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エッセイのような小説。
不思議な感じがしましたが
とても面白く、読んでよかった、これ、と思いました。 -
阿刀田さんのいつもの感じで日本語に切り込む!って雰囲気丸出しの本。いろはカルタから始まります。いろはカルタをマスターすると小説家になれるそうです。
それは横においといて、いま一度カルタを読むと面白いですね。「屁をひって尻つぼめ」が「へ」のカルタなんだけど、当世にも通じるもんが十分ありますよね。おならをした後に知らん顔をする事らしいけど、表現がいい。こんど、自分の失敗を隠そうとする若者に言ってやろうかな。
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著者プロフィール
阿刀田高の作品





