オスカー・ピル 体内に潜入せよ! (上)

  • 角川書店 (2012年2月24日発売)
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101551

作品紹介・あらすじ

12歳のオスカーは母と姉と共に普通に暮らしていたが、ある日突然使者が現れ、彼が実はメディキュスになるという才能を秘めており、今、世界は悪と戦うためにその力を必要としているのだと告げられる……。

感想・レビュー・書評

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  • カラダが小さくなってミクロの世界で冒険するっていう話はよくありますが、これは、うまれもっての「メディキュス」というものになる才能があった少年という設定。
    生き物の体内に入って「パトロギュス」がつくった病気を戦って治すという。ユニークですね。体内の5つの宇宙、消化器官を通ってくらしい。
    カナリアの体内で会議したり。皮膚細胞なんてでてくるの。
    作家が医師ということもあり、体の不思議です。

  • 体内に入り、傷を癒すことができる力を持つ「メディキュス」と、病気で人を蝕む力を持つ「黒のプリンス」
    プリンスの野望を阻止するために、とある機関は幼いメディキュスの育成を決める。
    その機関からスカウトされたオスカーを待っていたのは、未知の世界での生活と冒険だった。

    人間の体内に入った場面では、この組織がこんなキャラクターになっているのかと、楽しく読めるところが多くありました。
    キャラの言葉の言い回しには洋書独特のクセがあり、そこがまた面白い表現になっていました。

    ですが、体内にモーターボートが登場するのはいかがなものかと・・・異質なものを出すのではなく、乗り物などを出すなら全て体組織でまかなってほしかったです。
    そして、設定がどことなくハリーポッターに似通っているところがあるような気がして、どこかで見たことのあるようなファンタジーのように感じました。

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