- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041101568
作品紹介・あらすじ
2030年、地球は未曾有の危機を迎えていた。ロボットたちが反乱、人類を殺戮し始めたのだ。原因は、米国が開発した人工知能《ア―コス》。人々はレジスタンス活動でロボットを食い止めようとするが。
感想・レビュー・書評
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2022/09/24 断念。
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ロボポカリプス……作者の造語だそうだけど、日本語だとちょっと間が抜けてる? ロボット黙示録、というか。
面白かった。ロボットを使った辺り(作者のウィルソンさんはロボットの専門家で、ロボットについてのフィクション・ノンフィクションを色々書いてるらしい。)はSFといえるのだろうけど、ストーリーは完全にモダンホラー。最初から人間賛歌でがんがん飛ばす。ロボットが強く頭がいいのは当然のこと、でも人間だって強いし頭だっていい。愛他的な行動だってとれる。その辺、作者の強い信念を感じる。
ひとりの人間がロボポカリプスの通史を書こうとしている設定で、世界中の色々な場所で同時多発的に起こった出来事や人々の様子が章ごとに描かれていく辺りは、ちょっとキングの「The Stand」的。スケールではかなわないとしても、スピード感と的確さでサクサク進んで良い。 個人的にロボットやアンドロイドに対して警戒感と不信感を持っているので、この本はとても怖くて楽しかった。 -
自我を持ったスーパーAIと人間の死闘。ターミネーターっぽいが、戦いの初期は家庭用の機器や自動運転車などが人間に牙を剥くところから始まるのがリアル。回顧録のようにバラバラの話が1つの話につながっていく展開は好みが分かれそう。映画化がポシャったというのも納得のスケール感。面白かった。
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ロボットVS人間。人工知能の人類抹殺計画は、多くの人間と数体のロボットによって食い止められた。
よくあるロボット反乱ストーリーではあったけど、色んな国で起こっている出来事がどんどん一つに繋がっていくのが、わくわくした。
そして、ロボットが人間と共に戦うと決意したシーンで熱くなった。 -
本屋さんで見て面白そうな匂いがしたのでジャケ買い?表紙買い。
題材は何度も目にしたものだったけど面白かった。
ロボットに魂をいれたのがツクモガミを信じる日本人って設定にほんわか。 -
近未来のロボットの反乱。
よくあるストーリー、色々な人の視点から描かれるため読みにくい。
訳者あとがきから映画化予定とあり納得。映像向けではあるが、私は多分見ない。ありきたり過ぎる。 -
人類に反旗を翻したAIとの戦いの物語。結末としてはJ・P・ホーガンの「未来の二つの顔」の方が上手いと思いますが、これはこれでなかなか熱くなりました。