- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041101650
作品紹介・あらすじ
生き別れだった兄の翼、妹の美華子と再会した、圭一郎。
これまで自分は、ごくふつうの父子家庭に育ったと思っていたけど…
じつは、圭一郎が生まれた「紅月家」は、代々「義賊」の家系で、
一族の子どもは「13歳になると活動をはじめる宿命」にあるという。
翼、美華子といっしょに、成り行きで
一度は〈怪盗レッド〉を名乗ったけれど…
「しらない他人のために、命をかける――? そんなこと僕にはできません」
〈戦う理由〉をめぐって、兄妹との対立が…!?
本格稼働する兄妹怪盗チーム・怪盗レッド。
その真の敵とは――自分たちの絆!?
感想・レビュー・書評
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普通の二代目怪盗レッドとは違う面白さがありました。飛鳥や圭とは違う推理などがあってとても興奮しました。怪盗レッド新刊楽しみにしています。【小5】
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一冊目よりスーッと読めた。
推理や仮説も割と飛躍なく、理解しやすい。
段々絆が出来ていく過程も楽しめる。 -
自分が代々続く「義賊」の家系の一員であることを知った圭一郎
生まれたときから義賊になるための訓練を受けてきた兄の翼、妹の美華子といっしょに活動することをためらっている
「見ず知らずの人を僕が助けなければならないとは思えません」
しかし、華々しく事件を解決する高校生探偵に疑問を抱き調べ始めた圭一郎は、翼と美華子に告げる
「……事件に関わろうとする大切な人間が、目の前にいるからだよ」
兄妹チーム“怪盗レッド”が始動する
累計130万部突破
つばさ文庫の人気シリーズ「怪盗レッド」外伝の第2巻、2021年4月刊
「怪盗レッド」10周年企画として書かれた“はじまりの物語”
『怪盗レッド THE FIRST ここから、すべては始まった』2020年3月
の続編
「自分の身を犠牲にして他人を助けようなんていうのは、義賊としては半人前以下だ。自分の身を守り、他人を助けてこそ義賊だってな」
ちなみに2021年10月時点で「怪盗レッド」本編は19冊、スピンオフ「少年探偵響」は7冊が既刊
※前作も本作もなぜかCコードが「8793」になっている