エス

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.01
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  • 本棚登録 :260
  • レビュー :71
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101834

作品紹介・あらすじ

映像制作会社に勤める安藤孝則は、ネット上に公開されたある動画の解析を依頼される。それは、中年男が自身の首つり自殺の模様を中継した、衝撃的ながらもどこか不可解な映像だった。孝則は真偽を確かめるため解析を始めるが、やがてその動画の中の男が、画面の中で少しずつ不気味に変化していることに気付く。同じころ、フィアンセで高校教師の丸山茜は、孝則の家で、何かに導かれるようにその動画を見てしまうのだった…!?"リング"シリーズ、新たな恐怖-存在してはならない奴が…追ってくる。

感想・レビュー・書評

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  • 今年の100冊目。リングシリーズと言うと、気持ち悪い!と言う人がいますが、映画と本は別物。ホラー嫌いな人にも原作は読んでもらいたいかな〜ちらほらと記憶が飛んでるのでシリーズ再読決定(笑)そういう意味じゃ上手。まだ、再発見があるのが凄い。

  • 蛇足。

  • 読了日2012/09
    なんか、ホラーが無性に読みたくなって。
    今、映画公開中(?もう終わったかも)のリング3Dの原作。
    感想は、全然怖くなかった。やっぱりこういうのは画像が怖いのかな。
    原作の方は、科学的、現実的に解明されていて、ホラー感は薄い。
    けど、超常現象ですべて片付けられるよりは全然良かったけど。(そしたら、ホラーを読む意味はないか・・)

  • リングシリーズ新章第一弾といったところ。「ループ」からの流れのSFテイストは引き継いでいるのが嬉しいが、時おり妙な稚拙さが滲む文章力や強引すぎるプロット運びなど、作家として劣化しているのが気になる。成金の堕落が顕著だった先生なので、当然次作があるとして、しっかり恢復してほしい。

  • 「リング」の続編?貞子の呪いは続く。

  • リングの続編っぽい話。非科学を無理矢理説明付けようとして、ホラーとミステリの中途半端感が拭えない。

  •  またリング・シリーズかと、あまり期待を抱かずに手に取る。なるほど、また原点回帰のような、呪いの動画めいた物語かと思うとそうでもない。見せておいて、怖がらせながら、決定打にはなりきれないアイディアである。

     宮崎勤事件を思わせる戦後最大の連続少女誘拐殺害事件という(内容は宮崎事件とは全然異なる)社会騒動にまでなったできごとをアイディアのネタとして絡ませてもいる。作者は意欲的に本作に取り組んだのだと思う。

     リング・シリーズ全体を振り返るシーンも挿まれている。全体の時系列や登場人物が整理されたり、ああ、そういればそういうこともあったなと記憶を甦させてくれるので有難い。

     『リング』からもう四半世紀になるのか。作中で『リング』という本がノンフィクションとして出版されたことになっている。映画化は現実と違って作中では中止させられたらしい。映画化によってリングは別の次元に拡がってしまった印象は拭えないから、小説世界ではそれらが否定されても致し方ないのかもしれない。

     それにしてもフィルターのかかったようなこの小説はなんなのだろう。少しも気持ちが小説に入ってゆかない。かつて熱中して読み、怖さに震えたシリーズでありながら、四半世紀という時がもたらしたものなのか、この新しいシリーズ作品の存在が上記に挙げるだけ読みどころはあるかに見えるにも関わらず、少しも文章に集中できない。

     常に網膜に曇がかかったような状態でしかこの本を読み進めることができなかったのだ。文章は巧い。論理的である。興味をくすぐる章も少なくない。アイディアにも感服する。ムードも悪くない。しかし、それでも、流れは読者としてのぼくの傍らを自動的に通り過ぎてしまう。目的の電車に乗りそびれた乗客のように、ホームから去りゆく電車の最後部をぼうっと眺めている印象なのだ。

     所詮、おどろおどろしい物語の、何でもありという小説手法に、僕はきっとついて行けなかったのだと思う。思念がビデオに乗り移ったり、幽霊が子孫を残したり、孕ませたり、といった強引な力技が引っかかってたまらなかったのだと思う。きっと、この分だと、ぼくにはもうホラーは無理である。

  • リング、らせん、くらいまでは面白かったけど。。貞子はもううんざり。それに、こんだけこねくり回したら恐怖感も、ぞぞっと感も薄まっちゃいますわ。

  • 映画の『貞子3D』の原作ということで。
    読んでから映画を見なくてよかった。もっと映画に幻滅するところでした(w
    『リング』『らせん』『ループ』に続く、正当な続編。
    映画での主演だった茜はどちらかというと助演に回るところが大きく違います。

    しかし、貞子は最後幸せになれてよかったなぁ、としみじみ感じました。
    『ループ』までの作品を、鈴木光司の【父性】を表現しているというのは、割りとスタンダードな読み方かと思いますが、
    今回の『エス』おいて、貞子の【母性】という補助線を引き直しています。貞子の母性という視点から『リング』シリーズを捉え直すという、新しい仕掛けを読者にプレゼントしてくれた気もします。

  • リングシリーズの続編と知らずに手に取ったら、ループ世界の話しでビックリした!でも読み進めていくうちに、あれ?馨ってループ世界では老いて死んだんじゃなかったっけ?あれ?ループの高山さんって?いやいや…あれあれ?と記憶が曖昧な所がチラホラあって混乱もやもや(-。-;
    …リングからバースデイまで再読決定。
    リングシリーズは映画のせいでホラー扱いされてるのが嫌だ。全然ホラーじゃないのに

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