- 本 ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041101872
作品紹介・あらすじ
テレビ制作会社の契約カメラマン初音。美人なれど色気なし。生活さらに潤いなし。ある日偶然、古い絵に触れたとたん、初音の意識は江戸時代へ――そこで出会ったのは近世美術史最大のヒーロー「写楽」!!
感想・レビュー・書評
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26歳の誕生日を迎え、契約社員としてテレビカメラを担いで年中走り回っている桃井初音は、ひょんなことから写楽が描いた人相書に触れたことがきっかけで、江戸時代にタイムスリップする。彫師を父親にもつ娘はつと一体になった初音は、東洲斎写楽が浮世絵師として活躍した時代を体験することになるという筋立ての作品。
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テレビ局の下請制作会社で契約社員のカメラマンとして働いている初音は、映画監督という夢を抱きながらも、現実にはやっつけ仕事に忙殺されている毎日だ。
そんな初音が、ある「お宝鑑定番組」に出てきた古い日本画に出会う。人相の悪い男が描かれたその絵に触れることによって、初音は江戸時代に精神だけタイムスリップしてしまう。
浮世絵の彫師の娘、はつに精神だけのり移った初音は、謎の浮世絵師「写楽」の秘密に迫る。
荒唐無稽な設定だけれど、初音やはつが生き生きしていて、なんだか心のあたたまるファンタジーだ。
それにしても、お出かけした母親の話だとか、決着していないエピソードがいくつかある気がするんだけど、続くんだろうか、これ。 -
面白い…んだけど、タイムトラベル物を沢山読んできた人には
飛びぬけて、お勧め!的な部分はないかもしれない?
それなりにちゃんと面白いんですけどね。
若い人で、そんなにタイムトラベル物を読んでない人にはいいかもしれない。 -
あることをきっかけにタイムスリップする初音が写楽の秘密に挑む。ミステリー&お江戸人情噺&成長物語&ちょこっとラブストーリーと一粒で3.5度美味しい佳作。
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「ライトニング」個人的にはラブロマンスだと思ってます(笑。ご紹介の作品、機会があればチャレンジしてみます。「ライトニング」個人的にはラブロマンスだと思ってます(笑。ご紹介の作品、機会があればチャレンジしてみます。2013/02/06
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「個人的にはラブロマンスだと」
そうなんだ、、、しかし、ディーン・クーンツは一作も読んでないなぁ~(喰わず嫌いと言うか、極度の恐がりなもんで...「個人的にはラブロマンスだと」
そうなんだ、、、しかし、ディーン・クーンツは一作も読んでないなぁ~(喰わず嫌いと言うか、極度の恐がりなもんで)2013/03/18 -
僕は「ウォッチャーズ」でクーンツの大ファンになりまして、一時クーンツばかり読んでいた時期がありました。僕は「ウォッチャーズ」でクーンツの大ファンになりまして、一時クーンツばかり読んでいた時期がありました。2013/03/21
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ページめくらせる推進力がありませんでした。
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写楽についての謎はまあまあおもしろかったんだけど……何がだめなんだろう…おもしろくなかったんだよなあ。
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面白かった・・・
こんな種類のタイムトラベルものは初めて
これならどれだけ過去に行っても年は取らないで済むなとw
著者プロフィール
鳴海章の作品





