- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041101919
感想・レビュー・書評
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上巻は面白かったが、下巻後半からの設定はちょっと無理があった。
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不均衡な作品だった。世界観とお話の展開は良いのだけど、人物描写と政治知識が欠けているように感じられた。語彙は豊かなのに描写力がそれについていけてないようにも思えた。作者が自身の殻を打ち破りながら無理やり書ききった作品、という印象。『光谷レポート』の凄さを何度も強調しておきながらその本文は一切書かれてないことも、作品からリアリティを奪ってる一因だと思う。
作者が読者に伝えたかったのは、老いることの大切さや今を生きることの尊さ、人の根底にある尊厳、などかな。とにかくチグハグで行間が読みづらかった。 -
テーマは面白かったけど、もっと深堀してもっと面白くもできた気がするのが残念。
参考文献、少なすぎでは? -
面白いと評判だったのでハードルが上がっていたのは事実ですが、
どうしても面白いと思えませんでした。
設定は面白いのに、それを生かしきれていない感じがします。
上下巻合わせるとかなり分厚いのですが、
その割に内容が淡白だからかもしれません。
何とか最後まで読めたので、星は2つにしましたが
再読はしないだろうし、人にも勧めません。 -
漫画みたい
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発想は面白いし、キャラクターも個性的に描かれてはいるんだけど、文章がくどくて読みにくかった。
最後の展開は、まとめ方が難しかったんだろうけど随分と唐突だなぁと…。もっと生物学的な見地から考察できるストーリーもあったら、もっと面白かったのにな。★★☆☆☆