超<集客力>革命 人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102213

作品紹介・あらすじ

あの人気美術館が実践する街も人も蘇るすごい集客術!福原義春氏(東京都写真美術館館長)との特別対談を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 兵庫県立美術館の集客作戦、人を集める展覧会の作り方、美術館館長の仕事を紹介。オークションビジネス経験、世界の魅力的な美術館、美術館と教育論についても述べる。

    ぶらっと行ってもいつでも楽しめる場所、いいですねー。すぐ周りには何もない感がなくもないですが、静かで落ち着いてて、それはそれでよいかもしれないし。

  • 20141201

  • 何気なくふと手に取った書。
    美術館というと、すごくお堅いイメージで、しきたりや振る舞いなどもわからないので、無意識的に敬遠をしていた。しかし、本書を読む事で、そのようなステレオタイプは少し払拭できたような気もする。
    どうしても、箱もの行政の一端のような印象を受けてしまう美術館だが、最近では個性を打ち出した企画展や常設展なども行われているので、足を運んでみたい。
    そう思い、さっそく足を運んだところ、色々と楽しめる体験が得られた。美術館における企画や建築と美術の見せ方の融合など、一般的なビジネスマンでも参考にできる箇所は多い。ぜひ本書を読んで、アートに触れる体験をしに行こう。

    ■目次
    第一章 兵庫県立美術館の「集客作戦」
    「兵庫県立美術館前」のプレート
    駅から続く「ミュージアムロード」
    「ロックフィールドの灯り」が照らすもの
    「ミュージアムシプラ」がお出迎え
    訪れる人に楽しんでもらう演出
    世界的建築家にモノを言う
    貸し出しスペースを有効活用する
    毎週末にイベントを開催
    美術館に足を運んでもらうためのイベント
    隣のバスケットコートを活用
    レストラン、ミュージアムショップ
    兵庫県立美術館の名前が新聞に毎日のように載る
    毎日入場者数をチェックする
    映画公開から一年後のジブリ展
    ジブリ展を美術館でやる意味
    会議室を託児所に

    第二章 人を集める展覧会の作り方
    展覧会を「当てる」努力を
    重要な展覧会タイトル
    「常設展」を魅力的に
    「見せ方」で感動が変わる
    ゲーム感覚で「見る」ことを学ぶ
    頭を真っ白にして作品に向かい合う
    ジャングルを超えた「見る眼」が育つ

    第三章 美術館館長の経営学
    美術館館長の一日
    公立美術館の裏事情
    美術館の民営化は是か非か
    行政の問題点
    美術館の経済学
    世界の館長事情
    これからの時代の美術館館長

    第四章 オークション・ビジネスの最前線
    話題を集めるオークション・ビジネス
    サザビーズに入社した理由
    私が見たオークション会社
    人気を集める「現代美術」
    オークション会社で学んだこと
    あこがれだったオークションの仕事
    人気のコレクション
    さよならサザビーズ

    第五章 驚異的な集客力を持つ世界のトップ美術館
    「美術館」を訪れる旅
    美術館を評価する基準
    世界の美術館ベスト10
    ルーヴル美術館の伝統と革新
    プラド美術館
    メトロポリタン美術館
    テート・モダン
    ボストンとシカゴ
    ヴィクトリア&アルバート博物館
    ナショナル・ギャラリー(ロンドン)

    第六章 お手本にしたい「小さいが魅力的な美術館」
    参考にしたい名美術館
    キャンベル美術館
    鉄鋼王と石油王の遺産
    学園都市の二つの美術館
    フリック・コレクション
    小さい美術館の個性
    小さな美術館の可能性

    第七章 美術館が街を変える、教育を変える
    美術館建築のモダンデザイン
    グッデンハイム美術館の「革命」
    ポンピドゥー・センターの「超」モダン建築
    グッゲンハイム美術館ビルバオの衝撃
    入場者が増え続ける現代美術館
    金沢21世紀美術館の「成功」
    子供たちと美術館を結ぶもの
    子供たちの個性は美術館で培われる
    美術館が子どもに教えられること
    デザインと展覧会の共通点
    個性的な建築が感性を刺激する
    建築が街を変える
    美術館の未来像~たくさんの人が来る美術館へ

    対談 蓑 豊×福原義春
    美術館の未来を語る「21世紀ミュージアム・サミット」
    パブリック・リレーションの重要性
    タイトルにこだわる
    学芸員の視野を広げる
    「存在感のある美術館」へ
    指定管理者制度の是非
    美術館の「キャラクター」の重要性

  • 金沢21世紀美術館の館長→サザビーズ→兵庫県立美術館館長となった著者の本。
    美術館の持つ可能性、美術館の社会に対する価値、美術館が多くの人にアピールする魅力について書かれている。

  • 金沢21世紀美術館の館長として結果を残し、オークション会社を経て神戸の美術館館長になった著者。よく知らなかったですけど、すごいですね。
    そして美術館はけっこう好きなので(旅先で行くくらいですが)こういうプロがオススメのところ入ってみたいなと思う。
    ただ、集客力革命というタイトルにはちょっと違和感。そんなに目新しい話でもないし、美術館だからできることで他業種では応用できないようなことも多い。
    美術館好きが読む本としては秀作だが、ビジネス書としては不十分ですね。

  • 金沢21美術館長→兵庫県立美術館に移ってたんか

  • ご近所さんなので
    興味深かったし、参考にはなったけど
    正直タイトルほどでは…。

    でもムスメを連れて行こうと思った時点で
    負けですなw

  • 美術館は著名な建築家によることが話題になる。

  • 以前読んだ美術館革命の時も思ったけど
    さらっと成功した話を書いてあるんです。
    本当は何度もつまづいて、
    大変な努力が必要だったと思うんです。

    読んでいる方は、すごいアイデアだ!とか、
    自分のところにもいけそう!…なんて、
    希望が湧いてくるからいいんですけどね(^_-)-☆

    金沢から、サザビーズに行っていたんですね。
    すぐに兵庫県に来てくれたのかと思っていました。

  • 日曜の朝、こちらを読了。

    駅の書店で題名買い= 衝動買いしたもの。実は予想した内容とは異なる内容だった。予想した内容は、最近の「展覧会ブーム」の裏側でも書かれているのかと思ったのだけど、中身は金沢21世紀美術館を大成功させ、今は兵庫県立美術館の館長でいらっしゃる著者が考える美術館、とくに地方のそれほど規模の大きくない美術館論、そして観る側へのアドバイス、ひいては日本の教育に美術館が果たせるであろう役割にまで及ぶ。一貫しているのは、美術館(とくに日本でのそれ)はもっと気軽に立ち寄れる場所になるべき、というもの。その意味で書名を『美術館に行こう』とでもいう内容。

    日本人は美術を観るときにも「正解の観方」があるように考えている節があるが、美術館を訪れる際には難しい美術史や美術論は後回しにして、むしろ「まっさら(真っ白)」な気持ちで訪れて、まずは「感じて」欲しいという。その意味で、子どもにももっと訪れて欲しいし、子どもに興味を持ってもらう美術館の楽しみ方も提案され、また実行されている。

    私自身、普段あまり美術館を訪れる習慣はないのですが、これを読んでもっと美術館に行きたくなりました。(^^

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