超<集客力>革命 人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年4月10日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102213
作品紹介・あらすじ
あの人気美術館が実践する街も人も蘇るすごい集客術!福原義春氏(東京都写真美術館館長)との特別対談を収録。
感想・レビュー・書評
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良い意味で期待を裏切られた。金沢21世期美術館モノの焼き直しかと思いきや、日本の美術館が手本にすべきとして挙げられる珠玉の美術館リストは、一読に値する。キャッチーに過ぎる書名が、逆に災いする例ではなかろうか?!
「#超〈集客力〉革命──人気美術館が知っているお客の呼び方」角川、蓑豊
Day38
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vol.156 街ぐるみで仕掛けを施す!地方発の新しい集客のかたち?
http://www.shirayu.com/letter/2012/000312.html -
金沢21世紀美術館初代館長にして、兵庫県立美術館館長となった著者による、美術館における集客術を説いたエッセイ本。
新書スタイルらしく、口語調ですっきりと簡潔にまとめられた内容は、わかりやすく読みやすい。
故に、一部の読者層には自慢話と受け取られるかもしれないが、経歴と実績を見れば、著者の非凡さは明らかと思われる。
高尚な理念を掲げつつも、保守的に留まりがちになりそうな業界において、如何にして、一般観客を呼び込んで親しんでもらい、地域に密着して愛され続ける美術館を創生するか。
その為の具体的かつ商業的戦略を実践し、成果を上げている経営者の語りは、いわゆる“ヒットメーカー”の思考法や方法論を知る上での汎用性もあるだろう。
既成の概念に囚われない柔軟な発想力を持った経営のトップが、情熱と発展的好奇心を絶やさず、常に前向きに、楽しく、また人をも楽しませる。
同業者との連携は勿論、これまで無縁であった民間企業とのタイアップにも積極的に取り組み、自治体にも大きく働き掛ける。
日本の、そして世界の美術業界を、裏側から垣間見る面白さもある。
展覧会タイトルの重要性など、観客視点からの説得力に膝を打った。
元・資生堂社長で東京都写真美術館館長となった福原義春氏との特別対談も注目。
異業種畑のトップ会談といった趣で、この手の内部革新が進めば、一利用者にとって益々楽しめる美術館が生まれるかもしれないと期待させてくれる。 -
兵庫県立美術館の集客作戦、人を集める展覧会の作り方、美術館館長の仕事を紹介。オークションビジネス経験、世界の魅力的な美術館、美術館と教育論についても述べる。
ぶらっと行ってもいつでも楽しめる場所、いいですねー。すぐ周りには何もない感がなくもないですが、静かで落ち着いてて、それはそれでよいかもしれないし。 -
20141201
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金沢21世紀美術館の館長として結果を残し、オークション会社を経て神戸の美術館館長になった著者。よく知らなかったですけど、すごいですね。
そして美術館はけっこう好きなので(旅先で行くくらいですが)こういうプロがオススメのところ入ってみたいなと思う。
ただ、集客力革命というタイトルにはちょっと違和感。そんなに目新しい話でもないし、美術館だからできることで他業種では応用できないようなことも多い。
美術館好きが読む本としては秀作だが、ビジネス書としては不十分ですね。 -
金沢21美術館長→兵庫県立美術館に移ってたんか
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ご近所さんなので
興味深かったし、参考にはなったけど
正直タイトルほどでは…。
でもムスメを連れて行こうと思った時点で
負けですなw -
美術館は著名な建築家によることが話題になる。
著者プロフィール
蓑豊の作品





