- 本 ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102268
作品紹介・あらすじ
日本人が何より好きな白いご飯。震災後の今、目指すは自給自足生活。 とにかく一度作ってみようと、楽しくも過酷な米作り体験をつづったエッセイ(原田マハ)+コミック(みづき水脈)。
感想・レビュー・書評
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ラブコメディーではなくて、LOVE米!
2011年の東日本大震災、
ちょうどその頃、農業新聞の連載を書くことに。
そして、自らお米を作る、という発想に!
「生きるぼくら」は
実際に自然農法で米作りをした経験から書かれたんだと、改めて文章の細かい描写に感銘した。
KM(米)用語も道具も何一つ知らないど素人の面々が、大変な思いをして、苗を作り、田植えをして、収穫をする、すごい体験をしている。
マハさんの御主人や、みづきさんの御主人の、
ほんわか暖かいラブコメディーも楽しめた。
そして、自分自身、LOVE米!
最後の晩餐は、炊きたてのご飯の塩むすび!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おコメをつくる話。フィクション。読みやすかった。東日本大震災の前におコメを作ることになった原田さんとみづきさんとみっちゃん。不思議なご縁だったんだ。。。
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原田マハさんが、『生きるぼくら』連載のために取材をかねて体験した米作りを、前半をマハさんが文章で、、後半をみづきさんがマンガでルポしています。農薬をまかない、耕さない田んぼでの米作り体験。田植えや稲刈りだけでなく、草取りなどにも、何回も東京~長野を往復しなければならない。思っていたより相当ハード。でも、できあがったお米の味は・・・。
マハさんの文章を、みづきさんのマンガがわかりやすくフォローしてくれて、たいへんわかりやすいルポになっています。お米を食べてる人は、知ってほしい。 -
ラブコメって、ラブコメティの話かと思って借りたら(原田マハさんだったし)
love米の話でした。
農家の話を書くために本当にお米を作っちゃったのがすごい。
それに、自然農法で読んでいて、ほほーと思うこともたくさんだった。
半分は、みづきさんのコミックなので、読みやすかった。 -
生きる僕らの米作りがリアルだったけど、本当に米作りされてたんですね。
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わたしは米が好きだ。ご飯が好きだ。一日一度も米を口にしないと一日が終わらない気がするほど好きなのに、今、炭水化物ダイエットを実施中の家族につられて米を口にする機会が減ってきている。この本を手にとったのはそういう飢餓状態におちいっているのかもしれない。お米さえあれば、生きていける!と思っているのにお米がどういうふうにできるのかよく知らない。種もみ選別、もみがら燻炭、畦塗り、稲刈り、脱穀。文章だけでなく巻末はマンガになっているのでわかりやすかった。
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お米作りに初挑戦した、原田マハさん、漫画家のみずき水脈さんの記録!
楽しさも苦しさも、内在。
コメ作りの重要な点が満載。
日本人の大事なお米。
日本中の人たちが挑戦したらいいのではないかと思った。
コメ作りという地味な仕事も、こんな風に描かれると、本当に魅力的。
みっちゃん、ノブさん最高!
原田マハさんの総理の夫の日和さんの原型はノブさん?! -
自分のお米を自分で作ってみたくなります。
農作業への印象が“そうそう、ゼルダだよね〜あるある!”と思わず共感。
自然農のお米作りしてみたいです、体力の落ちる前に。
著者プロフィール
原田マハの作品





