- 本 ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102312
作品紹介・あらすじ
浅見光彦は本人が知らない間に企画された34歳の誕生日パーティに際し、ドイツ出身の美人バイオリニストに頼まれともに丹波篠山へ赴く。祖母が託した「遺譜」はどこにあるのか――!? 史上最大スケールの難事件!
感想・レビュー・書評
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プロローグ
1994年オーストリアのトプリッツ湖に日本人の死体が浮かんだ。
事件性が浮上し、日本から浅見陽一郎が派遣されて来る。
しかし、政治的判断で捜査は中止…。
浅見光彦が知らない所で決められていた34歳の誕生パーティ
そこに集まったかつての事件のヒロイン達
発起人の一人本沢千恵子により、ドイツ人の美しいヴァイオリニスト
アリシア・ライヘンバッハを紹介される。
二人が丹波篠山で行われる音楽祭に出演する際、ボディガードを頼みたいと言う。
アリシアは祖母に『イウヴェ』という男に託されたフルトヴェングラーの楽譜を
受け取って来るようにと言われていた。
一度は、断る光彦
しかし、刑事局長の兄からの特命もあり二人と伴に丹波篠山に赴く事になる。
丹波篠山に楽譜を所有している人物が居る。
調べた結果今宮神社の宮司をしている忌部とわかる。
忌部は96歳戦時中特務機関に属していた。
特務機関の贋札によって得た隠匿物資…。
忌部とライヘンバッハの70年前の重大な盟約
必ず後を継ぐ人間に伝わる…。
いずれ光彦に託す。
日本の将来を託す。
永遠の33歳の光彦さんが34歳に…最後だから?
特別な情感を残して別れた佐和ちゃんとの再会…結婚もあるの…?
今宮神社で殺害された男性と同じ頃神戸で殺害された女性
5年前今宮神社で事故死とされた男性…共通は川崎市登戸
戦前から脈々と続く謀略
旧日本軍の特務機関やナチス・ドイツなど歴史的背景が絡み
にかく、壮大なスケールで展開する。
ヒトラーとフルトヴェングラーの楽譜がどの様に繋がっているのか?
何故70年後なのか?
光彦に託す…日本の将来をも託す…それが、最後の事件に繋がるのか?
下巻が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
浅見光彦は、本人が知らない間に企画された34歳の誕生日パーティに際し、ドイツ人ヴァイオリニスト、アリシアに頼まれ共に丹波篠山へ赴く。アリシアは祖母に、彼の地で男に託された楽譜を預かってくるように言われていた。。
浅見光彦シリーズを読むのは10年ぶり以上かもしれない。しばらく読まなかったのは本筋より観光案内とグルメ描写が多くて嫌気がさしたためだが、「最後の事件」とあるから読んでみた。でも印象は全く以前と変わらなかった。ただ読み始めた以上、続きが気になるから下巻も読むことにする。
(C) -
最初の日本人が湖畔で水死体で発見された事件から舞台は日本に移りヒトラーの時代まで遡っていく。水死体の事を忘れたぐらい壮大で動きの激しいストーリーだ。最後にふさわしいのか??テレビの浅見光彦の方が好きだと思うのは光彦役はみなカッコいいからか??TAKAHIROはあんまり光彦というキャラじゃない気もしたが。。テレビで観る光彦はお決まりのワンシーンとそのバレた時の照れ顔や仕草は一様にドキンとなるのでどんどん放映してほしい。本の内容にはふれてないがこれからもこんな感じで思った事も書いていこうと思う。
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内容(「BOOK」データベースより)
浅見家に届いた一通の手紙。それは、本人が知らない間に企画された、浅見光彦34歳の誕生日パーティの案内状だった。発起人の一人、本沢千恵子は美貌のドイツ人ヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハを伴い浅見家を訪れる。丹波篠山で町をあげて行われる音楽イベント「シューベルティアーデ」に二人が出演する際に、ボディガードを頼みたいというのだ。アリシアは祖母に、彼の地で「インヴェ」という男に託された楽譜を預かってくるようにと言われていた。一度は断る浅見だが、刑事局長の兄、陽一郎からの特命もあり、現地に赴くことになる―。賢兄愚弟の典型、浅見家に育った次男の光彦を過去の盟約が追い詰める!軽井沢、丹波篠山、ヨーロッパを舞台に史上最大級の謎の連鎖の幕が開く。国民的名探偵が迎える衝撃のラスト。
令和4年4月3日~6日 -
上巻は不思議な感じ。なんで浅見の誕生日パーティーなんてやるのだろう。
それにヨーロッパから西日本から縦横無尽に飛び回る浅見。兄からの依頼、とこれまでになく広がるストーリー。
下巻に続く。 -
最後すっきりしたかった。
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ついに浅見さんも34歳に…!ドイツも関わって下巻に続く。
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浅見家に届いた一通の手紙。それは、本人が知らない間に企画された、浅見光彦34歳の誕生日パーティの案内状だった。発起人の一人、本沢千恵子は美貌のドイツ人ヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハを伴い浅見家を訪れる。丹波篠山で町をあげて行われる音楽イベント「シューベルティアーデ」に二人が出演する際に、ボディガードを頼みたいというのだ。アリシアは祖母に、彼の地で「インヴェ」という男に託された楽譜を預かってくるようにと言われていた。一度は断る浅見だが、刑事局長の兄、陽一郎からの特命もあり、現地に赴くことになる―。賢兄愚弟の典型、浅見家に育った次男の光彦を過去の盟約が追い詰める!軽井沢、丹波篠山、ヨーロッパを舞台に史上最大級の謎の連鎖の幕が開く。国民的名探偵が迎える衝撃のラスト。
著者プロフィール
内田康夫の作品





