こころ 三十一番目の生徒 (カドカワ銀のさじシリーズ)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.24
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本棚登録 : 42
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102343

作品紹介・あらすじ

大学を卒業し、母校に新任高校教師として赴任してきた双葉絆。入学式で、ひとなつこい新入生の二宮さくらに出会う。初めての授業、初めてのクラス、緊張の日々は瞬く間に過ぎていくが、ある日、教室で親しげに声を掛けてきた生徒を見て、絆は仰天する。他のクラスにいたはずのさくらが、自分のクラスにいる。(そんなはずはない!もう十遍も出席を取ってきたのに)出席簿を見直すと、浅波流生という見知らぬ生徒まで増えていた。三十人のクラスが三十一人に増えている?一体、なぜ?待望の続編、ついに登場。

感想・レビュー・書評

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  • 娘に薦められて読んだ。

    続編だったことを知らずに読んだので、途中からの急展開にちょっとついていけなかったが、楽しく読めた。
    前作も読んでみたい。

  • 「こころ 不思議な転校生」の続編で8年後、双葉絆が母校に新任高校教師として赴任してきたところから始まる。
    絆が受け持つクラスで起こる不可解な事柄。
    眉村卓の「なぞの転校生」に少し似ている。
    面白かった。
    (図書館)

  • 読むべきっていうことで読んでる。
    もっと前なら、楽しんでいたかも。
    時をかける少女みたい。

  • 高校を舞台にした、新任の先生視点で進む物語。最初のうちは謎をはらみながも淡々とした筆致でクラスとの軋轢を描いているので少々焦れてくるが、後半は一転してSFチックに。400年後の人間と交流があるとか、人工的に作られた超能力者とか、そそられる材料がいっぱい。ただ、駆け足で面白い部分が通りすぎてしまった感があるので、それをがっつり味わおうと思ったら前作のほうがいいみたいだ。(これは続き物の2作目)

  • 一作目はいきなりSF?という感覚があったが
    今回はその下地があったので落ち着いて読めた。
    子供向けにはこのくらいのSFが馴染むのに丁度いいんじゃないかな。
    アニメなどで抵抗はないだろうけど、文章はまた違う感触だから。
    あんまりシュールだとSFファンにはなってくれないだろうし(^^ゞ

  • こころ 2作目。

    1作目で中学生だった主人公:双葉絆が、
    新米高校教師に成長。

    絆がどんな大人になったんだろう?
    →生徒想いのよい先生でした。

    1作目の醍醐味である、こころの抱えている
    背景や設定が既に明らかになっている為、
    2作目はなんとなーくオチが読めてしまった・・・。残念。

  • すっかり前作を忘れてしまっていて、突然現れたVOICEに驚く…。
    結局なんなんやー、と思いつつ、続きが出たらまた読むのであろう。

  • こころ 2作目
    薄ら寒さを感じながら読みすすみましたが
    ラストはあたたかくて良かったかな

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著者プロフィール

1974年東京生まれ、女性。1997年青山学院理工学部物理学科を首席で卒業後、某通信会社に入社。現在に至るまでERPシステム開発、グローバルネットワーク設計、CTI/CRMシステムの開発などを手がける。2002年2月、ProjectSEVENの連載をインターネット上でスタート。多くの読者の支持を得て、出版デビュー。その後「WEB探偵 昴」を出版。

「2007年 『Project SEVEN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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