白球の約束 高校野球監督になったプロ野球選手たち
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月30日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102350
作品紹介・あらすじ
甲子園に再起を誓う男たちの燃える鼓動。豊穣なるスポーツノンフィクション。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
野球を楽しむ、甲子園はあくまでも結果と言い切る佐野心の考え方に好感が持てた。一方で元プロだからこそ学校からは甲子園を当たり前のように期待され、それに応えねばならないというプレッシャーも切々と感じる。 スポーツが人を魅了するのは、ただ楽しむことに意味があるからではないだろうか。そこに学校や監督の利益を優先させては、子どもたちもやりづらいだろうなぁとただ同情する。まぁ、そんなにやわくてはスポーツなどできないのかもしれないが。
高校生からおすすめ。 -
インタビューを受けた六人それぞれの幅はあるのですが
いかにもな体育会系的な感覚が受け入れづらかったです。
管理する為に全員の携帯を解約させたり校則違反したものを引きずり回して怒鳴りつけたり、
部を辞めた生徒にきつい言葉を投げつけたり。
締めつけが厳しい割にはイジメ、暴力があるのに気付いておらず
表沙汰になった時に処分された先生方に同情的に書かれています。
どの先生も、より野球を好きになって自主性を持って欲しいと言っているのですがそのやり方で?と疑問に思ってしまいます。
後原富氏は年数もあるのでしょうが教育者だなと思いました。 -
大学の先輩の酒井さんのページを真っ先に読みたくて、読み始めましたが、どの監督も面白かった。そして、『人間教育』が一番大事だとは興味深いです。
-
プロ野球選手を辞め、多くの苦労をして、高校野球の監督を務める(た)6人の男たちの物語。大越基のことは知っていたが、残りの人たちのことは全く知らなかった。