サンブンノイチ

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.42
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本棚登録 : 171
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102657

作品紹介・あらすじ

人生の一発逆転を賭けた銀行強盗に成功、営業前のキャバクラハニーバニーに駆け込む3人の小悪党がいた。この店の店長のシュウ、ボーイのコジ、常連の健さん。手に入れた数億円もの大金は、ココで3分の1ずつ分け合う…はずだった。取り分を増やすため、かけ引きと騙し合いを始める3人。だが、その金を狙っているのは彼らだけではなかった。ハニーバニーのオーナーで、悪魔のように凶悪な男・破魔翔。裏世界で暗躍する伝説的金貸し・渋柿多見子、通称"川崎の魔女"-。果たして大金は誰の手に!?裏切り・逆転・衝撃の連続、予測不能のノンストップ・エンタテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • ドキドキハラハラと笑い登場人物がユニーク
    読んでいる時は夢中になるけど
    読了後に全体図を考えると少し無理があるような…

    映画見てみたくなりました♪

  • キャバクラ『ハニーバニー』の店長、シュウ。ボーイのコジ。そして常連客の健さん。負け犬だった三人は人生の逆転を狙って銀行強盗を計画する。分け前はもちろん三等分。しかし、その大金を虎視眈々と狙う影が彼らに忍び寄っていた。騙し騙されの頭脳戦。まるでシーソーのように形勢は逆転し、最後に勝利の女神に愛されるのは果たして――
    なかなかのエンターテイメント。ストーリーのテンポが良く、ページをめくるたびに状況が二転三転するものだから一気に読み終えてしまいました。川崎の魔女こわいです。

    そして品川ヒロシによる映画化。キャストを見る限りなかなかの適役。もし品川が自分でこの作品を発掘してきたのだったら大したものです。

    ちなみにこのステキな装丁はワカマツカオリさん。

  • 人生の崖っぷちに立たされた男たちが、一発逆転を目論み銀行強盗に打って出た。ハプニングはあったものの、なんとか金を奪い銀行から逃走することに成功する。しかし、三分の一に山分けする直前、一人が一人に裏切りを提案して。。。怒涛の裏切り合い。誰が仲間で、誰が黒幕なのか。

    タランティーノやガイリッチーが大好きだという作者の思いが、ところどころで漂ってきます。王道のコンゲーム小説でした。

  • ★★★
    今月12冊目
    銀行強盗の現在と1週間前の交差。
    この人の作品はとにかく展開が激しくて裏の裏の裏の裏の、、かきすぎて疲れる。

  • 事件1週間前からの経過と事件後の現在が次々入れ替わり、それぞれが短編のようであることから非常に読みやすかったです。中盤以降もドンドン盛り上がり着地点をいい意味で裏切りながら いつの間にか引き込まれるようなエンターテイメント本でした。本書から学ぶべきことはないですが、ただただ楽しみたいならオススメです!

  • 弟に借りて。

    うーん…
    終わり方はまぁ好きだったけど、途中がな…

    ワカマツカオリさんの絵からは想像できない残虐な表現が多かった。
    こういうのはあんまり好きじゃないから合わなかったかな。

    誰の味方にもなりたくない感じで、共感できるようなところもなかったからかな。

  • 銀行強盗で大金を得た3人の数奇な運命。

    1キャバクラ・ハニーバニー -午後三時三十三分
    2ケツアゴタランチノ -銀行強盗の一週間前
    3キャバクラ・ハニーバニー -午後四時二分
    4串カツ屋・とらぼる太 -銀行強盗の六日前
    5キャバクラ・ハニーバニー -午後四時二十六分
    6ラブホテル・パンプキン -銀行強盗の五日前
    7キャバクラ・ハニーバニー -午後四時五十九分
    8裏カジノ・ベガ -銀行強盗四日前
    9キャバクラ・ハニーバニー -午後五時十七分
    10BAR・金時計 -銀行強盗の三日前
    11キャバクラ・ハニーバニー -午後五時三十四分
    12昭和駅のバニラコーク -銀行強盗二日前
    13キャバクラ・ハニーバニー -午後六時四分
    14ソープランド・ミスターピンク -銀行強盗一日前
    15キャバクラ・ハニーバニー -午後六時二十三分
    16ハーヴェイ鶴見301号室 -銀行強盗の六時間前
    17ハニーバニーの鑑賞部屋 -午後七時三分
    18車の中アル・グリーン -銀行強盗の三時間前
    19駐車場のライク・ア・ヴァージン 午後七時四十七分
    20ハーヴェイ鶴見301号室 -銀行強盗の一時間前
    21キャバクラ・ハニーバニー -午後八時三分
    22居酒屋・真一 -銀行強盗の三十分前
    23キャバクラ・ハニーバニー -午後八時十九分
    24三杯のバニラコーク -銀行強盗の一週間後
    25ハニーバニーには存在しないもの -その五分後

    銀行強盗で大金を手にしたキャバクラ・ハニーバニーの店長・シュウ、ボーイのコジ、常連客で焼肉チェーン社長の健さん。

    犯行後、逃げ込んだハニーバニーで金の分配をめぐって争いに。
    三つ巴に騙し、宥め、欺きながら金への執着心を燃やす三人。

    しかしその裏では大金を狙うキャバクラオーナーの破魔翔、高利貸しの魔女・渋柿多見子が暗躍する。

    果たして、大金は誰の手に!?


    展開が目まぐるしく変化し、怒涛のスピード感。

  • 話のテンポが抜群で、サクサク読めた。物語りが終わってもちょっとしたドキドキを残しているので、いい終わり方だと思った。

  • 様々な思惑を持つ人たちが三人の銀行強盗を見守る話。
    辛勝なところがいい。

  • 舞台は川崎にある雑居ビルに入っているキャバクラ、「ハニーバニー」。開店前の店内で、銀行強盗を仕出かした三人の男たちが追い詰められた様子で相談するところから物語ははじまる。
    回想シーンを除くとほとんどこの狭いビルの中だけで描かれている物語なのに、まさにめくるめくといったスピードで展開し、ストーリーは二転三転する。
    なんか芝居にしたら面白そう。

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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