- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102787
作品紹介・あらすじ
捨てられても飢えても傷つけられても命ある限りくじけない。多摩川に棲む猫たちの現実を知って欲しい。四半世紀にわたって撮り続けられた、壮絶ないのちの記録。
感想・レビュー・書評
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11月新着
猫好き犬好きとしては、本書を読むのはツライのである。開くだけでも胸がつぶれそうである。そう思う方は多いだろう。そういった方に本書をお買い求めいただくのは難しいだろう。その意味でも、これは図書館に置かなくては、それもこれから獣医になろうという学生のいる図書館にー。
人間だって、生きるのはツライ。きびしい。でも、誰かを虐待してもいいことにはならない筈だと思う。本書を編集した方々の思いが少しでも届けばいいなと願わずにいられない。 -
小西修の 多摩川猫物語 を読んだ。内容は衝撃的でした。
人間の勝手で捨てられた猫を、リード外して犬に追わせる等、信じられん内容が書かれていて暗澹な気持ちになった。 -
猫を飼いたい、と思っている人は見るべき。
動物好きとして、色々考える事があるんですが、本当に動物は強いと思う。野良猫を見て、可哀想だと思うことは彼らにとっては侮辱なのではないか、と度々思うわけです。片手が駄目になってしまっている野良猫が親戚の家の周辺にいるのですが、普通に屋根の上にいたりする。
そういった猫を捕まえて病院に連れていったり、そういうのは人間の自己満足なのだろうか……と、我が家でのびのびしている、保護した猫達を見つつ色々と考えてしまう。それに拍車をかける写真集です。見る為のものというより、考える為のものだと思うのでその他カテゴリーで。