「善人」のやめ方 (oneテーマ21)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年7月10日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102831
作品紹介・あらすじ
「世間」は嘘いつわりである、「世間」が敷いたレールの上を走る日本人、人生の危機に直面したときは、もう手遅れ、奴隷根性の日本人、死に物狂いになってはだめだ、善人になる義務はない。怠けて生きて何が悪い!?モームと仏教で学ぶ本当の生き方。
感想・レビュー・書評
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「絆」っていう言葉の気持ち悪さね。
誰とも強くつるまずにフラッと生きていたいと思っているから、改めてその言葉の気持ち悪さがわかったような気がしました。
自分の「あーなりたい」や「こーなりたい」ということが、本当に自分がそう思っているかどうか。本当は「あー見られたい」や「こー見られたい」じゃないのかじゃないのか。
自分の思うがままに生きるっていうのは簡単そうに見えて難しいんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生をのんびり、ゆったり生きる。
自分を大事にする。 -
悪人正機説 世界で一番有名な犯罪者はキリスト
イエスは悪人でしょうか?
善人、偽善者
異常、正常 数が多いのが正常とされる、
少数異常、価値異常、虫歯
モーム 人間の絆 善人になろうとすれば人生がしんどくなる、善人というのは偽善者、事前社であることを辞める、
人生に意味はない、人生に目的はない、人生に意義はない、 有意義な人生、自由に生きる、
人は生まれ、苦しみ、そして死ぬ、 空
人生には失敗もなければ成功もない、
絆 連帯、束縛、しがらみ、世間の奴隷、評判、善悪の判断、イエスの評価、世間は嘘偽り、 -
真面目に生きない、良い子にならない、自分の物差しで測る、「人生の危機」と「生活の危機」を混同しない・・・よく言われる脱・常識論ではある。ただし、その気付きの源泉をサマセット・モームに求め、説得の根拠として仏教を引き合いにしているのが独創的。モームを読みたくなってしまうのは、著者の策略にまんまとハマっているのだろう・・・
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いい本です。
昨今の「日本教からの洗脳」から開放される感じがします。 -
人生はあなたのものだ。周りの眼など気にするな。やりたいことをとことんやれ!社会の評価、見方が正しいとは限らない。そんなのは常に時代と共に変化していく。踊らされるな自ら踊れ!…的な感じだな。
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偽善はやめようという話なんだけど、
だいたい他の本と同じ内容でした。
あとはモームの紹介本といった感じ。 -
東日本大震災に書かれた本です。世間と自分との関わりを、ひろさちやさん流の開きなりで説かれています。気持ちが楽になる内容です。
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義兄さんの本棚から二冊目。以降は本からの引用です//「生活の危機」「人生の危機」とは自分が何のために生きるのかがわからなくなった時。本当は自分のための人生。人生は空だ。of human bondage 生活の苦労が増えたからといって人生の価値がへるわけではありません。世間虚仮。世間という怪物と戦う武器。仏に近づいて行くのが「方便」。目的地を設定しない。旅は道中に意義がある。自分が悪人であることを自覚しなさい。善人でいられるだけの因縁に恵まれている。
著者プロフィール
ひろさちやの作品






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