- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102923
作品紹介・あらすじ
SMバーでM嬢として働くミチは、偶然再会した幼なじみ・タミーから《地獄へ堕ちよう》というWebサイトを教えられる。サイトに登録し、指定された相手を殺害すると報酬が与えられるというのだが……。
感想・レビュー・書評
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私には面白かったけどな
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私には面白くなかった
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もうグロすぎて痛くて、内容がよくわからない。
でも、興奮するし何故だか納得してしまう。
こんなタブーを書いてしまう作者には脱帽。
言葉は本当の意味として、相互理解できないのかもしれない。でも痛みは人間の究極の共通意識かもしれない。
だから、人と人とのつながりを築くために苦痛を介するコミュニケーションがSMなのかもしれない。
人はランニングなど究極に疲れるとランニングハイになり脳内麻薬が出るし、辛いもの食べても出るので何度も繰り返す。痛みを得るとそれに対抗するために脳内麻薬が出て、気持ちよくなるのかもしれない。
僕はやろうとは思わないが、SMのことが少し理解できたかもしれない。 -
だらだらとSMバーで働くミチが幼馴染と再会。彼は「地獄へ堕ちよう」という闇サイトにアップされた自分が殺したという人物の死体写真を見せる。そのサイトと幼馴染の真意が気になっていたある日、ミチの同僚の無残な死体写真がアップされる。これがきっかけで、サイトの本当の目的を探り始めていくと・・・。あくまで普通の範囲内の壊れっぷりだったミチがより壊れた人物に会っていくうちに取り返しがつかない事になっていく展開が読めず。痛いグロい描写が多めで読むのちょっとしんどい。でも最後は一応謎に説明ついたのでまずまず。
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SMバーのM嬢としてばかな振りをして働く、死にたいが内心の口癖で心療内科の薬が手放せないミチと、再会した幼馴染男子や同僚、自殺サイトと殺人。滑らかに描かれる拷問が痛くて、でも読み進められなくなる程ではなく、軽妙な展開と語り口が心地好くとても引き込まれる。表紙とは裏腹なビビッドな女の子達。どこか可愛い。
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友人の死の謎を追う主人公のミチ。“地獄へ墜ちよう”という不気味なサイトは一体何なのか?
SMバーでバイトする薬物&アルコール依存性のヒロイン、再会した幼なじみは殺人者。
親しくなった女友達は美しい身体に惜し気もなく全身刺青&ボディピアスに人体改造中…
よくぞここまで、と徹底したアンダーグラウンドの世界観。ご縁の無い世界を覗き見した気分。
著者プロフィール
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