犯罪者 クリミナル 下

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.15
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本棚登録 : 226
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102961

作品紹介・あらすじ

隠された巨大企業グループの残忍な罪業。浮かび上がる一人の男の驚くべき犯罪計画。そして、謎を追う三人が犠牲者を救済するために一発逆転をかけて臨む、メディアと警察を駆使した奇策とは!?真の勇気と正義を問う、感動のノンストップ・エンタテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • こういうエンタメ小説は感想が書きにくい。
    めっちゃ面白かった、としか言えなくて。

    ここで若者は「語彙力」なんて言っちゃうのか。

    乳幼児を襲う奇病、保育園に配られた食品サンプル、
    大手食品会社と政治家の癒着
    白日の通り魔殺人事件。
    結びつかないと思われている点を結び付けていく人達。

    手に汗握りました。

    映像を見ているようで、
    というか映像に起こすために書いたみたいな感じで、
    気持ちよく裏をかかれたり、
    ヒヤヒヤしながら逃げたりした。

    闇に葬られそうになったことが
    明るみにでることによって
    さらに戦わなくてはならないけれど、
    それでも、よかったと思う。

    小さな未来が見える生活はきっと明るい。

    「天上の藁」のチーム誕生。

  • 「ありがとよ、坊主」
    あの朝あの男が遺した予言めいた言葉が、最後の最後で胸を打つ。

    世の中に蔓延るどうしようもない理不尽に立ち向かう男達により、ばらばらに散らばったパズルのピースが揃っていく爽快さ。
    罠を仕掛け、追い込み…と思ったら逆に追い込まれ、どんでん返しに次ぐどんでん返しにハラハラし、この先どうなるのか予想のつかない面白さ。
    遺された一人一人の悲しみが丁寧に綴られる遣りきれない気持ち。
    膨大な頁数の中に色々な要素がぎゅっと詰まった読み応えのある物語だった。
    今後も息の合った3人の活躍に期待したい!

  • 企業と政治家の結びつき。
    緻密な犯罪計画と周到な行動での事件解明。
    今、隣で起こっているような事件の連続。
    終始ハラハラドキドキで一気に読み上げた。
    ここまで描ける日本人作家はなかなかいないと思う。

  • 2018.5.7

  • 上巻からどういう展開かとかなり期待したが、少し強引というか、上手く行き過ぎかな?と感じてしまった。
    「天上の葦」を先に読んでいたので、少し読み劣りがする感じは否めないような…。しかし、 シリーズへの期待は高まるばかり。

  • これでもかっ!ってぐらい見せ場が続く。よくもまぁこんだけ山場を作ったもんだ。おかげで最後までワクワクが止まらない。それでいて少しもごちゃついてなく、登場人物が時折見せるユーモアも良い。傑作だ。

  •  後半は少し失速でしょうか。

  • 2018/01/24 読了。

    図書館から。

    よかった。

    すべて完全懲悪とはいかなかったけれども、
    スタートラインに。

    たくさんの登場人物の
    それぞれの行動に「あー‼」となりながら、
    伏線が収束されていく感覚はたまらないですね。

    社会の闇って怖い。

  • 天上の葦を読もう思ったらシリーズ物と知り、まずは第1弾作品から。上巻はもう冒頭からスピード感があり一気読み必須!下巻は少し長い気もしたが大満足の終わり方。即座に映像が浮かびあがる文章、さすがは脚本家さん。主要人物3人も魅力的。早く次読まなくちゃ!

  • 2017/12/26

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プロフィール

香川県生まれ。1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている。2012年、本作『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補となる。17年には3作目『天上の葦』を刊行。

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